NTTドコモが5月15日に2013年夏モデルを発表した。今回発表されたのは、スマートフォン10機種、タブレット1機種の新製品に加え、2機種のフィーチャーフォンに新色を追加、といった内容。従来に比べてラインナップを絞ったことに加え、「ツートップ」(加藤薫社長)として、特にフラグシップ2機種をアピールする販売施策を打ち出した。

「ツートップ」の2機種(中央)を中心とした夏モデルラインナップ

加藤薫社長

「ツートップ」をお勧め

「ツートップ」として扱われるのは、「GALAXY S4 SC-04E」と「Xperia A SO-04E」の2機種。ともにグローバルで発表済みのモデルで、GALAXY S4は5インチフルHDの有機ELディスプレイを搭載し、1.9GHz駆動のクアッドコアプロセッサ(APQ8064T)を採用する。Xperia Aは、「Xperia ZR」として発表されていたモデルのドコモ版で、4.6インチHD液晶を搭載し、1.5GHz駆動のクアッドコアプロセッサ(APQ8046)を採用している。

GALAXY S4(左)とXperia A

加藤社長は、「この夏、自信を持ってお勧めする、ドコモの顔とも言える2機種」とアピール。GALAXY S4は、充実したスペックに加えて、撮影と同時に音声を残す「サウンド&ショット」、連写合成によってカメラ内に写り込んでしまった動きのある人物などの余計なものを消す「消しゴムモード」などのカメラ機能を搭載。

GALAXY S4

さらに国内モデルのみ、Blue Arcticカラーのモデルも用意。Xiやおサイフケータイ、ワンセグといった機能もサポートしている。「多彩な機能でワクワクする使い方ができる」と加藤社長は説明する。

Xperia Aは、既存モデルの「Xperia Z」の下位モデルに位置するが、直線を基調にしたXperia Zに比べて背面がラウンドフォルムになり、手のひらにフィットしやすい形状になっている。5インチフルHD液晶から4.6インチHD液晶になったため、よりコンパクトになったことで、加藤社長は、「Xperia Zのデザイン性と機能はそのままに、持ちやすいサイズとフォルムを実現した」とアピールする。

Xperia A

この2機種をツートップとして位置づけ、ドコモは特別価格で提供する。とは言っても、24カ月の利用を前提に利用料金を割り引く月々サポートとキャンペーンの組み合わせによって、見かけ上の端末価格を下げるやり方で、逆に他機種の月々サポートは相対的に低く設定され、実質価格に差がつくことになる。

ツートップをアピールする加藤社長

例えばXperia Aは、端末価格78,120円に対して月々サポートを2,205円×24回で設定しており、実質価格は25,200円。これに従来のフィーチャーフォン(ドコモケータイ)利用者に対する「初めてスマホ割」で10,080円引きに、10年以上のドコモユーザーに対する「ありがとう10年スマホ割」によってさらに10,080円引きになり、実質価格が5,040円になる。いずれの割引にも当てはまらない場合は、実質価格は25,200円となる。

GALAXY S4の場合、端末価格は83,160円、月々サポートは1,995円×24回で、実質価格は35,280円。2種類の「スマホ割」を適用すると実質価格は15,120円になる。あくまで実質価格のため、毎月の利用料から月々サポート分が割り引かれ、端末代金自体は全額支払いを行う。