Übungsplatz〔練習場〕

福居伸宏 Nobuhiro Fukui https://fknb291.info/

一度も見かけたことのない本 / 佐藤太郎さん(http://home.n03.itscom.net/ts-monof/)のところにも、アートボックスインターナショナル(ARTBOX International)なる会社からメールが…… / これが最後のワナビジネスではない

◇ アーティストが表現する世界遺産/ART BOX インターナショナル 年鑑・ムック 詳細
http://www.artbox-int.co.jp/cgi-bin/database/database.cgi?cmd=dp&num=13393&Tfile=Data&dp=book.html
現代日本の彫刻 vol.2/ART BOX インターナショナル 年鑑・ムック 詳細
http://www.artbox-int.co.jp/cgi-bin/database/database.cgi?cmd=dp&num=12669&Tfile=Data&dp=book.html

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◇ Photography - taroのさすらい日記

 ART BOXなる会社があるようで、ボクのところに一通のメールが届いた。ここにある来年夏刊行予定の「Photography」にぜひとも作品の掲載をご検討頂けないか、というものだった。

さて、審査及びエントリー不要のパスを頂戴した格好になっているのだが、その掲載料が・・・・・、ということもさることながら、実体としてどうなのと思うことのほうが実は大きい。

http://blog.goo.ne.jp/tsmono/e/8716cae709ef62a7e28348e01bd43054
あちこちにメールをばらまいていたようです。
リンク集「Web写真の現在 web photography now」の運営の仕方も、
もう少し考えていかないと。。。
注意書きをどこかに入れるかもしれません。


>>>山方さんのところにもアートボックスインターナショナル(ARTBOX International)からメールが……

◇ メール - ハイカロリー

ARTBOXインターナショナルというところからメールがきました。
> この度、アートボックスでは21世紀に期待されるフォトグラファーを広く掲載する作品集、2009年「Photography」を刊行することになりました。
ということで写真を載せませんかという話です。
でも原稿料がもらえるのではなくて、掲載料を支払えば載せるという話です。
そして
> 本誌に彩りを添えるという意味でも、山方伸様にご参加いただきたく思います。
ということで僕は「彩り」だそうです。
さらに
> 尚、山方伸様は審査及びエントリーは不要です。
ということなので、僕の写真はそれなりにおもしろいと思ってくれているのかどうなのかなんなのか。
いろんな商売があるんだなと思いました。

http://d.hatena.ne.jp/blepharisma/20081128/p1


◇ 山方伸 Shin Yamagata
http://www.geocities.jp/ymgtsn_p/

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>>>今さら話題になっているようなので再録+α

平間至細江英公、広川泰士、 ホンマタカシ内藤忠行、藤井春日、中村征夫、藤井保、三好和義……
といった方々は、ARTBOX international が行っていることをどう考えているんでしょうか。
一度訊いてみたいものです。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081127#p3


現代日本の写真vol.7 出版記念展/ART BOX

出品者一覧
安達栄吉/伊藤勝敏/上杉敬/太田善彦/岡本寛治/回里純子/加地亜希子/勝山基弘/嘉屋信明/川眞田光夫/管野秀夫菊地哲/橘野栄二/熊谷 直夫/佐藤正明/杉本潤平/須藤秀澤/高崎勉/高野信久/滝本和由/ 田谷淳/土屋敏朗/椿孝/坪内二郎/永嶋勝美/ 西原直人/西山尚紀/バンリ/堀内僚太郎/益子姿子/増田岳二/宮坂亨/目々澤雅子/柳谷次男

http://www.artbox-int.co.jp/gallery/past/20061002_syasin.html
ひょっとして、コレにもさらに出品料を取っているとか? 二重に搾り取るみたいな。

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◇ ここに注意!Q&A コンテスト・賞・展覧会編 - 共同出版自費出版の被害をなくす会

Q コンテストを行なっている出版社があったので応募したところ落選したのですが、良い作品だからといって共同出版自費出版)を勧められ、迷っています。


A  商業出版社の場合、実力のある新人を発掘するためにコンテストや賞を設けている場合がありますが、共同出版自費出版を行なっている会社では、落選者の勧誘を目的として賞やコンテストを行なっている場合があり「賞ビジネス」などいわれて問題になっています。プロの作家を目指すのであれば、メジャーな賞に応募することをお勧めします。


Q 著名人の名を冠したコンテストがあります。著名人が関わっているので安心だと思うのですが。


A コンテストに関わっている著名人が、その出版社の商法に詳しいとは限りません。悪質な出版社が著名人を利用して応募者を集めることもありますので、名前だけで信頼することは禁物です。


Q コンテストに入選すると賞金をもらえ、本を無料で出版してくれるそうです。コンテストのための経費はどこから出ているのでしょうか?


A  商業出版社の主催している賞であれば、その出版社の本の売上収入(雑誌を出している出版社の場合は広告収入もある)から捻出されているといえます。しかし、共同出版自費出版の場合、一般に本の売り上げによる収入は少ないと考えられますので、著者に請求している費用にコンテストの広告費や賞金、出版費用などの諸費用が加算されていると考えるのが妥当でしょう。落選者にも有料の出版を勧める会社は、要注意といえます。


Q 俳句の同人誌に作品を載せていたところ、共同作品集の出版を持ちかれられ、請求された費用を支払って出版しました。その後、有料で展覧会に出品しないかとの勧誘があり不審を感じています。


A  自費出版で利益を得、さらに展覧会などで利益を得る商法と考えられます。判断力の低下した高齢者を相手に次々と契約を結ばせる例がありますので要注意です。句集や歌集はほとんど売れませんので、流通本には向いていません。作品集を本にしたいのであれば、私家本として制作されることをお勧めします。

http://nakusukai.exblog.jp/9931923/
http://nakusukai.exblog.jp/

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081128#p14


>>>今さら話題になっているようなので再録+α

「vol.8」の参加者(餌食)を募集しているということなんでしょうけども。。。

■物欲の権化から物欲の道化へ


■ART BOX IN JAPAN 現代日本の写真vol.7
http://www.artbox-int.co.jp/shop/book/injapan.html
http://www.artbox-int.co.jp/


お誘いがあったのですが
掲載準備のための時間がないのと
けっこうな掲載費用が掛かることもあって、
とりあえず今回は丁重に辞退しました。
いずれ機会があれば、また。。。


掲載予定作家には、平間至細江英公、広川泰士、
ホンマタカシ内藤忠行、藤井春日、中村征夫
藤井保、三好和義……といった名前が並んでいました。

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060520
(2006年5月20日)


平間至細江英公、広川泰士、 ホンマタカシ内藤忠行、藤井春日、中村征夫、藤井保、三好和義……
といった方々は、ARTBOX international が行っていることをどう考えているんでしょうか。
一度訊いてみたいものです。

■田村俊介くんのところにも届いていたらしい……
後学のために、一応、知り合いの美術関係者数人に
評判を聞いてみようかと思ってましたが、
どうやらその必要はなさそうです。

ART BOX IN JAPAN 現代日本の写真vol.7 - TAMURA’S PHOTOS [DIARY]

サイトのメールにART BOXというところからメールが来て、ついつい返信してから、何度も未承認広告メールを送って来ていたところだと気がついた。

ようするに図書館とかに収蔵してる本なんだけど、平間至とかホンマタカシとか、有名どころも載せるんだけど、若手も載せようと思うんだけど、掲載料を払ってもらうことになるんだけど、掲載させてもらえませんか?っていう話。

うっかり教えた事務所に資料が来て、見てみたら出品料が見開き2ページで10万5千円。

まあ3万円くれたら載せてもいいけど、っていうのは嘘で、べつに無料でもいいんだけど、さすがに10万5千円は払えない。っていうか、まだこういう商売があったのかと驚きました。

おそらく有名どころには掲載料を払って、若手からは出品料を採るっていう手法だろうけど、1万部を1万5千円で売るって書いてあるから、1億5千万円?

ということで、誰か10万5千円くれる人がいましたら、ご連絡ください。

そしたら出品料10,5000円と書かれた出品方法の資料を複写したものを、掲載してもらおうと思います。

申し込み締め切りが20日なので、早めにお願いします。

追伸。もちろん誰が悪いとかそういうことを言いたいのではないです。もちろんお金を払って載せている人もいるだろうし、それはその人がそれだけのメリットがあると考えてのことだろうから、それはそれでまったく問題ないと思います。5千円とかなら僕も払ったかもしれないし。ようするに、現代日本の写真と銘打っておきながら、写真がどうこうの前に、お金が払えるかどうかというのが掲載の基準になっているというのが問題だということでしょうか。ちゃんと本にそう書いてあるんならいいんですけれど。まあ貧乏人のひがみかもしれません。

http://d.hatena.ne.jp/shunsuketamura/20060516

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060516#p8
(2006年5月16日)


まるで画壇(団体系)です。
あるいは、ワナビーを喰いものにする自費出版ビジネスや
掲載ページを金で買わせるという某コマーシャル・フォト誌等のブラックなシステムでしょうか。
また、貸しギャラリーが作家を籠絡する手管や、自主ギャラリーの物質的かつ精神的な上納金システムなども想起させます。
(余談ですし、良く知られている話だと思いますが、東京都写真美術館を貸しスペースとしてレンタルしてるのに
さも企画展であるかのように見せかけているコマーシャル系の写真家もけっこう居るようです。)

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>>>画壇(団体系)の裏・闇・カラク
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080716#p4


※「新風舎」「文芸社」関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%bf%b7%c9%f7%bc%cb%a1%a1%ca%b8%b7%dd%bc%d2


※「自費出版」関連
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%bc%ab%c8%f1%bd%d0%c8%c7


※「脇が甘かった人々」
http://d.hatena.ne.jp/n-291/searchdiary?word=%cf%c6%a4%ac%b4%c5%a4%ab%a4%c3%a4%bf%bf%cd%a1%b9%a1%f7%bf%b7%c9%f7%bc%cb


>>>新風舎のパンク
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20061230#p7


>>>「新風舎」「文芸社」問題(本日の追加分)

◇ 文芸社新風舎の盛衰と自費出版(10)こんなにある「だまし」のテクニック - 松田まゆみ氏

1.褒めておだてて勧誘
(……)
2.有名人を広告塔にする
(……)
 新風舎の場合、エッセイストである井狩春男氏が出版賞の審査委員長を務め、共同出版を推奨する本も書いています。詩人の谷川俊太郎氏、写真家の荒木経惟氏、ジャーナリストの江川紹子氏などの本を出版し、新聞広告で宣伝しています。文芸社では「人生いろいろ賞」の特別選考委員を島倉千代子氏に依頼し、新聞広告に掲載しているほか、思想家の吉本隆明氏や作家の西村京太郎氏などの本を出版しています.
(……)
3.打算を利用
(……)
 協力・共同出版の場合は「無料で本が出せるチャンスがある」、「作家の第一歩」、「ベストセラーになれば、元がとれる」、「テレビドラマ化されるチャンスがある」、「全国800店の協力書店のどこにでも本が並ぶ」などと、希望的観測を謳って勧誘することがこれに該当するでしょう。もちろん、このような可能性があることは事実ですが、その具体的事例などを明らかにせず、過剰な期待を抱かせるのです。
(……)
4.サービスして断りにくくする
(……)
5.プライドに付け込んで、騙しの発覚を抑える
(……)
 苦労して蓄えた貯金、虎の子の貯え、ローンの返済などと引き換えに得た夢の実体が、わずかな贈呈本やスズメの涙ほどの印税でしかなかったら、どんな気持ちになるか想像してみてください。著書を世に出すという夢を悪夢に変えられ、告発もままならない商法を、あろうことかマスコミが片棒を担いで宣伝しています。マスコミの責任が限りなく重いことを指摘します。

http://www.janjan.jp/media/0701/0701178270/1.php

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070119#p6

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081127#p3


◇ これが最後のワナビジネスではない - 少年少女科学倶楽部

 自費・共同出版系の大手である新風舎が再生法を申請した。

 ここは「あなたの本を出版させてください」といいながら費用の負担を求めるものの、実際にはろくすっぽ刷らず金だけ取っているんじゃないか? といわれているところでは文芸社と並ぶ大手。
 ここを見てくれる人には結構重要なのがライトノベル方面への浸食が激しかったこと。なので正直一安心ではあるんだけど…でも、これが最後というわけではないんだよね。
 言い方は悪いけど、ワナビをターゲットとしたワナビジネスの中では、新風舎は本当に小さな点に過ぎないわけで。
 
ワナビジネスの根は深くて広い

「小説家になりたい」とか「漫画家になりたい」とか、そういう夢を持つことそのものは悪くないんだけど、この世の中にはその夢をターゲットにするビジネスというのが多数存在する。
 わかりやすい例で言えば、いわゆる声優学校なんかがその一つだし、いわゆる「ライトノベル科」もその一つ。
 言い方は悪いけど、ワナビというのはいいターゲットなんだよね。
 
 厄介なのは、まず声優学校みたいに「必要な技能の習得」と重なっている部分があること。もちろん、声優学校へ通ったからといっても確実に声優になれるわけではないしなったらなったで地獄なのだけど、一方でそういった「リスクを取る」人間がいるからこそコンテンツ産業は成り立っている面がある。つまりコンテンツ産業は「死体の上の桜」なんだよね。

ワナビジネスは滅びない

 まとめると、ワナビジネスというのはコンテンツ産業と絡みついた「解かりやすい暗部」でしかない。つまり、たかが会社一個。そのていどは「点」なんだよね。
 現在、純粋にネット発のコンテンツの量が増大しているけど、それでもこういったものは多分、完全になくなったりはしないのだろう。
 でも監視しておくのは決して無駄じゃないかなと。

http://scientificclub-run.net/index.php?UID=1200109327

gadget展@京都芸術センター

今村遼佑 中村裕太 西園淳 芳木麻里絵
開催中〜12月26日(金)
http://www.kac.or.jp/exhibition/gadget001.html
http://www.kac.or.jp/about/map.html
http://www.kac.or.jp/
http://www.kcua.ac.jp/event/upimg/122889454820081213gadget.pdf(フライヤーPDF)
本日終了。
明日までなら良かったんですが。。。


◇ gadget展 - Grapefruit Juice Blog
http://d.hatena.ne.jp/Arata/20081125#p1

大友良英Ensembles展@山口情報芸術センター (YCAM) の映像がアップされています。

◇ 2008年締めくくり その1 - 大友良英のJAMJAM日記

http://jp.youtube.com/watch?v=n4TclxEtQ20
http://jp.youtube.com/watch?v=C8AdMuuDMj4
http://jp.youtube.com/watch?v=Up2UavHEHww
http://jp.youtube.com/watch?v=_n7H9fwLNN4
http://jp.youtube.com/watch?v=_Gl8_TmodzI


この先もこういう展示作品やりたいな〜って思ってたんですが、そんなときに世界恐慌がはじまりまして・・・、そんなの、オレに関係ないって思ってたけど、オオアリでございました。多分この先、こんな大規模な展示をする機会、当分ないような気がするのだ。事実、アメリカの話がひとつ頓挫しかかっている。残念だけど、仕方ない。まあ、人生自分ひとりで決められるもんじゃないしね。またどっかから話が来るのを気長に待とう。


音楽にとって展示作品というのは、大量複製されてちいさいスピーカーを直接耳の中にいれて聴かれる録音された音楽の貧しい末路に対する、音楽家の側からの異議提出になるし、なにより録音された音楽の使い道としては、最高に贅沢な方法だと思うのだ。でもそんな意味合い以上に、沢山の技術者や職人たちと、こういうものをつくるのが本当に素朴に面白かった。アーティストが作品をつくるのではなく、技術者が作品を作る・・・というのが、オレはものすごく好き。町工場のように音楽を作れたら最高だ。そんな発見に満ちたYCAMの夏だったわけですが、そうだ、恐慌なんかで挫折してなるものぞ。自分の方法を見つけて続けてやる。

http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20081223
大友良英さんのはてなダイアリーより。


>>>大友良英 Ensembles展 インタビュー&レビューほか
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080916#p4


>>>Out of Tokyo | 193:大友良英高嶺格 (小崎哲哉) - REALTOKYO
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080917#p4


>>>未来人 Vol.3 大友良英 - deep_science(日本科学未来館 2008/02/25)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080825#p5


>>>大友良英『MUSICS』(岩波書店
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080626#p5

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>>>「怖がらなくても大丈夫。」(某K氏談)
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081026#p6
※世界ノイズ劇場01〜24

HOSE“HOSE II”発売中です。

◇ ホース HOSE
http://hose.hibarimusic.com/?p=92
http://hose.hibarimusic.com/


◇ HOSE 『HOSE II』 UNKNOWNMIX 8 / HEADZ 126 - FADERBYHEADZ.COM

2007年7月に発表された1stアルバム『HOSE』があれよあれよという間に耳の肥えた音楽ファンのみならず、映画ファン(リーダーの宇波拓沖島勲監督作品『一万年、後…。』や古澤健監督の作品等の映画音楽を担当)、アート・ファン(東京都写真美術館での美術家・映像作家、田中功起インスタレーション展示内にてライヴを敢行)、ファッション・ピープル(古橋彩のブランド、“fur fur”の東京コレクション用の音楽を担当)にまで支持され、2007年のベスト・アルバムの1枚にも選ばれロングセラーを続ける5人組、ホース。 hibari musicを主宰し、細馬宏通かえる目大友良英率いるONJO豊田道倫の作品への参加でも知られるフリー・インプロヴァイザー、宇波拓をリーダーに、popoの江崎將史、ふいごの古池寿浩、ブラジルの服部玲治、ジャケットのイラストも手掛ける異才、泉智也がメンバーとして参加。
約1年半振りとなるセカンド・アルバムは、フィールド・レコーディングを用いたコンセプチュアルな作品で知られるフランスのサウンドアーティスト、エリック・ラ・カーサが録音を担当。マイクの前で起こった出来事を、空気のふるえまでかんじられる生々しさで記録している。解像度が高く限りなくリアルな素材に宇波が暴力的なまでの編集を施し、音楽としての持続をぎりぎりで保ちつつ、端々で空間がねじまがってしまうある意味サイケデリックサウンドを創り出した。
数々の罠にズタズタにされながらも、かろうじてその立ち姿を留めるメロディーの美しさ!アコースティック室内楽アンサンブル・バンドとしての面目躍如。ヘロヘロした演奏ながら合奏の楽しさを再認識。初期アルフィーを彷彿とさせる不吉なコーラスもあり。
さらに、前作にも増して、泉智也の狂気が加速。悪魔のような咆哮や、チューニングされていないベースによる鈍器で殴られるような一撃!弾き語りソロ曲も収録。
また、豪華ゲスト陣も参加!宇波の盟友であるバスクストレンジャーMattinの邪悪な影。ホースのライブにしばしば登場し、亡霊のような存在感だけを醸し出していく中尾勘二による味わい深いクラリネット。手練のミュージシャン、植村昌弘(MUMU/Sim他)、上江州佑布子(元 auranoisazzzz)、千葉広樹(effective dose他)による場違いに凛々しい演奏。
ライナーノーツは前回に引き続き、気鋭の詩人小笠原鳥類による散文詩を掲載。

http://www.faderbyheadz.com/release/headz126.html
http://www.faderbyheadz.com/
http://headz.cart.fc2.com/ca4/242/p-r-s/


◇ 『HOSEII』HOSE - Lilmag----zine and other publications.

ホース:
江崎將史 trumpet
古池寿浩 trombone
宇波拓 guitar
泉智也 bass
服部玲治 percussion


※Lilmag特典として「HOSEデモ・トラックス」CD-Rをおつけします。
作曲担当・宇波拓が最初に打ち込みで作ってメンバーに渡す秘蔵のデモ音源を特典用にチューンナップ。
ファーストアルバムの名曲「ピアノ」のカラオケも収録。


※さらにHOSEメンバー関連商品をいっしょにお買い上げのかたに、「地底人バッグ」をプレゼント(先着順)

http://lilmag.org/?pid=11260217
http://blog.lilmag.org/?eid=496605

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◇ レコ発 - ヒバリ日誌

ホース『HOSE II』発売記念コンサート
日時:2009年1月30日(金)
会場:渋谷 O-nest(Tel: 03-3462-4420 http://www.shibuya-o.com/
出演:ホース
第一部: HOSE plays スクリーン・ムード名曲集
第二部: HOSE 〜その全貌〜
ゲスト:中尾勘二 (reeds, drums)、 虫博士 (song)、上江州佑布子 (harp)、千葉広樹 (contrabass)

http://d.hatena.ne.jp/hibarimusic/20081224
http://d.hatena.ne.jp/hibarimusic/
宇波拓さんのはてなダイアリーより。


◇ hibari music
http://hibarimusic.com/

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>>>HOSEと宇波拓さんのライブ映像
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080212#p4


>>>ホース HOSE >> Text
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070718#p4


>>>HOSE『HOSE』
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20070702#p3

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>>>正露丸チャルメラ、三三七拍子。

Miles Davis 'Saeta' (Sketches of Spain)
 http://www.amazon.co.jp/dp/B000002AH7
This Heat 'Hi Baku Shyo' (Deceit)
 http://www.amazon.co.jp/dp/B000H9HXFO
◇ HOSE 'a thing that is not as it has been used to be' (HOSE)
 http://www.amazon.co.jp/dp/B000RE61KC

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080218#p1

ウィリアム・フォーサイスの現在 - 説明文置き場など

・私は未見だが「WEAR」上演のさいに出ていた評価はこんな感じだったと思う。
1.「安藤のようなバレエトレーニングの経ていない身体が浮きすぎだ。坂本のオペラ「LIFE」の頃から安藤のダンスには「大母の大地」的な、舞踏的な面があり、フォーサイスが安藤を好むのには懸念が。これまでの「超絶技巧」スタイルからするとこれは一体どうしたことなのか。やっつけ仕事なのか?」
2.「バレエ団解散とともに30人以上いたダンサーたちも10 数人に減り、身体技能の低下が目に付く(1999年時点と2006年時点で比較すると残っているのはダナ・カスパーセン、フランチェスカ・カロティ、ジョーン・サン・マルティン、ファブリス・マツリアの4人のみ)。今回上演された過去の演目(N.N.N.N.やクインテット)にしても以前の1999年公演の方が際立ってしまっている。今後のフォーサイスはどうなるのか不安だ」
3.「パフォーマンスアートっぽくなってる。メディアインスタレーション作家の方向がより顕著になってきた? あの超絶複雑な身体文法の構築からのこの転身は一体どうなることなのか」


  1と2は重なる項目だが、ここで共通しているフォーサイスの思惑は、抽象的な身体から各々固有なる身体を活かしていこうという方向性の強化によるものだ。こう考えたとき、カンパニーから「バレエ」という文字が消え、少人数体制になったことも単に縮小を意味するのではなく、フォーサイスの関心が明確になったことでもある。いわゆる「モダンダンスの脱構築の人フォーサイス」ではなく、よりトリシャ・ブラウンマース・カニングハムの系譜に連なるコンテンポラリー・ダンスの相貌が明白になった結果なのだろう。したがって、身体固有性と即興性をどう接続させ、組織化させていくかという課題が生じていた。また、ここで3が飾りや余分なものではなくもう一度関係してくる。コンタクト・インプロヴィゼーションに関与させる事物としてさまざまな仕掛けが凝らされてきたということなのだろう。


 こうして、いくつかの線が見えてくる
・コンタクトインプロヴィゼーションと身体固有性をどう考えるか
・それらの中で仕掛けや空間の設計、振付をどうするか
 この二面性はこれまでのフォーサイスにもあったものだが、アルゴリズムに基づき振付を自在に接続するといったコンセプトが際立っていたが、コンタクトインプロヴィゼーションと振付との関係は十分に言説にされてきたわけではなかったと言ってよいのではないか。


 日野が2003年にフォーサイスに着目され、親密になる背景はここにある。相手の身体作動、筋肉の緊張などを察知する高感度カウンター型の武道を培ってきた日野は同時にフリージャズの経験者であり、ベジャールボレロ」のジョルジュ・ドンから肘の操作による腕使用や胸骨操作による背骨使用を吸収し、ダンスに興味を示していた(とりわけシルヴィ・ギエムを彼は評価している)。身体の形態操作をよりミクロに力学分析したかのような日野の身体理論は、「形象化して残るのではなく(...)瞬間ごとに変容し消滅する」身体観をもっていたフォーサイスには、ましてやバレエ団から心機一転の端緒についたフォーサイスには心を射止めるものがあったに違いない(「interview ウィリアム・フォーサイス」(聞き手:立木菀子)、堤広志編『現代ドイツのパフォーミングアーツ』(三元社、2006.3))。「深く根源的な水準に達した知覚単位(a degree of perceptual unity so profoundly fundamental)」とフォーサイスが日野を激賞するのはこういった模索ゆえだった。


 ダンスへの身体技術貢献ができると感じた日野は、2005年の横浜BankArtでの安藤とおこなったワークショップをはじめとして毎年コンテンポラリーダンスのワークショップを開講している。最も最近開催されたものでは今年11月に神戸での佐藤健大郎やフォーサイスカンパニーのIoannis Mantafounisを交えたショーケースがあるが、これも大成功だったようだ。「ねじれ」トレーニングによる身体連動、「正面向かい合い」トレーニングによるコンタクト知覚の習得を下地とし、複数グループを組み合わせて高密度の空間を実現しているとのことだ。

http://nn-nico.blogspot.com/2008/12/blog-post.html


>>>混沌からの秩序 - short hope
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080323#p11


トリシャ・ブラウンのダンスとコールハースの建築 - Takayama Engineering Associates
http://www.t-e-a.org/text/files/trishabrown.htm


>>>2005年9月のメモより(mixi
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060227#p10

「からだの重心がおかしくなっている」−大橋可也&ダンサーズに関するメモ−(佐々木敦)

まったく偶々のことではあるのだが(だが「まったく偶々」などということは本当は無い)、大橋可也&ダンサーズについて考えようとしていた時に、渡辺玄英の新詩集『けるけるとケータイが鳴く』が届けられ、繙くうちに、そこに記されたことばたちが、今年の二月に吉祥寺シアターで『明晰の鎖』を観た際の紛れもない衝撃を、まざまざと思い出させた。冒頭に置いたのは同書からの引用だが、だってこれはまるで、あそこに在った「からだ」たちのようではないか?
私が『明晰の鎖』から受けた衝撃とは、まず第一に「即物性」ということだった。ビデオを多用しているのにもかかわらず、いやむしろ、ビデオキャメラという記録メディア/表象のテクノロジーを駆使しているからこそ、そこに恐ろしくリアルに立ち現われる、モノとしての身体、ブツとしての行為に、したたかに震撼させられた。
『明晰の鎖』を観た日のブログに、私はこう書いている(一部省略)。


大橋可也&ダンサーズ「明晰の鎖」とヤン・ファーブル「死の天使」をはしごしました。「明晰」は非常によかったです。僕なりに大橋さんが「ダンス」ということでやろうとしていることを、やっと理解できたような気がしました。身体と肉体の違いの問題、表象と上演の違いの問題、物語と物語る行為の違いの問題、などなどが、きわめて直截的に、即物的に、明晰に問われていました。前評判の高かった「死の天使」は、アンディ・ウォーホルが女性に狙撃されて一命を取り留めた事件を元にファーブルがテキストを書き、イヴァナ・ヨセクが4面のビデオスクリーンに現われるウィリアム・フォーサイスと共演する、というかなりアクロバティックな作品。当然のごとく完成度は異様に高かったのですが、僕的にはいささか文学的、芸術的に過ぎるような気もしてしまいました。観念的な「死」の(「死」の観念の)追求よりも、誰も知らない女が誰も知らない女を刺した、という、ある意味で極めて通俗的な出来事を、ひたすら強迫的に反復し続ける「明晰の鎖」の方に、リアリティを感じてしまったのです。

先のブログの短いエントリでは舌足らずなので、少しパラフレーズしてみよう。まず「身体と肉体の違い」について。生身の「からだ」という意味での体を「肉体」と呼び、それを含み/それに含まれながらも、もう少し抽象的な「私」の外延と内包の様態を「身体」と仮に呼ぶ。たとえばダンサーは前者によって後者のなんらかを表現する。その「表現」のベクトルや目標はそれぞれではあるが、いずれにしても「身体性」なるものをひたぶるに突き詰めてゆこうとするならば、そこに立ち上がってくる、ひとつの極限値とは、ただそこに(ここに)在る、ここに(そこに)居る、ということである。存在のゼロ度、零度の存在論としての「からだ」。しかしそのとき「身体」は、実は限りなく「肉体」に近づいている。それは戻っている、と言ってもよい。なぜなら「肉体」としての「からだ」は常に既に与えられている、すべての前提であり、あらゆる人間が逃れることのできない、まさに肉の袋としての牢獄であるのだから。

http://dancehardcore.com/archives/000375.shtml
佐々木敦さんのエクス・ポ日記(http://expoexpo.exblog.jp/)経由。


◇ Kakuya Ohashi and Dancers 大橋可也&ダンサーズ
http://dancehardcore.com/


>>>大谷能生talking about 大橋可也&ダンサーズ - レビューハウスラジオ
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080425#p4


>>>大橋可也&ダンサーズ「明晰の鎖」をふり返る - DIRECT CONTACT
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080828#p9

RIOW ARAIさん@8tracks

8tracks - 2 - RIOW ARAI

riow's December 2008 mix 更新。

http://www.riowarai.com/blog/2008/12/8tracks-2.html


8tracks - RIOW ARAI
http://www.riowarai.com/blog/2008/11/8tracks.html


>>>RIOW ARAImuxtape

RIOW ARAI - JP - Breakbeat / Electro / Techno - MySpace.com
http://www.myspace.com/riowarai

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YouTube - Death Breaks
http://jp.youtube.com/watch?v=e37ca7bWKas
 ・RIOW ARAI『SURVIVAL SEVEN 』
  http://www.amazon.co.jp/dp/B000K2QLGK


YouTube - Flowers Of Romance 05
http://jp.youtube.com/watch?v=GSKe23VUmXA


YouTube - Dragon Ash -Canvas (riowawai mix)- A PINPOINT OF LIGHT
http://jp.youtube.com/watch?v=L_Epb67eHuk


http://jp.youtube.com/watch?v=Bkmw6vhtWiw
 http://jp.youtube.com/watch?v=Bkmw6vhtWiw
YouTube - riow arai + nongenetic - One Dolla
 http://jp.youtube.com/watch?v=h8N56S4UIsk
YouTube - Riow Arai + NoNgenetic - Change
 http://jp.youtube.com/watch?v=-2sgrp0X12c

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20080725#p4

再録(http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060422#p4 http://d.hatena.ne.jp/n-291/20060422#p7)

■10枚の「ゴッサム・シティ東京 」
http://www.pingmag.jp/J/2006/04/13/10-pictures-of-tokyo-gotham/
内山英明のように「デーモン」になってしまうから注意が必要です。
そのうちアマチュアを中心に大流行して、
「はいはい、“ゴッサム”ね。どこの写団の人?」みたいなことになったりして。。。


(参考)10枚の「小さな東京」
http://www.pingmag.jp/J/2006/03/07/10-tiny-tokyo-photos/
そういえば、坂口トモユキさんが、以前開設していたブログに
こういった写真のことを「お手軽アート」と書いていたような。。。


■ロシアン・デーモン!?
Alex Shechkov (Александр Шечков)
http://www.artphoto.ru/eng/gauthor.asp?gal=g&a=Shechkov
http://www.artphoto.ru/eng/gauthor.asp?gal=n&a=Shechkov
http://www.artphoto.ru/eng/gauthor.asp?gal=p&a=Shechkov
http://www.artphoto.ru/eng/gauthor.asp?gal=r&a=Shechkov


それにしても、テッテイしてますな。すがすがしいぐらいに。
イジることに、まったくためらいがなさそうなのが、かえってすばらしい!?

Rineke Dijkstra(リネケ・ダイクストラ)からのERIC(ジョン・ワイサン)がMartin Parr(マーティン・パー)へのCandice Breitz(キャンディス・ブレイツ)の?か? / 保坂昇寿さんの「クローム襲撃」から所幸則氏の「渋谷1sec瞬間と永遠」へ!?

http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081218#p6」と「http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081218#p8」の補足&参考リンクを。


(書きかけ)

「web complex」更新  …………  「現場」研究会特別編 シンポジウム討議記録

80年代におけるアヴァンギャルド系現代美術
――画廊パレルゴンの活動を焦点として――
パネリスト:市原研太郎、大村益三、暮沢剛巳、藤井雅実、吉川陽一郎 (敬称略、50音順)
開催日時:2008年7月6日(日) 午後1時30分〜4時00分(当日延長30分)
開催場所:京橋区民館
http://genbaken.com/genbaken/minutes0807special_00.html
http://genbaken.com/


>>>「web complex」更新  …………  アーカイブ『現代美術の最前線』
http://d.hatena.ne.jp/n-291/20081221#p5