寒さが厳しくなる12月は、屋外だけでなく、暖房器具の使用によって屋内の湿度も低くなりがち。それに伴う喉の乾燥に違和を感じ、まずい…と思ったときには風邪の諸症状が現れるという経験をされた方も多いのではないだろうか。
風邪予防には喉の乾燥予防が重要。今回ご紹介したいのは、はちみつを使ったおすすめレシピだ。レシピを教えてくださったのは、サクラ印はちみつの生産を手掛ける加藤美蜂園本舗 横浜工場長の大矢さん。まずは、はちみつの歴史と、はちみつの持つ力について伺った。
当時はいったいどのような使われ方をしていたのだろう?
現代でも、マラソンランナーのスペシャルドリンクにはちみつがよく使われているのは、そういった理由からだそう。
ところで、はちみつの種類はさまざまだが、どのような違いがあるのだろうか。
健康によさそうなはちみつには、どんなものがあるのだろうか。
最後に、風邪予防におすすめのレシピを教えていただいた。
■ジンジャーハニーシロップ
【材料(3~4人分)】はちみつ50g、ショウガ50g
【つくり方】
1.ショウガはよく洗い、皮をむいてスライスする
2.清潔な容器(煮沸消毒する)に1のショウガを入れ、はちみつを注ぐ
3.一晩以上冷暗所(夏場は冷蔵庫で)に寝かせばできあがり
シロップは、お湯や炭酸水などで好みの濃さに割っていただく。特に喉の乾燥が気になる場合は、シロップをひと匙そのままなめると良いそうだ。喉の乾燥だけでなく、冷えも解消できるシロップの力を借りて、この冬は風邪と無縁で過ごしたい。