安定した笑いで、人気をキープし続けているお笑い芸人・柳原可奈子(25)。そんな彼女は、売れる前「私はとってもぶりっ子」だと公言していたという。過去に柳原と一緒にライブ出演をしたことのある芸人は当時の会話を振り返る。
「柳原さんは、男性スタッフの前だと、ぶりっ子な態度になってしまうと言っていました。例えば、ロケバスから降りるときは、“ピョン”と声に出したり、ちょっと怒ったら“プン”。歩くときは、ペンギン歩きをするなど。男性の前だと自然に可愛い仕草や言葉が出るのだそうです。ウケを狙っているのではなく、本当に可愛いと思っていると熱く語っていました」。
普通、ぶりっ子をする女性は嫌われそうなものだが、「彼女だったら全く嫌味にならないと思いました。また当時楽屋には女芸人ばかり。ぶりっ子どころか、むしろおっさんみたいな態度でした。適材適所で自分の見せ方を知っているのですね」(前出の芸人)。
ぽっちゃりした可愛らしいルックスがウリで「デブなのに可愛い」「デブだけどモテそう」というプラスのイメージを持たれている柳原。
普通の女の子だったら嫌味になるような行動も、柳原がすればむしろ好感が持てるようなのだという。狙いなのか、感覚的にわかっているのかは不明だが、ぶりっ子一つとっても、自分の見せ方がうまいことがブレない人気の秘密なのかもしれない。