本物にしか見えない、リアルな食品サンプル。今までその活躍の場は飲食店のショーウインドウに限られていたのが、近年、外国人観光客に人気のお土産として脚光を浴びているのはご存じだろう。さらに最近、東京ソラマチ(東京スカイツリー内)の「元祖食品サンプル屋」では、インテリア用品になった食品サンプルが話題を呼んでいるという。元祖食品サンプル屋の中井さんに、インテリアにおすすめの食品サンプルを伺ってみた。
■トーストスイッチカバー
左からバター、ジャム、ピーナツバターを塗ったトーストのデザイン。1口用と2口用があり、スイッチに合わせて使い分けできる。
■マグネットフック
タコウインナー、しし唐、唐辛子にマグネットがついたフック。メモを貼ったり、輪ゴムなどをかけておくのにも重宝する。
■パンケーキの小物入れ
人気のスイーツをデザインしたキュートな小物入れ。部屋にひとつ置いておけば、友人が遊びに来たときの話題のきっかけにもなりそう。
■クリップ付きカップケーキ
これまた人気のスイーツがクリップスタンドに。メモや写真をはさんで飾ればかわいさ抜群。
このほかにマグネットやステーショナリーもあり、どれも職人さんが一つひとつ手づくりしているとのこと。例えば前出のトーストカバーはパンの焼き色や、ジャムやバターの塗り具合もみんな違うのだという。よく比べて見て、自分の好みのもの、イメージに合うものを探したいものだ。
ちなみに、自宅でリアルな食品サンプルをつくれる手づくりキット『さんぷるん』なるものもあり、パフェ、ドリンク、麺類、ご飯ものなど種類も豊富にそろえている。また、店舗やショールームでは、プロと同じ材料や昔ながらの蝋を使った製法で食品サンプルをつくれるワークショップも開催しているそう。見るだけでなく、「使う」「つくる」食品サンプルを自宅で楽しむのも面白そうだ。