Googleは米国時間5月6日、「iOS」版「Gmail」をアップデートして驚きの新機能を追加した。メール内のリンクを、対応するGoogleアプリケーションで直接開く機能だ(当該アプリをインストール済みの場合)。
「YouTube」や「Google Maps」、あるいは通常のURLへのリンクをタップすると、「Safari」ではなくインストール済みのGoogleアプリでリンクを開く。したがって、Gmailに記載されたYouTubeへのリンクはYouTubeアプリで開き、位置情報へのリンクはGoogle Mapsで開き、通常のURLは「Google Chrome」で開く。
Googleにとってこれは大きな勝利だ。他のサードパーティーのiOSアプリ開発業者や多くのiOS搭載端末ユーザーと同様に、Googleはこれまで、ユーザーがサードパーティーのブラウザをデフォルトのアプリに選択した場合でも、Appleはリンクをそれらのブラウザで開かせないようにしていると不満を表明してきた。
今回のアップデートでは、ユーザーがGmailの設定を通じてこの機能を無効にできる選択肢も残している。Googleが今回の変更を許可されたのは、それが理由かもしれない。
そのほかiOS版Gmailの細かな変更点として、複数のGmailアカウントを使っているユーザーはアカウント1件ごとにログアウトできるようになり、すべてのアカウントから一度にログアウトさせられることがなくなった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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