ライフ

3人息子を京都大学に送り込んだ破天荒なオヤジの教育術3つ

 このたび、『強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話』(徳間書店)という本が発売された。古代ギリシアの哲学者・ソクラテスさながらの風貌のオヤジが息子たちを塾どころか高校にも通わせず、破天荒なやり方で全員を京都大学合格に導いたことを描いたノンフィクションだ。

 そんなオヤジの教育術3つを、この本を書いた長男で学習塾「探究学舎」の塾長をしている宝槻泰伸さん(33才)に教えてもらった。

【1】オヤジ流教材の選び方

 大量のメディアを教材にする。本、マンガ、映画など良質のものに触れさせ、内容や感想をアウトプットさせる。親が目利きとなって、最適な教材とその順番を選んであげる。入門編は特に吟味する。

【2】オヤジ流人づきあい

 地頭を鍛えるメディア家庭教師に加えて、オヤジの友達をリアル家庭教師にする。旅行好きの主婦、和尚、作家、彫刻家、豆腐屋のおじさん、バス停で知り合った外国人…いろんなタイプの人との出会いを大切にする。

【3】オヤジ流受験攻略法

 英語はひたすら音読・暗唱を繰り返し、文章を丸ごと覚えこむ。国語は名文や好きな文章をひたすら書き写す。原稿用紙300枚ほどが埋まる頃には、文章を読むのも書くのも得意になっている。数学は数学史、科学史など歴史を織り交ぜながら公式を理解する。その後、問題集を1冊決めて、何度も繰り返し解く。

※女性セブン2014年12月11日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン