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藤井 繁子
2013年11月26日 (火)

木造の家づくりを大阪駅前で一挙に体験 「うめだ住まい博2013」に行ってきた

大阪・梅田のド真ん中(旧大阪中央郵便局跡)で展開する住友林業「住まい博2013」(画像提供:住友林業)
画像提供:住友林業

日本の木造住宅をリードする住友林業が、木の家の良さを一堂に展示&体験できる「住まい博」。今年の大阪会場は、なんと都心ド真ん中「大阪」駅前の西梅田スクエアで開催中。どんな様子か覗いて来ました。

駅前で1カ月間、イベントを繰り広げる新しい「住まい博」

「住まい博」は住友林業が木の家のA-Zを体験できる大型イベントとして、見本市会場など大きなホールを会場とし2日間実施してきたが、今回はじめて都心駅前で1カ月間も開催するという試み。

うめだ住まい博2013

【画像1】木建材でつくられたゲート、街行く人も関心をもって入って行く(入場無料・画像提供:住友林業)

木と共に歩む歴史は元禄時代から?!

300年あまり前、別子銅山採掘のための銅山備林事業を創業とする住友林業。日本最大の林業会社が手掛ける住宅事業の歩みを知ることができる。

うめだ住まい博2013

【画像2】住友林業の歴史を紹介するアプローチになっている

実物大の木造梁勝ちラーメン構造が大迫力で現れる

住友林業が開発したビッグフレーム構法は、日本で初めて梁勝ちラーメン構造(マンション等の構造)を木造住宅で実現したもの。自由度の高い設計でなおかつ頑丈な家を可能にする。

うめだ住まい博2013

【画像3】木造でも大規模建築や大開口のある住宅を実現できる「ビッグフレーム構法」

林業ならではの無垢床ラインナップが並ぶ

オーク、チーク、マホガニー、チェリー……さまざまな樹種の無垢床やウッドタイルが展示されている。色柄の違いは実物大で見るとよく分かる。

うめだ住まい博2013

【画像4】樹種名と建材は意外と結びつかないもの。実物を見て確かめたい

実験&体験で楽しみながら家づくりを学ぶ

住宅建築の際に、まず悩むのが木造か鉄骨系か?軸組在来工法か2X4工法、プレハブ工法か?といった構造や工法。ここでは各構造の違いとあわせて木の強さ、耐火性なども目の前で実験して見せてくれる。

うめだ住まい博2013

【画像5】木vs鉄の実験に観客も興味津々! (画像提供:住友林業)

うめだ住まい博2013

【画像6】「ハグくみコーナー」では得意の緑化(左)庭と木の遊具(右)で子どもたちに遊びを体験してもらう

見学した内容は、今まで郊外にある住宅会社の工場などへバスで行く見学会等で実施されている規模と同じもの。このようなアクセスの良い場所では見ることができなかった内容だ。サスティナブル(持続可能な)社会を目指す住友林業が環境に貢献できる木の家づくりを、より多くの人に知ってもらおうという思いが感じられた。

●住友林業「うめだ住まい博2013」
HP:http://sfc.jp/ie/cam/expo/umeda/
日時:12月1日(日)まで開催中
<平日>11:00~19:00 <土日祝>10:00~18:00
定休日:水曜日 ※雨天でも開催
場所:西梅田スクエア
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