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インタビュー

ひめキュンフルーツ缶 “アンダンテ”



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[ interview ]

さまざまなスタイルのグループが混在するアイドル・シーンのなかでも、ロック・サウンドと激しいダンスを前面に打ち出すひめキュンフルーツ缶。愛媛県松山市の老舗ライヴハウス・松山サロンキティを拠点に全国でライヴを行い、着実に人気を高めているグループだ。そんな彼女たちが、インディーでの活動を経て、ついにシングル“アンダンテ”でメジャー・デビューを果たす。新曲“アンダンテ”に関してはもちろん、グループ結成時のエピソードからメンバーのパーソナリティー、そしてグループのこれからについて話を訊いた。



5人になって気持ちが揃った



――2010年8月28日に結成されたひめキュンフルーツ缶ですが、まずは当時を振り返って、皆さん〈アイドルになりたい〉という思いは持っていたんですか?

岡本真依「アイドルというよりは、TVの世界に憧れてたんです。ベッキーさんがすごいなと思ってました。歌も好きでダンスは習っていたので、地元でアイドル・グループを作るっていうひめキュンの記者会見を観てオーディションを受けたんです」

河野穂乃花「私は、ダンスはやったことがなかったし、歌は聴くのも歌うのも好きだったけど、全然自信がなかったんです。でも、アイドルが好きだったので応募しました。アイドルはAKB48さん、ももクロさん、スマイレージさんとかが好きでした」

奥村真友里「アイドルは、AKB48さん、えれぴょん(小野恵令奈)が好きでした。あと佐々木希さんとか。アイドルになりたいなぁとは思ってたけど、絶対になるぞとは思ってなかったんです。〈オーディションがあるから受けたら?〉って人に言われて、じゃあ受けたいなって思ったんです。ほんと、オーディションを受けるまでは人前に立つのが好きじゃなかったんです。人見知りだし、ダンスはやってたけど、人前で歌なんてもってのほかだと思ってました(笑)。モデルみたいな仕事はしていたんですけど、ステージに出るのが恥ずかしくて。ひめキュンの最初の自己紹介ですら震えてましたもん(笑)」

谷尾桜子「私は、歌もダンスもアイドルも好きで、歌って踊るアーティストも好きだったのでそういうのをやりたかったんです。アーティストでいちばん影響を受けたのはBoAさん、あと倖田來未さんも好きで、アイドルだと高橋愛さん(元モーニング娘。)です」

菊原結里亜「私は、モデルの西内まりやさんが好きで、小学校高学年から芸能界に入りたいと思ってました。中1の夏にいろんなオーディション受けるなかで、ひめキュンの記者会見を観て受けたんです。アイドルのことはよくわからなかったけど、当時はナゾの自信があって。〈私ならやれる!〉みたいな(笑)。まあオーディションは最下位だったんですけどね(笑)。当時は、そこから上がってやろうと思ってましたけど、いまはメラメラ感はないですねぇ……」

4人「いや~、あるある~(笑)」

――(笑)。最初8人組の時代は、いわゆるアイドルな感じでしたが、昨年の春頃に5人になった頃から雰囲気が変わりましたよね。

穂乃花「8人の頃は、どうしても2~3人ずつに固まることが多かったけど、この5人になったら、秘密なく話すし、全部さらけ出しちゃうんですよ」

結里亜「ご飯食べるときも、4人席に5人で無理矢理座って(笑)」

桜子「(テーブルに乗り切れないので)お盆も、わざわざ縦にして食べるんです」

結里亜「でも、5人でいっしょに食べててもまったくしゃべらないんです(笑)」

穂乃花「とにかくいっしょにいたいのかな。考えたら、キモい~(笑)」

――アハハハ。5人の結束が高まったきっかけは?

穂乃花「5人になったからです」

――そのまんまじゃないですか(笑)。

結里亜「きっかけがあるとしたら、真依はずっとセンターですけど、他のメインどころの3人が抜けて、事務所の社長も〈ヤバい、もう無理、解散〉ってなったときですね」

――え、解散話まで出てたんですか?

真依「ハイ、出ましたよ。解散するって」

結里亜「そこで辞めるのが悔しかったし、3人が抜けてもウチらだけでがんばろうって、みんなの〈やってやるぞ感〉が出たんです」

真依「5人で練習しはじめてから、〈やってやろう感〉はメラメラでした」

桜子「そこで、5人の気持ちが揃ったのはありますね」


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掲載: 2013年08月07日 18:01

更新: 2013年08月07日 18:01

インタヴュー・文/土屋恵介