2013年6月19日水曜日

東電会見 2013.6.19(水)10時 ~ 2号機タービン建屋付近 高濃度放射性物質検出 緊急会見

東電会見 2013.6.19(水)10時 ~ 2号機タービン建屋付近 高濃度放射性物質検出 緊急会見

■東京電力 本店会見

会見を一旦終了さた後、数分後に第二部を開いています。帰った記者も? 2回に分けて会見を行なっていますので注意。規制委員会に注目してたのでフリー村上さんの実況ツイートで初めて気がついた。orz

○緊急会見 配布資料

○まとめ

○報道


■2号機タービン建屋付近 高濃度放射性物質検出 緊急会見(第一部)10時開始



○東電石橋:
タービン建屋東側地下水調査結果について説明させてもらう。本日の会見者は原子力品質安全部長の福田さまである。よろしこ。

○東電福田:
福島第一原子力発電所におけるタービン建屋東側の地下水調査結果について http://j.mp/11NnK8O」資料に基づいて説明させてもらう。先ず、これの経緯と状況だ。

これは元々、港湾内のセシウムの海水中放射性物質濃度が一部の所で告示濃度未満に低減しない要因を、及び、その放射性物質低減対策という事で、これを検証する目的で複数の専門家からなる検討会を4月上旬に設置し、

検討してきているところだ。この検討会において、気象、海象データの精査とか、海水、地中水の濃度の測定を継続する事で、これらの経路、濃度変化の解析を検討するという中で、セシウム以外の核種測定データを蓄積する意見が出された。

# この会見でもセシウム以外の核種分析の指摘は度々でているよね。その都度、状況を知るには代表核種で十分だという説明を繰り返してきた東電。結局そうなる。セシウムが土に吸着する認識はいつからあったのか。

これを踏まえ、★★★平成24年12月に一度行った当該の大きい?といっているが、タービン建屋東側の海の護岸の近くだが、個々の地下水サンプリングを先月行ったという物だ。この結果だが、

状況の所に書いてあるようにセシウムについては、海水中の濃度より低い値になっているということで、至近では低下傾向にあるという事で、海水も低下傾向にある、ということで、この地下水の影響ではないと考えている。

この平成25年5月に採取した試料において、★★★1,2号機間の採取地点の地下水中のトリチウム濃度について、50万Bq/L という高い結果が得られた。現地点でこれについては、

★★★過去、2号機のスクリーンポンプ室の漏えいというのが、2011年4月にあったが、この時に地中等に残量したトリチウムが移行した可能性が高いと考えている。

で、ええぇぇ、実際の今のタービン建屋地下の東側の地下水におけるトリチウム濃度上昇については、平成24年12月に一度測定しているが、それに比べて一桁ほど高い状況なので、過去のフォールアウト影響の可能性は小さい。

と、あの、こういう可能性が高いと言うことで考えているが、その他の原因も合わせて検証しつつ、可能性の高い箇所について漏洩防止、土壌汚染範囲の特定を行う事を検討しているところだ。

全体の概要は以上だ。詳細は2ページ以降で説明させてもらう。東側地下水の採取位置だ。これについては、ここにあるように、上が海側、左が北側だ。左から1号、2号、3号、4号のタービンだ。

このタービン建屋の海側の所でそれぞれNo.1、2,3と3箇所の観測孔があり、グランドレベルから-16メートル程度掘削した地点で地下水を採取して測定している物だ。

で、今回高い物が見つかったのは、四角く過こっているが、1号機と2号機のちょうど間の取水口の部分だ。ちなみに過去流出が確認された場所、ここに描いてあるが、2号機であった平成23年4月2日の所が個々のポイント。

それから、3号機で5月11日にあったのが、このポイントだ。実際の測定結果は3ページに記載がある。一番左の欄が ~コゴエ ~昨年12月に測定した物であり、この時点でセシウムが低いという事で汚染の影響がないことを判断しているが。

ちなみに参考までにこの地点では、先日あったγの測定についての高いバックグラウンドで使用していたという事で、若干、このデータについては、現在の物とは信頼性において若干差があるというものだ。

# また説明が変わってる。この間の地下水分析では 「これまでは高い物ばかり測定していたから何も問題はなかった。綺麗な物を測定して初めて問題判明したんだ。」と言い訳しながら、「この間の地下水の件もあるし、当時の測定、信頼性について疑問だ」 と。国民おちょくるのも 対外にしとけよ。

その後、平成25年5月24日、31日ということで、それぞれNo.1と2,3について、個々にあるような核種測定をしている。その中で水色で囲っているが、トリチウムについては、昨年12月で29000Bq/L だ。

# トリチウムについては一切語ろうとしなかった東電。会見でもシカトし続けた。トリチウムについて自ら言葉で触れるようになったのはALPSの評価以降。今までトリチウムが訴状に上がっていたような言いブリはやめて頂きたい。

★★★これは単位はBq/L である。最近の地下貯水槽等で色々話していたのはBq/cm3ですんで。1000倍の違いがあるので、~ コゴエ~ ここは注意するんだ。えっと、海側の単位に合わせている。大きな数字が出るような形になっている。

# cc や cm3。テラ、数字の大きさによって単位を使い分けてきた東電。海水に合わせてたらでかいから注意しろとご丁寧にアドバイス。

★★★そこが平成24年12月に29,000Bq/L だったものが、平成25年 5月24日時点で500,000Bq/L。で、5月31日で460,000Bq/L と同じレベルの物があったということだ。

併せてだな。5月24日に採取した水を測定した結果だが、★★★ストロンチウム90の速報値が出ている。No.1においては、1,000Bq/L 。cc に直すと1Bq/cm3 だが、そういうレベルの物で高い物が出ているという事で、本日お知らせしているものだ。

★★★4ページにその後の測定結果として更に6月7日、6月14日ということで、順次測定している。トリチウムについては同じレベルの物がNo.1については観測されているところだ。

# 海洋放出 漁協説明会との話し。綺麗にタイミングずれましたね。滞留水と地下水の区別が付かない人たち。これからや益々説明、話しがややこしく。

で、4ページ右のところで、これからわかることは、セシウム137については低いレベルでこの海水中の濃度に影響を及ぼすレベルの物ではないだろうということだ。

ストロンチウム90については、No.1について上昇が見られるという事で、これはちょっと時間が掛かるので、今後、他の採取日についても結果を併せて評価していくことにしている。

で、5ページだ。港湾内の海水の水質との比較だ。特にオレンジの菱形マークになっているのが、1~4号機の取水口内の北側の海水だ。これのトリチウム濃度のトレンドを示したものであり、

こんなトレンドを示しているところだ。ここについては、こういう過去の変動範囲の中でいま触れているので影響は見られない状況という事だ。で、今回、このグラフの中で地下水No.1のものが黄色い四角で示しているが、

昨年12月に対して、今、150万Bq/L というところで高い所に来ている。そのたのものここに示している。ちなみに1点だけ。1,2号の護岸前面、直ぐ近くの海水もとっているが、ちょっと見にくいが、

赤いまるで示したところで、大体、(汚染された)海水と同じレベルということで、特段、凄い高いレベルに至っていない状況だ。

★★★続いて6ページ目。こちらは海水中のストロンチウム、全βの濃度の推移を示している。これについてはストロンチウム自体は取水口北側で★★★古いデータしか今んとこないんだが、

こんな形で併せて全βがオレンジ色の菱形(◆)で示されている。で、これについては、ほぼほぼ全βとストロンチウムは相間関係があるので、表されていると思うが、こんな形で変動しており、

現在のところも、一応、変動の範囲で大きな影響は見られていない状況と考えている。こんな形でトレンド評価をしている。

# いつも何ら影響は無い東電のトレンド評価。

7ページ。現状、想定される汚染の源とその移行経路だが、以下の様に考えている。この場所を考えると、過去、2号機のスクリーンポンプ室で漏えいがあり、電源ケーブル菅の管路の下部の砕石層を経由して、

ま、漏えいしていたという事で、この時の汚染水が地中に残留している可能性が高いと考えている。この際、汚染水が滞留しているトレンチについては、過去の漏えいの後に、主要なピットを閉止する作業をしている。

これ、ちょっと繰り返しになるが、このトリチウム濃度の上昇については、昨年12月から一桁以上、上がっているということで、1号機の周辺ってのは、ご存知の通り爆発の影響で比較的トリチウムの濃度が高いエリアではあるが、

これが上昇したという事は、フォールアウトの影響の可能性は小さいと考えている。このような事を考えると、平成23年4月の2号機の取水口付近の漏えいの際に、ええ。地中に浸透拡散して、地中に残留している物が、

セシウムについては土壌で吸着されるが、トリチウムは地下水によって移行してきたという経路が考えられるという事だ。このため、海への漏えい防止策、及び漏洩カ所の追加対策等、

実施すると共にモニタリングにより影響範囲の特定を行うという事を急ぎやっていきたいと考えているところだ。

8ページが先程言った2号機の漏えいがあったときのその辺りの実際にどういう形でトレンチピットがあって、どういう閉塞作業をしたか、という事が示してある。漏洩カ所として示してあるのが、スクリーン室の所で漏えいしたところであり、

そこにいたる黄色いところのもので、電線菅のトレンチ下部から漏えいしたという事で、この部分について、一応、×と書いているところが、閉止しているところだ。このような形で周囲を閉止しているが、

この辺りの閉止した一部の汚染水が残留している可能性を考えている。同様に9ページが3,4号側であった漏洩カ所について、この周囲のトレンチ等のについて、どのような閉塞処置をしたか、ということで、このような閉塞処置をしている。

これが過去の物だ。引き続き10ページだが、どのような対策を取っていくのかが、これ以降で示してある。秘湯は海への漏洩防止という事であり、★★★1,2号機の取水口間の護岸背後に、薬液注入と意宇を行い、

地盤改良を行うことを福島第一に考えている。それから、も一つは★★★過去に漏えいした箇所の周辺だが、追加対策を行うという事で、この2号機の電源ケーブル管路の上流側の電源ケーブルダクト内の残留水を調査すると共に、

このダクトの下部の基礎砕石層、並びにその周囲の空隙を充填し、汚染水拡大を抑制することで考えている。実際はその下の図にあるように、地盤改良をするのが1~2号に掛けての護岸の所にそって地盤改良するという事だ。

ここの護岸については矢板が打ってある。その内側の地盤改良をするという事だ。それから残留水の調査と砕石層を充填するというのは、先程のケーブル管路の上流側という事で青く書いてあるところの

近辺調査して充填することを考えている。これらについては準備ができ次第スタートしたいと考えている。11ページ。モニタリングによる影響範囲の測定ということで、並行して進めていきたいと考えている。

モニタリングについては、先程の原因推定に基づき、★★★タービン建屋東側の地下水の、現在、今回見つかっているNo.1の観測孔の周囲に観測孔を追加し、地下水を採取、測定する事で、

掘削の予定深度はNo.1と同程度という事で、グランドレベルから-16m程度まで掘削すると。これについては可能になり次第、採水してトリチウムの濃度等の確認を行うという事だ。

さらに、今回の観測孔についても引き続きモニタリングを継続する。それから港湾内の海水だが、これについても確認する貯め、No.1の観測孔の前の護岸部においてモニタリング地点を追加し、トリチウム等の測定を行うという事。

それから、今継続して行っているが、1~4号機の取水口北側、これに加え、各号機の取水口前!のモニタリングも継続して行う事にしている。12ページにそれらの追加モニタリング地点の計画を図に示している。

ここにあるように、No.1で今回、トリチウムが検出されたところを囲うように、No.1-1、1-2、1-3、1-4ということで、この周囲について追加ボーリングを行い、採取をしていくと言うことで、

これらについても順次準備が出来たところからスタートするという事だ。分析の項目、及び測定頻度だが、★★★トリチウム、セシウム、全βについては週1回。ストロンチウムについては月一回ということで、

上昇等が見られたら、この項目頻度は適宜見直していくことで考えている。13ページに更なる追加対策だが、追加ボーリングとモニタリング等により、核酸範囲を特定していくが、

これに基づいて更なる追加対策を考えていきたいと現状考えている。更に上流側の海水は移管のトレンチに関しては、既に汚染水処理対策委員会等でも議論されているが、

トレン内に対流している汚染水自体の放射性物質の濃度低減についても、少し先を見て検討して実施していくということで、進めて行きたいと考えている。

最後、14ページ。参考だが、平成23年4月にスクリーンポンプ室で漏えいがあったときの対策はどんな形でやったか、という事を参考までに示している。ここにあるように、この絵は左が建屋、右が海側になっているが、

一番上の電線ケーブル管路とオレンジの所の一番先っぽのピットAというところの下の砕石層の所からスクリーンポンプ室に漏えいしていたという所であり、ここについて一番下のA-A断面と書いているが、

ここの所の堆積層の周りに水ガラス系の薬液を注入し、この周囲を、ま、固定化したということで、?を行っている事を示した物だ。はい。私からの説明は以上である。

○東電石橋:
それでは質問を受ける。(20分)



■質疑 (第一部)

0:20:55
●産経蕎麦谷:【要約】
確認したい。海に流れていない根拠はセシウムの値が低いからということか?海にががれ出ていない根拠は何か?

(東電福田:セシウムは引き続き低下傾向にある。元々下がりが悪いと言っていたのはどちらかと言えば3号機側のセシウムであり、この全面は下がり傾向で低いレベルにあるということ。先程、5,6ページでも示したが、海水中のトリチウムやストロンチウム、というか★★★全ベータだがこれらの値が過去の変動の範囲内というこで影響は現れてないと考えている… ~ コゴエ ~ )

# 変動の範囲内だから漏れていない。んなあほな。海と繋がっているのに海洋拡散と漏洩がバランスしていると誰だって考える。これ、事故後ずっと言われていること。ろくすっぽ調査しようともしない。専門家におかしい指摘報道されたら最近になって調査委員会立ち上げる。( ゚д゚)ポカーン##

産経蕎麦谷:これ、逆に過去からずっと同じ状態が続いていて、流れているからこの変動の値にばらつきがないとはいえないのか?

(東電福田:はい。あの、そゆいみでは、ずっと流れ続けていればかなり高くなるということだ、えっと、12月の時点でマダそれほど、子の辞典では高くなくて、今回、ええ、5月で上がったということで、この間で上がっているということなで、海の方は、その間も含めて変動の範囲だと考えている。)

# ここは隔離されたプールですか?? ( ゚д゚)ポカーン イイカゲンニシロ。##

産経蕎麦谷:わかりました。状況だが、この電気ケーブルが通っているトレンチ、その中は今も汚染水が溜まっている状況と考えていいか?

(東電福田:ここのケーブル、実際、あの、漏洩があったのはケーブルダクト、グラウト打ってコンクリートで固めても漏洩が止まらなかったことがあり、実際に最後のページにあるようにピットの下に砕石層があるが、砕石層を伝って流れていたと。いうことで、この下部の砕石層について薬液を注入しているということである。で、さらにピットの方も、さきほどあった×じるしのところで、ええ、閉止、閉塞措置をしているということだ。)

産経蕎麦谷:つまり、出口は塞いでいるが、中はまだ汚染水があると?

(東電福田:はい。そこの残留の状況については今後確認して行きたいと考えている。)

産経蕎麦谷:基本的にあると考えられる?

(東電福田:あると考えられる。)

産経蕎麦谷:汚染水の海洋流出はは否定出来ないと考えているのか、完全に否定できるもんと考えているのか?

(東電福田:現状、あの、この、海側のデータを見る限り影響はない!という状況だ。と考えている。)

産経蕎麦谷:否定できるということか?

(東電福田:★★★… はい、あの、、海水、が、影響していることは言えないと考えている。)

産経蕎麦谷:で、地下水から出てるわけですよね?

(東電福田:えっと、観測されたのが地下水だ)

産経蕎麦谷:そうですよね。地下水は基本的に海にそのまま流れていくような地形になっていると思うが、★★★そのへんは地下水から出ていたら基本的に海に流れ出ていると考えられるが、それを塞ぐものは、今後の対策ではあるが、いまの時点でなんかあるのか?

(東電福田:できるだけ早く護岸のところで地盤改良し、★★★そこからの移行を押さえるという形で考えている。

# 移行を防ぐのだ。つまり、あくまで漏れていない。漏れる直前で食い止めることが出来たことにしたい東電。なんでやねん。事故後漏洩が続いてるんでしょうが。あの一箇所だけ防いで全ての海への漏洩が止まったなんて誰にもわからない。##

東電福田:で、案内の通り、地下水といっても、移動速度がそれなりにゆっくりなので、できるだけこれを処置することで影響を抑えたいと考えている。)

# 結局、会見開いて、言いたい、印象づけたいのは、地下水を流れるのは時間が掛かるから十分対策打てるから問題ないということ。この路線でいこうと打ち合わせしているんだろうな。こんな海側の地下水から検出されているのに…##

産経蕎麦谷:このNo.1の場所は海の騎士から何メートルぐらいのところか?

(東電福田:30メートルだっけ?詳細の数字を、、★★★27m。)

産経蕎麦谷:27メートル?

(東電福田:はい。)

産経蕎麦谷:後それから周囲で何箇所か掘ってサンプリングするということだが、何箇所ぐらいやる予定か?

(東電福田:先ず先ほど案内したように12ページのように、先ず No.1 周囲の4箇所を実際のボーリングで測定する。この結果を見て追加のボーリングや採取するかは検討して行きたいと考えている。)

産経蕎麦谷:これは掘って12月自体に完成しているのか?

(東電福田:No.1~3については、実際は細かく言うと11月頃に工事しているが、採取したのが12月ということになっている。)

産経蕎麦谷:なるほど。そこから5月に採取して、6月に採取している。この間、全ての採取したデータは出ている?

(東電福田:そうである。はい。)

産経蕎麦谷:で、5月の時点、6月7日時点は発表しているのか?

(東電福田:これは最終日を示しており、採取してから実際の分析をして、評価がまとまったということで、今回24日分のストロンチウムも含めて公表させて頂いたというところだ。)

産経蕎麦谷:じゃあ、この前日ともまとまったのが今日なのか?昨日なのか?

(東電福田:最終的にストロンチウムも含め、24日分のデータが整理できたのは昨日出てきて本日整理をして、公表ということだ。)

産経蕎麦谷:わかりました。ありがとうございます。

# 産経新聞、東電会見、何時依頼だろ… 統合会見常連記者。##


0:27:10
●テレ朝松井:【要約】
トリチウムとストロンチウムの毒性について改めてどういったものか簡単に教えてくれるか?

(東電福田:トリチウムはご存知のように水と同じ水素の同位体であり、水と同じような挙動をする。そういう意味では割と流れやすく、被爆影響は比較的小さいと言われているものだ。ストロンチウムについては、β核種であり、これについては内部に取り込んだり、ベータなので、ガンマと違って透過性が低い。近くに行った時の局所的な被爆影響があるということだ。)

# 内部被曝は無視ですか。近づかなければ安心、影響合っても局所的だから安全だ、とでも言いたげですな。##

テレ朝松井:一昨年の4月でピットから漏れた時にトリチウム、ストロンチウムはそれぞれどれだけでたという推定の数字はあるか?

(東電福田:えっと… えっと… 確認するが、当時は事故直後で、まだヨウ素やセシウムが非常に重要な時期なので、ヨウ素、セシウムの放出量については公表しているが、その時点でストロンチウム、トリチウムについては、公表資料の中には特に入っていない。)

テレ朝松井:公表資料の中に入っていないが、当然漏れていると考えて宜しいか?

(東電福田:ええ、あの、当然、あの、ええ、自己の影響としてはそういう核種入っている。当時としては影響の大きい、ヨウ素、セシウムについて総量の推定をして公表したということだ。)

テレ朝松井:今から遡ってストロンチウム、トリチウムの量をヨウ素などの量から推定することは可能か?

(東電福田:▼ええ、過去にさかのぼってか?ちょっとそこは確認させてくれ。かなりの推定になる可能性があるので難しいと思う)

テレ朝松井:8ページ。先程、産経の蕎麦谷さんも聞いていたが、止めたのはわかるが、まだ構内に残っているというのは、例えば8ページの資料で、http://j.mp/12hyVFP オレンジのラインと黄色のラインがそれぞれあるが、この黄色のラインにはずっと溜まったままと考えていいか?

(東電福田:そういう意味ではこれは閉止した所なので黄色のラインについては残水があるのではないか。そのあたりは、このトレンチの中の調査も含めて進めて行きたいと思っている。)

テレ朝松井:確認するが黄色のラインでバツのあるところは止めてあるが、その他の部分には溜まっていて、これは確かコンクリート製だと思うから、ここから何かひび割れなどがあり、地面に漏れている可能性は否定出来ないと。

(東電福田:その辺りも含め、我々が今、ええぇ、推定しているのは、当時、実際にこのピットの下の砕石層を経由して漏れていたということなので、ここには外に出て漏れていたので、その影響だという事が一番大きい原因だろうと考えているが、★★★今言ったところも含めて今後調査していきたいと考えている。)

# 新たな事象の発生ではないことを強調したい東電。漏れがないか調査継続していれば、未然に防げた可能性があるのに、海洋漏えいの可能性を強く示す事象が出てきてから、毎度、当たった試しのない評価、推測で対策を実行する東電。( ゚д゚)ポカーン ##

テレ朝松井:わかりました。資料10ページ。護岸に赤いラインで薬液注入などによる地盤改良、先程説明があったが、これはこれから取りかかるのか?

(東電福田:準備ができ次第スタートしたい)

テレ朝松井:どれぐらいの期間が掛かりそうか?目処は?

(東電福田:★6月注には準備でき次第スタートして、ま、これから詳細なので、性格かどうかあるが1ヶ月半程度かなと考えている。)

テレ朝松井:これのイメージは、何か吹き付けるような形にして底からでない?海水に面した部分をシールドしていくイメージか?

(東電福田:薬液注入と言ったのは先程平成23年度4月にやった水ガラスと同じような材料、ここは元々、ゴン岩の所は矢板が打ってあり、その矢板の内側をタービン建屋側に水ガラスを注入するというイメージだ。矢板自体を埋めるのではなく、矢板の陸側になる。層意味では矢板の隙間を抑えた形で、そこに更に水ガラスを注入するようなことになると思う。)

テレ朝松井:矢板の中は今は空洞?水が満たされているわけではない?

(東電福田:土があるわけだ。海側に矢板があり、陸側に土がある状態。その陸側に水ガラスを注入するイメージだ。)

テレ朝松井:わかりました。★★★最後のこれとは別次元の地下水バイパスのことで漁協にずっと説明をしているが、今後の説明の中で今日の発表のことは、当然、併せて説明する事になっているのか?

(東電福田:この状況については順次説明している。併せて説明する事になる。地下水バイパスについても理解を得る活動をしていきたい。)

テレ朝松井:ありがとうございました。


0:33:15
●NHK花田:【要約】
確認含め、整理させてくれ。何処の由来かの整理だが、タービン建屋地下に高濃度汚染水が溜まっていると思うが、これではないとしている理由として、セシウムが検出されていないと。

# セシウムは地中を移動すると吸着されるといったり、なんかもう、いちいち説明に一貫性がない。その時々で都合よく解釈して正反対の矛盾することを平気な顔をして説明する… ( ゚д゚)ポカーン ##

あと、地下水のコントロールしているということで先ず否定しているということか?

(東電福田:そういう意味でタービン建屋と、更にそこからトレンチが繋がっている。そのトレンチのところで閉塞して分離している。それで先程あったように平成23年の漏えいの際に管路等については出来るところは閉塞している状況だ。そういう意味で状況が高いのは当時の漏えいした物の残留水の可能性が一番高いと考えている。)

NHK花田:要はトレンチの状況がわからない。完全に否定できない状況だと思うが、新たに高濃度の汚染水が溜まっているのが漏れ出ているのは低いと見ていると考えて良いのか?

(東電福田:現状は先ず箱の場所も含め、2号機の漏えいのあった近くと、その当時の状況を含め、漏えいした水の残水の影響が一番可能性が高いと考えている。で、その他の原因についても、今後 調査する中で検討していきたいと考えている。)

NHK花田:わかりやした。海が側のデータを見ると低いという話しだったが、普通に考えてトリチウムがここまで移行しているということは海側にも出ると考えるのが自然なんじゃない過渡思うが。これは本当に漏えいしている可能性はないと見ているという事で良いのか?

# 小学生が見てもそうおもうわ… orz ##

(東電福田:はい。そういう意味では、既にいろんな所で話しているように、地下水の移行には時間が掛かるものである。それと先程も言ったが海側への影響で見たときに、過去のバラツキの範囲内だ。影響は見られないと考えられる。)

# なるほど。東電がいろんな所で話しているのなら間違いないな。##

NHK花田:一昨年の4月に流出したピットのNo.1観測孔の距離はどれぐらいか?

(東電福田:ちょっとまつのだ。えっと、、28メートルぐらいという事だ。)

NHK花田:すると先程、No.1観測孔と海側の距離は27メートルという事だったが、あまり距離的には変わらないと思うが。海側にはないのか?

(東電福田:そういう意味では、海側の実際のトリチウムや全βの変化が見られていない!というところである)

NHK花田:わかりました。あと、先程、このデータのわかった時期だが、ストロンチウムも含めて今日、★★★トリチウムだけわかった、もうちょっと早く分っていたという事はないのか?

(東電福田:トリチウムについては順次測定してきており、社内で関係者が認識したのは14日だ。その後、色々測定で過去、問題もあったので、もういっかいちゃんと測定のプロセスを確認するという事と、併せて、本日のストロンチウムを並べるという事で、そこを付け加え、併せて本日の公表にさせてもらったところだ。)

NHK花田:★★★今月14日にわかったというのは、5月24日から全ての分が今月14日に纏めてわかったという理解か?それとも、順次わかっていたという理解か?

(東電福田:えっと、ストロンチウムを覗く5月24日、31日のものが6月14日の時点で分っていたという事だ。)

NHK花田:データの整理や確認は同意打ったことをしていたのか?

(東電福田:そういう意味で、実際あの、モニタリングの結果で、いろいろ、あの、ええ、っと、不具合、が、過去、最近、あったもんだから、そのプロセスが本当にちゃんと間違ってないのかどうか、もう一度、確認しろと指示が出た。)

NHK花田:それは2Fとかで分析していたのか?それとも他の期間でか?

(東電福田:これは1Fの構内でやっていた。)

NHK花田:わかりました。後トレンチに残留している水の調査を行うという事だが、閉塞していて高濃度の物が溜まっている可能性がある状況だが、具体的にどのように行う?

(東電福田:これから具体的な検討しないといけない。閉塞を既にしているので、どこからアクセスして実際に底の水を採取するかは、何処かで穴を開け穴井といけないので、ハンドホール等が使えるところは、そういうのがあるとおもう。周りに瓦礫があるエリアなので、現場の状況踏まえて検討したいと考えている)

NHK花田:先ず、護岸の漏えい防止策と、モニタリングが今後の検証材料になってくるのか?

(東電福田:先ず、急ぎ準備ができ次第やるのが、最初に護岸の所の薬液注入の地盤改良や、過去、漏えいしたところの砕石部分への水ガラス注入、空隙の重点と書いてあるが、その辺りの対処は準備でき次第やりたい。モニタリングについても準備でき次第スタートしたい。)


0:40:05
●フリー木野:【要約】
何度も同じような質問で申し訳ないが、海に出ていない理由で、先程、観測されているので、トリチウムだけが移行していて、ここに出ている、そういう話しか?

(東電福田:No.1の?)

フリー木野:はい。

(東電福田:No.1については、トリチウムが出た事に加え、昨日のストロンチウムの結果を見て、1000Bq/L ということで、ストロンチウムについてもここで確認されたという事である。)

フリー木野:先程の説明でわからなかったが、★★★ここからの海への距離とNo.2から2年前にもれたピットの海への距離が同じぐらいなので、普通に考えればどちらに行っても、拡散しているのであれば、海に行ってもここに来ても不思議はないと思うが。海に行かないでこちら側だけに来ているというのは、どういう理由なのか?

# ほんと、わけがわからない。##

(東電福田:二つあり、一つは漏えいしたときにこのピットの近くは水ガラスで薬注して、あの、ええ、ま、ある意味で地盤改良をして止める作業をしているという事だ。それと繰り返しになるが、海側のトリチウムやストロンチウムのトレンドを見ていると、過去の変動の範囲内なので影響はあらわれていないと考えている。)

# 水ガラスで出口ピット固めただけで完全に漏えいが止められたという根拠のない理由が大前提。その上、海水の濃度が変動の範囲内で一定だから漏れていないと。アホですか。大した効果も期待出来ないシルトフェンスは、頻繁に取り外して船が出入り。##

# 当所 海底土の巻き上がりで濃度上昇抑えられると主張した海底土被覆工事も効果なし。で、漏れているなら、海の海水の濃度がどんどん上昇するはずだと。港湾内は隔離されたプールかよ。人を馬鹿にしているとしか思えないような主張。小学生でもおかしいと思うわ。##

フリー木野:先ず1点が、ピット側を薬液、水ガラスで固めたということだが、これは先程から説明があったように出口だけを固めているわけで、底までの距離、ピット、恐らく100メートルぐらいだったか、その間の部分は手を付けていないので、そこから普通に拡散していると考えるのが普通だと思うが。そうではない?

(東電福田:そういう意味では、最後14ページにあるように、この時の2号機のスクリーンポンプ室からの漏えいというのは、実際はピットの中を止めた時に、先ずはこれが止水できず、実際に派その下にある砕石層をつたってきていたということで、ここの砕石層について水ガラスを注入して止めてあるという事と、その上流側のピットについて求められるところは止水してあるということである。)

フリー木野:いや、そういう説明は2年前にもあった。当時から疑問が出ていたと思うが、この砕石層自体はピットの出口だけではなく、ピットの下はずっと砕石層だよね。砕石層を伝ってと言うのであれば、どこから砕石層に出ているかを考えると、1箇所だけではなく、何カ所かあったらすると、そこから砕石層で外に出ているのは普通に考えられると思うが。漏れている場所が水ガラスで固めた場所だけであれば、おっしゃることはわかるが。

(東電福田:えっと、あの、水ガラスで固めたのは、この電源ケーブル管路の下をずっと固めている。)

フリー木野:タービン建屋の下までずっとか?

(東電福田:えっと、そこは、あの、ええ、ここのオレンジの部分になろうかと思う。)

フリー木野:はい?

(東電福田:えっと、14ページ http://j.mp/14eV36M でいうとケーブル管路のオレンジ色の部分になると思う。それでタービン建屋のトレンチの方は、これ、耐震クラスの高い物なんで。こういう構造ではなく、しっかり、岩着した構造になっている。)

フリー木野:そうするとタービン建屋のトレンチから漏れていないと考えているという事か?

(東電福田:強度的には強いと考えている。)

# 見もしないで何でそんなこと言えるんだろ。タービン建屋の写真もあれやこれや理由を付けて公開しない。見られたら不味い破損があるんじゃないのか。絶対、まだ何か、致命的なものを隠してる。##

フリー木野:いや、漏れてないと考えたということか?

(東電福田:現状の、あの、ええ、原因としては、当時の残水の可能性が一番高いであろうと考えている。)

# 汚染地下水放流、ALPS処理水海洋投棄を考えれば、漁連には、何が何でも漏れてない説明をする。これだけは絶対に譲れない東電。##

フリー木野:★★★濃度が上がった時期だが、12月から5月までの間、4ヶ月が飛んでいる。この間は変動はなかったのか?

(東電福田:★★★はい。ここはだな。12月に一度測定し、セシウムが低かったので、その後、5月までは測定がない。最初にちょっと説明したが、今回、5月に測定したのは、例の港湾内のセシウム137の濃度が下がらない部分があり、そこについて追加調査をする事で今回、ここの部分について再度調査したものである。)


0:45:20
●赤旗日曜版みうら:【要約】
図で確認したい。8ページ http://j.mp/12hyVFP の図と 14ページの http://j.mp/14eV36M 図を確認しながら。今、水ガラスを入れたと言ったのは、8ページでいうと漏洩カ所の所ですね?漏洩カ所から × 下二つ、ポンプ室の所まで代替したという事になるのか? 14ページ http://j.mp/14eV36M のオレンジ色の部分に該当するのは。

(東電福田:はい、あの、そうですな。詳細は確認するが基本的はポンプ室の所まで。その下の部分をやってそれ以外は閉塞で対処したというコトダ ゴニョゴニョ…)

赤旗日曜版みうら:幅で言うと何メートルぐらいの幅でやっている?

(東電福田:管路の下の砕石層を全体で水ガラスで。)

赤旗日曜版みうら:下だけという理解でいいか?

(東電福田:ここは下をやったという、はい。)

赤旗日曜版みうら:ここから観測高まで28メートル。これ、北側に28メートルということですよね?

(東電福田:?)

赤旗日曜版みうら:漏洩箇所から観測孔No.1まで、先程、約28メートルと仰ったが北側より28メートルということだな。

(東電福田:はい。そうである。)

赤旗日曜版みうら:北側に拡散するものなのか?それはどのような根拠で?

(東電福田:これから観測口の周りを調査していくが、今は漏洩箇所の部分は周りを水ガラスでかなり固めているので、今回の漏洩箇所は必ずしも水ガラスの先端というわけではなく、もう少し手前のところも可能性としてあるので、今後、実際の汚染範囲も調査して行きたいと考えてる。)

赤旗日曜版みうら:手前というと要するにポンプ室の辺りということすね。

(東電福田:はい。そこまでの間とか、そうですな。その周囲も含めて。)

赤旗日曜版みうら:★★★それでもかなり斜めぐらいですよね。そういうふうに、横方向に拡散していく根拠を知りたい。それは検討された上でここからの可能性を仰ってるんでしょ?その根拠は何なのか?

(東電福田:はい… あの… そゆ、意味では、あの… ええぇ、★★★ここについては詳細に水の、あの、流路を解析しているわけじゃないが、あの、えっと、ここの観測高にこういう効果があらわれることから考えた時に、ええぇぇ、先ずは、その、一番、あの、可能性があるのは、そういう漏洩のところのものであろう。ということである。)

# 回答になってない… orz 先程からの繰り返し、わかりやすく言えば、「過去の漏洩したところからのものであろう。そこが不十分だったのであろう。なんたって過去に一度漏れているところなんだからなっ。海水濃度変化ないし。」これが東電。新しい事象の進展でないことを断固拒否。##

赤旗日曜版みうら:矢板を打ち始めたのは、何年、何月か?

(東電福田:これは護岸を作るときに元々矢板を打っている。)

赤旗日曜版みうら:海に拡散していないことの根拠だが、海の観測はどこでやっているのか?このデータは。

(東電福田:これは1号から4号の取水口の中の北側のところである。)

赤旗日曜版みうら:この図で言うとどこになる?

(東電福田:8ページ http://j.mp/12hyVFP の図で言うと、ええ、ええぇぇ、ちょっと左上ぐらいの所ですかね。取水口の北側だから、この先がシルトフェンスで囲われているその内側なので、この辺り。ちょっと左上ぐらいになるとおもう。)

赤旗日曜版みうら:そこで要するにこの?で海に拡散した場合にそれはでないんじゃないかという気もするが、これを持って海に出ていないと言えないんじゃないか?むしろ海に出ている可能性もあるということの方が、安全側に経った正確な言い方なんじゃないのか?

(東電福田:はい、あのぉ、そういう意味で、あの、今、ええ、★★★海水側には影響がまだ見られていないということで、取り急ぎ、その対策を漏洩対策を準備出来次第やっていくことを考えているところである。)

赤旗日曜版みうら:そう見られていないというのは、取水口で撮った所では数値の反映がない、とおっしゃっているだけに過ぎないんですよね?

(東電福田:はい。)

赤旗日曜版みうら:それがイコール影響がないww という根拠がよくわからないんですが。その数字が上がっていない事実はわかるが、

(東電福田:はい!まさに数値が上がっていないということなので、海水側への影響が見られないということだ。)

# その数値が上がってない。ww 正確に言うと、本来、海の水にあるはずのない数値が存在しているが、そのいつまでも下がらない海の水の数値に、さらなる数値の上積みがないので漏洩していないのだ! 根底の認識がトチ狂っている上での漏れていない事故後 変わらない主張。( ゚д゚)ポカーン##
赤旗日曜版みうら:見られていないということで、漏れる可能性については否定しないということで良いか?##

(東電福田:はい、あの、そういう意味では、底はまだ不明なところがあるが、まさに海への影響が見られていないということで、)

# そういう意味では、そういう意味では、が口癖の東電広報。まるで他に意味があるかのごとく、話を聞いている人に錯覚させる東電話法。よくよく聞いたら、他にどういう意味があるねん!と突っ込みたくなることがしばしば。##

赤旗日曜版みうら:いや、可能性を否定しないと、あの、漁業者にしても皆さんにしても、海に出るかどうかというのは非常に大事なことで、そこまで可能性をそこまで否定するのは、どういう判断なのか、その点について知りたい。

# 事故後、海水濃度が下がらない、会見でさんざん疑い指摘されてきて、本来であれば疑わしきは徹底調査すべきなのに、海底土の巻き上がりだ、シルトフェンスにより海洋と遮断されている、訳の分からない否定を繰り返してきて何の調査もして来なかった。この期に及んでも… ##

(東電福田:そういう意味では、あの、、ええぇ、っと、私どもが言ってるのは、海水中のデータに影響が出ていない、ということを申している。)

赤旗日曜版みうら:海水中というのは取水口の部分だな?

(東電福田:はい。)

赤旗日曜版みうら:拡散して、とかそういうことまでは考えていない?薄まって、このぐらいの濃度だと出ない可能性もある。量によりけりだが。

# 以前、東電はベータ核種を含む高濃度の汚染水を海に垂れ流したことがあって、その時の海に流れでた評価を海水の分析の結果から、数cc という評価結果を出したことがあった。それぐらい高い分析能力を有しているのだから間違いあるまい。(´д`)##
]
(東電福田:そういう意味では、あの、まさに、ええぇぇ、ここに、ええぇぇ、海水中のデータに、あの… 変化は現れてないということだ。)

赤旗日曜版みうら:根拠としてはそれのみということですね?

(東電福田:はい。)

赤旗日曜版みうら:わかりました。


0:51:00
●共同こくぶん:【要約】
今回の検出された数字の評価だが、例えばトリチウムで50万Bq/Lとか、そういった数字がどれぐらいであるという評価についてはどうか?なにか比べる指標みたいなものがなにかあれば。

(東電福田:そういう意味では5ページに有るように★トリチウムの告示濃度で行くと、6万Bq/Lという数字に対して50万ということで、ええ、あの、、そういうレベル感だし、★ストロンチウムで言うと、6ページ http://j.mp/11wD6lY にあるように、告示レベル30Bq/Lに対して、今回のものあ1000Bq/Lというオーダーのものだということである。)

共同こくぶん:今回の観測孔だが、昨年12月に採取して、性質としては毎月定期的にモニタリングしていく趣旨のものではなかったのか?

(東電福田:★★★そういう意味では、そこは少し、あの、、やってなかったのか、と、言われると、やっていなかった。当時、セシウム等の汚染があるかどうかということを確認してないということで、それ以降はやっていなかったということで、今回、先程も言ったが、港湾内のセシウム濃度の移行経路を確認する検討会 http://j.mp/15twxR6 の中で、ええ、その他の核種含めて色々調査をすべきじゃないかということで、改めてこういう調査をしたということだ。)

# モニタリングの趣旨をいうてみ。一度、確認してなかったらやめることを東電のモニタリングというの?モニタリングじゃないよね。モニタリングしているから安心、安全を主張。モニタリングを継続すると良くいうけど、継続するからモニタリングというんじゃないの?##

# なぜ、最近になって、これまで会見でさんざん否定してきた海への漏洩疑い、港湾内の海水濃度が下がらない検討会を始めることにしたのか、理由を聞きたいわ。http://j.mp/15twxR6 ##

共同こくぶん:その意味で検出された時期としては昨年12月から5月の間のいずれかの時期ではある?

(東電福田:そういう意味では、その間のデータがないということでは仰るとおりである。)

共同こくぶん:海への影響だが、あくまで現時点で影響が見られていたが、ない、というみではないという意味か?

(東電福田:はい。あの、そうですな。現時点で過去のバラつきの範囲で影響が見られていないということで、我々、とにかく、先ずは、ええ、護岸のところの地盤改良をすると、その汚染の拡大防止にしっかり努めて行きたいということで考えている。)

# ずっと漏れ続けてきたのに、とにかく影響ない今のうちに水ガラスいれてもう安心だ、で幕引きにしたい東電。仮に井戸で検出続いても、これまで出ていたものであろう。しばらくは続くであろう説明で逃げ切る。##

# もし、海水の濃度が下がりに転じれば、これまで漏れていたことの動かない証拠になる。その時は、一体どう落とし前つける気なんだろうか。##

共同こくぶん:逆に言うと、今後は影響のある可能性があるとはいえないのか?

(東電福田:それを抑えるために、まさに護岸のところにまずは急いで薬液注入の地盤改良をすることでそちらへの移行を抑えたいと考えているところである。)

# 抑えるためにって、、まだ間に合う! 根拠無く完全に漏れていないことを印象づけたい東電。見ていて見苦しいったらありゃしない… ( ゚д゚)ポカーン##

共同こくぶん:少なくとも観測孔No.1では出ているわけだから、先ほど地下水の移動速度はゆっくりだと言っていたが、見通しとして少なくともどれぐらいの範囲で海に影響が出るとか、何かいまの時点で示せる見通しのようなものはないのか?

# これまで海側に漏れて稀釈されていた原水が、単に横にも広がって、地上側の地下水検知孔に引っかかっただけの話であれば、海への影響は出ないんじゃないの? つか、現状維持なんだし。##

(東電福田:そこはまだ評価ができていない。)

共同こくぶん:わかりました。


0:54:30
●フリー南:【要約】
★★★昨年12月にサンプルを採取した際にトリチウムの値で No.1、No.2、No.3 のそれぞれの採取箇所で桁の違う値が出ているが、これはどういう評価だったのか?

(東電福田:まずは、ええぇぇ、12月の時点では、あの、ま、セシウムに注目して、あの、セシウムの汚染に注目していたことが先ず前提にある。案内の通り1号機はタービン建屋のサブドレンなんかを見ても10万Bq/Lということで、フォールアウトの影響がかなり出ているプラントである。そういう意味で、2万9000というのも大きいんだが、そういう意味では、それと比べるとさらに下のレベルということで、★★★フォールアウトの影響もあるか、ということで考えていたというものである。)

# フォールアウトの影響であるという解釈をしとこうと考えたということである。##

フリー南:それを裏付ける検証等はされなかったということで良いか?

(東電福田:そういう意味ではこの時には全体的に1号機側のトリチウム濃度が高いということを考えていたので、その範囲内であろうと考えていた。で、今回、その範囲をかなり超えたデータが出たということでその他の影響があるということが確認されたということである。)

フリー南:この現場付近の地質におけるストロンチウムとトリチウム、それぞれの移行係数がわかっていれば教えてほしい。

(東電福田:…。はい、アノ ちょっとここについてはまだ確認中なので。★★★今、現時点では正確なものはわからない。)

フリー南:わかりました。ありがとうございます。

# 逃げられた (´・ω・`)##


0:56:35
●東京新聞清水:【要約】
今回の放射性物質の検出だが、一応確認だが、先般あった地下貯水槽からの水漏れは特に関係ないということでいいか?

(東電福田:これについては地下貯水槽からの水、周りには同じように観測孔をやっており、極近傍では少し現れてきているところはあるが、少し離れると全く現れていないという状況なので、地下貯水槽の影響は全く考える必要ない。)

東京新聞清水:基本的には事故直後に発生した汚染水が漏れたと?

(東電福田:そういう意味では今回の事象は、我々としては、平生23年4月のスクリーンポンプ室ピット内への漏洩の影響が一番可能性として高いのであろうと考えている。)

# 未だかつて東電の推測が当たった試しはない。園児でも知っているオオカミ少年の話。こんな大人にならないようにね。福島の事故により原発が安全になった。原発事故で誰ひとり死んでない自民党が戦後作り上げた社会なんだから、それは無理か…##

東京新聞清水:何度も確認だが、海水に影響は与えてないが、流れていることは流れているわけですよね?

(東電福田:ん、あ、えっと、それは、あの、ここのNo.1で確認されたということで、地下水の流れに乗ってきたんであろうということは想定される。)

# でも海側に流れていることは想定されない。ww どこまで都合のいい希望的解釈なんだよw ##

東京新聞清水:それがある程度流れても、希釈されて値として出ていない。影響はないが、海に流れた可能性は高いということでいいか?

(東電福田:そういう意味では、地下水の流れは惹かきゆっくりだということだなので、現時点で海にはその影響は現れていないということで、我々がやるべきことはできるだけ早く護岸の地盤改良を、ええ、やること、やることだと考えている。)

# 影響が現れていないんじゃなくて、事故後影響が続いているから現れてないとは考えない。護岸に沿っての広がりの移動の方が遅く、2年から2年半の時の経過する中で移行し、今回の検知孔に現れていたことが判明しました、とは考えない。##

東京新聞清水:いや、要するに海までも流れていないということか?まだ食い止められる余地があるということでいいか?

# さっきからそういうことを遠回しに強調している東電。##

(東電福田:そういう意味では、まだ、海のデータに、あの、変化が現れていないということなので、今後、できるだけ早く地盤改良等をするということで、その影響が現れないような形で防止策を打って行きたいということだ。)

東京新聞清水:わかりました。ありがとうございます。


0:59:05
●赤旗日曜版みうら:【要約】
ちょっと確認させてほしい。8ページ http://j.mp/12hyVFP の図、立坑Bの上に電源ケーブルトレンチですよね。すぐ上は。電源ケーブルトレンチがあると思うが、個々にも汚染水が溜まっている可能性があると仰ったんですよね?先程。

(東電福田:えっと立坑Bから、上にいって、クランクしている所?)

赤旗日曜版みうら:よこに、そうですね。

(東電福田:はい。ここについてはバツのところで止水、閉塞をしているということなので、溜まっている可能性はあると思う。)

赤旗日曜版みうら:ありますよね。ここの電源ケーブルから観測孔No.1までの距離はだいたいどれぐらいの距離か?

(東電福田:40m弱だ)

赤旗日曜版みうら:例えば、ここや、この一つ上のトレンチなり、そこから漏れ出ている可能性についてはどのように考えているか?

(東電福田:そういう意味では、先ず一番目は先程の過去の漏洩の残水ということだが、そちらについても影響しているかどうかについては、今後 調査していくということ。及び、先程あったように、ここの部分の残水についても確認するという事で、全部限定しているわけではなく、幅広に色々検討していきたいと考えている。)

赤旗日曜版みうら:ただ、12ページ http://j.mp/16qUfxk の追加モニタリング地点の1-3でいうと、若干、要するに1-2に近いというか、先程の説明だと漏洩カ所の影響を受けるような位置でのモニタリングになると思うが、もう少し上の地点でやる方が、この場合は合理的なのではないか?

(東電福田:はい。あの、これは、あの、先ずはNo.1を囲むような形で周囲のどのような報告からの影響がどの程度あるか、確認するという事で、現状考えている。で、あの、★★★これを見た上で追加調査が必要かどうか、というところを今後考えて行きたいと思っている。この場所については、まだここは、先ず、こういうイメージでという事で、今後、検討していく中で具体的な所は考えて行きたいと思っている。)

赤旗日曜版みうら:改めて電源ケーブルの所からの漏えいは否定できるデータは、今持っていないということか?

(東電福田:そこを全く否定しているわけではなく、可能性としては、あり得るべしっ、ということで、色々、今後は検討、調査中で調べていきたいと考えている。)

赤旗日曜版みうら:ちなみに立坑BからNo.1の辺りまでで、他に地下水を採取しているような地点はないと言う事で良いか?

(東電福田:この周囲ではない。)

赤旗日曜版みうら:わかりました。ありがとうございます。


1:02:10
●フリー木野:【要約】
今後 No.1は定期的にモニタリングして分析していくのか?

(東電福田:No.1観測孔か?)

フリー木野:はい。

(東電福田:はい。これは先程週1回と言ったところに、ここも含めてやっていきたい。)

フリー木野:先程、海の所で影響が無く、取水口という話しがあったが、それは距離としてはここからどれぐらいある?取水口は遠いところ?

(東電福田:いや、取水口はここの前面が取水口なので。あの、まさにここにスクリーンやこの前面海域を取水口と言っている。)

フリー木野:ですので採取しているところはどの辺なのか?多分、このスクリーンの近くでは採取してなかったと思うが。

(東電福田:あの、そういう意味では、ええぇ、ちょっと、この絵ではあれだが、あの、北側の所にシルトフェンスがあるが、その内側の部分になる。継続的に測定しているのはその部分だ。)

フリー木野:例えばこれぐらいの濃度のものが海に出た場合に拡散してどれぐらいの濃度になって、そうした計算は出来る物なのか?されているのか?

(東電福田:ちょっとそこまではまだやってない)

# できるよね。机上の空論は現場関係なしに。何を、優先ではなく、率先して東電が分析をやっているかが みそ。##

フリー木野:いや、要するにそこの数字で影響が、動きがないからここから出ていないという直接の相間関係の根拠がよく分らないが。

(東電福田:あの、そういう意味では、そこは今、全体として現れていないということで、今後、1,2号の護岸前、近傍の所での海水のモニタリングをしていくことと、各号機のところの近くのところもやっていくということで追加の調査もやっていくつもりである。)

# どんだけ「そういう意味」があるんだよ… ##

フリー木野:要するに先程から何度も繰り返しで申し訳ないが、正確に言うと出ているか出ていないが分からないが、数字として動いていないということだけで、それと、出ているか出ていないかは、また別と考えたほうがいいか?そうすると。

(東電福田:そういう意味では、あの、我々が今持っているデータは、海水中で、海水のデータには★★★影響が現れていないということであり、その影響をできるだけ現れないようにするために対策を急いで打って行きたいということだ。)

# これ、影響現れるどころか、仮に海側が下がったらどうするつもりなんだろ…どう落とし前をつけるんだろうか。##

フリー木野:今後、この地下水だけではなく、以前から港湾内の濃度が下がらない原因の関係でもいろいろ疑問があったと思うが、出ていた場所のスクリーンの近くで、護岸の直近で海水を採取してサンプリングして分析することはされないのか?それが出ているか、出てないかはわからないと思うが。

# これも2011年の早い段階からずっとフリーランス記者から指摘されていたこと。ガンマカメラを海水に沈めて確認できないのか、といった質問もあった。取水口直近モニタリングのブースカ回答は、被爆を理由にやらないということだったと思う。##

(東電福田:え、あっと、それがまさに、あの、えっと、えっと、今、5ページ http://j.mp/16qWIaX のところで1点だけやっているが、えっと、1,2号護岸前の海水という所で、赤い点があるところだ。ここのポイントについては、今後、あの、ええ、継続的にやっていくと。実際の、)

フリー木野:これは、

(東電福田:12ページ!http://j.mp/16qUfxk のところに、赤丸であるよね。海の所に赤いマルがあるが、)

フリー木野:いや、あのここではなくてスクリーンの直近、もっと近い所でされないのか?場所もこの No.1の所だけではなく、この1箇所だけではなく、1番、2番、3番、4番のスクリーンがあると思うが、その近傍ではされないのか?

(東電福田:あ、あの、そっ、そういう意味では、それは、ちょっと今回の話とは別で、全体のあれだよね。セシウムの濃度が下がらないという事で、その移行経路を調べるっていみで、もう少し色々なところを調査したらどうか、そういう主旨ですかね。)

# 別じゃないよ! 核種毎に問題を分類、差別化して調査するんじゃないよ!出元は同じ格納容器からでしょうが。馬鹿じゃないのか。事故後、一貫してそこだけは調査したくない東電。一体、何を恐れてるんだろうか##

フリー木野:も含めて。

(東電福田:それについては、あの、ええ、スクリーン室の所についても、あの、測定をしていくことになると思うし、現時点では港湾内の専門家による検討会の報に、こういうデータも掛けて、今後、どういう調査をしていくかも含めて議論頂きたいと思っているところである。)

フリー木野:タービン建屋の所は地盤が高いと思うが、下の低い所、これは観測孔は一番海に近い所だが、もう少し陸側に近い所を含めて何本か掘るのは、作業としては可能なのか?かなり色んな物がごちゃごちゃしているが。

(東電福田:そういう意味では、先ずはここの12ページにあるように、観測孔の周囲をやるということで、汚染範囲を確定することで必要があれば更に増やしていくことである。周囲への状況等もあるので、必ずしもそこら中が掘れるというわけではないので、その辺も含めて検討していくという事だ。)

フリー木野:わかりました。


1:07:30
●LCM吉本おしどり:【要約】
3ページのデータで平成24年12月から5月まで測定しなかった理由は何か?

(東電福田:これは先程から繰り返し言っているが、12月の時点で一応、このところでセシウムの汚染があるかどうか確認しているが、汚染がない確認が出来ており、今回、5月の測定については、港湾内の汚染の低減検討会 http://j.mp/15twxR6 が出来まして、その中で、他の核種も含めて、こういう所をしっかりデータを分析して、確認してということで、改めて採取した物である。)

LCM吉本おしどり:では12月以前のデータもあるという事ですね?

(東電福田:12月以前はない。12月あたりで、ここで初めて、ここの部分の、あの、ええぇ、ボーリングをした、ということだ)

# 何のためのモニタリングなのか。先回りして手立て打つ、安心を地元に約束する意味でのモニタリングではない。いつも漏れたことが明らかになってから後手後手対策。で、乏しい根拠で環境漏洩を否定。地下貯水層の事故を起したばかり。発表、対応、何から何まで事故後変わらぬ一貫した隠蔽姿勢。##

LCM吉本おしどり:12月にボーリングをしたと。では、これが第一回目の測定か?

(東電福田:はい。11月から12月にかけて、このNo.1,2,3という所のボーリングをして採取したのがこの日付だ。)

LCM吉本おしどり:わかりました。では、セシウムの傾向だけ見て、この時点でのトリチウムの値は問題なかったと評価したという事か?

(東電福田:この時点ではセシウム137について注目していたという事である。トリチウムについては1号機周辺で高いというのは案内の通りで11万Bq/L ぐらい、サブドレンで出ているので。それと比べて特段高い物ではないという認識だった。)

LCM吉本おしどり:わかりました。2万9000Bq/L はあまり問題がなかったと。では、トリチウムの簡易な液体シンチレーションは数時間で結果が出ると思うが、上昇が見られた場合のみ、測定頻度を見直すと書いてあるが、これは6月14日に全部上がってきたという事で、簡易な液体シンチレーションはしないのか?

(東電福田:これは通常の測定方法でやっている。概ね、1週間ぐらいで測定出来る形でやっている)

LCM吉本おしどり:東電は1Fに簡易な液体シンチレーションは持っているんだな?

(東電福田:ちょっと、あの、あの、今やっているのは、そういう形で1週間掛けてやるのが標準になっている。)

LCM吉本おしどり:あの、現在、濃縮塩水などの寄与も考えられるので、これ、トリチウム、β核種、セシウムがNDなので、ある意味トレーサーの役割をしていると思うが。数時間で出てくるトリチウムの液体シンチレーションをしなくても、現在大丈夫だという考え方なのか?

(東電福田:こういう地下水の挙動というのは、あの、ええ、先ずはそんなに変化が早い物ではないという事で、1週間に1回の測定で、先ずは見ていこうと考えているところだ。)

LCM吉本おしどり:大丈夫だということですね?

(東電福田:はい。)

LCM吉本おしどり:わかりました。では、2年前の漏えいが寄与しているなら、トリチウム水が水蒸気となって存在している可能性があるが、放射線障害防止法における作業従事者における空気中の濃度限度については、これは測定はしていなかったのか?

(東電福田:▼ちょっとそこは確認させてくれ。)

LCM吉本おしどり:わかりました。以前、その数字は低いので測定しなくて良いと回答を頂いたが、これは特に規制側から測定しなくて良いという指示があったわけではない?

(東電福田:▼そういう意味では、ここは、あくまで地下の報の物であるので、ええ、その、ええ、水が蒸発している状況ではないというところだが、その考え方については確認させてくれ。)

LCM吉本おしどり:わかりました。空気中の濃度限度は排水中の濃度限度より二桁低いので、水蒸気の管理についてどうなっているか確認を宜しくお願いする。


1:11:35
●フリー村上:【要約】
先程来の説明で、当所はセシウムを標的に地下水の調査をやってということだが、この5月以降のデータ http://j.mp/19sdl7T を見るとNo.3で僅かながらセシウム134と137が検出されているようだが、これについてはどのように評価しているか?

(東電福田:そういう意味では、この調査自体が港湾へのセシウムの影響とうことで、あるかどうかという事で考えているが、港湾の方はまだ高いレベルなので、これの影響は、港湾の、高い、理由とは、ちょ、直接結びついていないのではないかと考えている。)

フリー村上:わかりました。ありがとうございます。

# 港湾の方はまだ高いレベル。2年半も経過して前面の海の濃度が下がらない。地下水バイパス、地下水海洋投棄以前の問題。##

(東電石橋:質問は以上で宜しいか?それでは臨時会見はこれで終了させてもらう。長い時間、どうもありがとうございましたっ。本日、定例会見は通常通り、17時30分から開催させてもらう。どうぞよろしこ。)

# これで質問は最後にさせてもらうと指名しておいて、質問は以上でいいなと確認を取る。で、会見が終ったと見せかけて、約9分後に会見を再開。議題は隠蔽発表に至る経緯の時系列の追加発表。明らかに会見チェックしている上からの指示。彼等が問題にしているのは1Fリスクではなく経営リスク。##


~ 終了 11時13分(1時間13分)







■2号機タービン建屋付近 高濃度放射性物質検出 緊急会見(第二部)11時21分開始

上から時系列をもう少し教えてやってもいいと経営陣から指示が出たようです。第二部を開くアナウンスなし。あるいは意図的に発表を遅らせたのではない事を主張するには不十分と経営陣の判断があったようです。しかも、同日の17時30分からの定例会見で時系列が間違っていたと撤回、修正しています。( ゚д゚)ポカーン




○東電福田:
すいません。ちょっと先ほど時系列を少し説明したが、★★★もう少し詳細を説明しといたほうがいいのではないか、という話があったので追加情報として説明させてもらう。

# しといたほうがいい

ま、5月24日と31日にサンプリング、採取をした結果が先程14日で本店を含む関係者で確認をした、ということだが、その間の時系列を埋める話をさせてもらう。

5月24日でサンプリングしたものを現場で取りまとめたのが、5月30日に結果として上がってきている。それから31日に次のサンプリングをするということで、そういう意味で5月24日のデータについては、発電所の方で少しデータがおかしいんじゃないか、

ということで、6月3日に追加で更に確認しておいたほうがいいだろうということで、6月7日分はその時点で追加で採取をする判断をしている。

で、実際に5月31日のサンプリング結果が、6月7日に実際のデーがが上がってきて、6月11日にこれらのデータを纏めて、まさに、最初は検討会のためのデータだったから、24日と31日のデータを纏めて実際の技術的な検討をしている箇所に上がってきたと。いう、ところだ。

で、ここに時点では、ま、一部の人間で認識したということで、これらでさらに検討した上で14日に社内として関係者に共有した時系列だ。

この14日の時点で全体が共有し、これについて更に先ほど行ったように、また、サンプリング結果の訂正が出ないように、もう一回ちゃんとプロセスを確認しなさいということで、週明けまで確認した上で、今回、ストロンチウムのデータもまとまったとうことで、本日の公表になった。そういう時系列だ。

ちょっと手前が若干ごちゃごちゃしているが、もともと24日、31日をあわせて依頼をして、これを検討会にかけるために準備していたので、そういうデータを現場でとっていた中で、そういう時系列で、えええ、上がってきたのが、6月11日で社内全体に共有したのが14日、こんな流れになっているということだ。

○東電石橋:
いまの補足に関して何か質問はあるか?



■質疑 (第二部)

さくせいちう




~ 終了 11時37分(16分)



■原子力規制委員会 議題 急きょ追加

同日10時30分からの規制委員会では新規制基準 委員会了承 が第一の議題に。世間の、というか、メディアの関心度が非常に高い事案。ろくな事前連絡もなく、10時から急きょ東電は臨時会権を開く。規制委委員会でも急きょこの件が議題に追加。


規正庁として以下、3点の指示を東電に。委員会終了後 13時に東電 山下部長を規制庁に呼び出し、委員会で田中委員長からちょっと具体性にかけるけど、と意見のあった以下の3点の指示を保安院山本審議官から指示。

  • 放射性物質の拡散評価の実施、港湾内(特に外洋に近い側)のモニタリング強化。特にトリチウム。
  • 告示濃度限度を超える放射性物質の海域への流出を防止するための対策を早急に講じること。
  • 地中に漏えいしたと考えられる高濃度汚染水が滞留する海側トレンチに対し、漏えい防止対策等を早急に具体化し、前倒しして実施・完了することを求める。

若干具体性に欠けるがと、更田委員の意見を求める田中委員長。以下、この件に対する委員のやりとり。予定の議題終了後。12時28分からなので、東電臨時会見開始から2時間30分後のお話です。完全な議事録は既に公開されています。


第11回 原子力規制委員会 12時28分~(YouTube)

○更田委員:
この電源ケーブルトレンチ、海水配管トレンチについては、高濃度汚染水が多くの量、対流しているタービン建屋との隔離が出来てない。

要するに繋がっているという事で、監視・評価検討会でも、リスク要因の非常に高い要因として再三指摘されてきている物であり、更に、このトレンチ対策に関して言うと、そもそも保安員時代から、既に個々に対する対策は指摘してきている。

技術的に容易でないことはわかるが、やはり、ここに書かれているように、過去に流出した物が拡散したのか、それとも新たな流出があるのか、まだ詳らかになっていないが、

いずれにしろ、高濃度汚染水に由来すると考えられる物が、海側で検出されるという事は、これはどの事態も重要だが、とくにこれは環境への、敷地外への流出の可能性等についても考えないといけないことでもあるので、

モニタリング強化と流出防止策。そして何より元に対する対策という事で、トレンチ対策に関しては、今後ともこれは、具体的な対策は、(経産省)汚染水対策委員会ですか?

廃炉対策推進対策会議の元で検討される事になるんだろうと思うが、何よりこれは福島第一原子力発電所の安定化のために最も重要と言っていいことの一つなので、きちっと監視を続けて欲しいと思う。

○田中委員長:
取り敢えず、昨夜から今朝の話しだから、当面この体だと思うが、具体的に更田委員会のほうでもトレンチ対策については、出来るだけ早急にという事だが、これはなかなか技術的に難しい面があるので。

さりながら、やはりこういうリスクが潜在的にあるから、出来るだけそれを抑える方向で努力してもらうように、当方は保安院山本審議官に出て頂いてるんで、是非それを伝えて頂くようお願いする。よろしいか?あ、島崎委員。

○島崎委員:
あの、一つのポイントはやはりこういう事が起こったら、公表を早くする必要があると思う。いろいろ、最初に公表した後で、それほどでもなかったということで、直されている例があるので、

そういう事を考えているのかも知れないが、むしろ、それは本当に事実とその時思ったことを発表し、後から取り消すとか、ちょっと違ってました、(∀`*ゞ)テヘッ とか、それはたしかにそういうことに関する批判はあるが、

そういった形で次から次へ出していくということは、ある意味、あ、本当になんかあった時にはきちんと公表してるんだなということがわかるので、やはりそれはきちんと出すべきだと僕は思います。

少なくともこれを見ると6月7日に2回測定されているということは、★この時に何かを考えていたことに★違いないのでありまして、トリチウムに関してはもっと早く発表できたのではないかと私は思っている。

それから、実際に資料をもう一回見ると、★★★12月のあとが5月なんだが、塩素濃度が減っている。ですから明らかに地下水の勢力が強まった、といいましょうか、そういった変化が見られますので、

そういった背景が実際、どういうメカニズムになっているか、現時点でわからないが、更にそういったこと等を勘案し、実際に地下で何が怒っているのか、あるはそれはどうすれば的確に捉えられるのか、更に検討して頂きたい。

○田中委員長:
えっと、この、時間がね。ちょっと、若干誤解を招くような、いまのような島崎委員のあれもあるんで。ちょっと、説明頂けるか?測定について。

○保安院山本:
はい。測定はいろんな核種に応じて、勿論測定していく。特にベータ核種と呼ばれるストロンチウムなどについては、ベータ中に他の各種があるから、それを特定して測定し結果を得るためにいろんな作業が必要である。

で、一般的にはだいたい採取してから核種分析をしてデータが出るまで約1ヶ月ほど掛かると言われており、若干、そういう時間的なズレが生じることはあるかと思っている。

もちろん、セシウムや塩素全体はすぐに分かるものだが、そういった物によって得られるデータの時期にタイムラグが生じるというのが実態ということだ。

○田中委員長:
ま、別にあれだが。最終日と実際の測定結果の出たところが、大体1ヶ月ぐらいずれがあるらしいんですね。私もチョット確認したんだが。ww

○島崎委員:
ww それは専門家じゃないとわからないが、

○田中委員長:
はい。

○島崎委員:
ストロンチウムは1ヶ月だけど、トリチウムは2週間ぐらいではないか、という話もあるので。そこら辺は、あの、ここで議論すべきことではないかもしれないが、やはり、公表はきちんとして頂きたい。

# 常習犯でっせ。前回の地下貯水槽漏洩だってデータ取りながら1ヶ月も公表のタイミングをずらしてた。少動物由来の大規模停電と重なる時期。田中委員長、ちょっと認識が甘すぎるんじゃないの??

○田中委員長:
そ、ま、そのとおりですね。だいぶ時間が超過したが、これで第11回 規制委員会を終了する。

~ ヤジ ~

東電サイトを検索

政府・東電 統合会見議事録から検索

規制庁・経産省・文科省から検索