ハゲ・デブ割引スタート! 大阪・北新地の焼肉店“鶴兆”

access_time create folderエンタメ
ハゲ・デブ割引スタート! 大阪・北新地の焼肉店“鶴兆”

「ハゲに光りを! デブに希望を!」

衝撃的なキャッチコピーだが、大阪・北新地の焼肉店“炭火焼肉 鶴兆”が『人間クーポン』と称するキャンペーンを実施する。ハゲの方、デブの方、一人の方にそれぞれ割り引きを適用し、組み合わせれば最大30%の割引になるというものだ。以前にもソフトバンクの孫正義社長がパケホーダイならぬ“ハゲホーダイ”を導入するかもという面白騒動があったが、こちらは本気。非常に大阪らしいユニークな企画だが、果たしてどのような過程で生まれ、どのように運用されるのだろうか? 今回のキャンペーンに参画したコナソンの野木さんにインタビューしてみた。

ハゲ・デブ割引スタート! 大阪・北新地の焼肉店“鶴兆”

筆者:今回はインタビューお受けいただきありがとうございます。今回のキャンペーンは非常に個性的ですが、どのような過程で今の内容に落ち着いたのでしょうか?

野木:まず鶴兆さんのほうから「PRをしたい」というご依頼がありまして。名前が「鶴兆(つるちょう)」だからまず「ツル割(ハゲの方に適用)」というのを思いついたんですよ。

筆者:いきなりすごいところに行きましたね(笑)。

野木:大阪なので少しはユーモアも許されるかなと思いまして(笑)。それで一つだけじゃ面白くないので、「ぽっちゃり割(デブの方に適用)」、「コドク割(一人の方に適用)」と三段重ねのキャンペーンに発展していきました。お一人で利用されやすいっていうのもトレンドですしね。

ハゲ・デブ割引スタート! 大阪・北新地の焼肉店“鶴兆”

筆者:大阪北新地と言えば、比較的に裕福で高年齢の方も多い街ですが、やはりお店に来られるお客さんは元々デブの方やハゲの方が多かったのでしょうか?

野木:そんなことはないですね(笑)。あくまで普段コンプレックスになりやすいことを、ポジティブに活用していただきたいという気持ちからです。特にツル割、ぽっちゃり割は対象者が一人いれば団体様でも使っていただけますので、仲間内で重宝されるということにもつながります。

筆者:店頭でのチラシ配りなどはされるのでしょうか?

野木:今のところ未定ですが、店内のポップは掲示する予定です。

筆者:ではお客様がキャンペーンを知らなかった場合、店員さんから「お客様の場合、ツル割とぽっちゃり割が適用されますが……」というようなお声掛けはされるのでしょうか?

野木:いえ、そこはあくまで自己申告ということにさせていただいてます。ポジティブに受け取っていただけない方もいらっしゃると思いますので……。

筆者:ハゲ、デブの基準は人それぞれだと思うのですが、そこらへんの線引きはガイドラインがあるのでしょうか?

野木:最終的な判断はその日の店長さんや担当の店員にまかせております。お客様からのアピールも期待してるんです。「ほら! 俺こんなにハゲてるやん?」とか「あたしぽっちゃりなの」みたいな。それを通してお店とお客様との間で、打ちとけたコミュニケーションができればいいなと思っております。

筆者:グレーゾーンの方がいらっしゃるので難しさもありますよね。仮に野木さんが対応されたとして、SMAPの中居さん、草なぎさん、あと石田純一さんなんかが「俺ハゲてるでしょ?」って申告してきたらいかがでしょう?

野木:そうですね~(笑)……いけるかもしれません。

筆者:逆に、野木さんの基準でツル割、ぽっちゃり割が適応されない芸能人といえば具体的にどなたになりますか?

野木:ツル割なら……林家ペーさんとかパパイヤ鈴木さんはダメですね。ぽっちゃり割もアンガールズ山根さんには適応されないと思います。

大阪の企業だけあって非常にノリのいいお話をいただけた。個人的にパパイヤ鈴木さんは隠れ〇〇だとは思っているが。

キャンペーン期間は2月1日から期間限定とのこと。筆者もデブでハゲの友人に同伴して人間クーポンの恩恵にあずかりたいものだ。

焼肉 鶴兆 北新地店

住   所:大阪市北区曽根崎新地1-5-14
営業 時間:平日PM5:00~AM5:00
祝日PM5:00~AM0:00
定 休 日:日曜
ウェブサイト: http://www.tsurucho.jp/

※画像は『焼肉鶴兆』ホームページ、『PRでっせ』ホームページから引用したしました

※この記事はガジェ通ウェブライターの「中将タカノリ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. ハゲ・デブ割引スタート! 大阪・北新地の焼肉店“鶴兆”
access_time create folderエンタメ
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。