モンスターペアレントなんていう言葉もあるが、学校や幼稚園にいろいろと口を挟んでくる親が増えている。栃木県の女性Yさん(34才)の娘が通う幼稚園でも、そんな親がたくさんいるという。Yさんが体験談を告白する。
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幼稚園の発表会でうちの子(6才)が主役のお姫さまに選ばれたの。その夜はうれしくて夫と祝杯をあげたわよ。
しかし1本の母親の電話で一変。「うちの子は2才から子役養成所に通っているんです。発表会を成功させるためにはうちの子じゃないとムリだって養成所の先生もいうのよ」と。
こんなつまらないことでモメても仕方ないから、娘と話し合って主役を降りたら次はお遊戯のときの、娘の立ち位置に口をはさんできた。
実はヘンな親は彼女だけじゃないの。こんな場末の幼稚園に“未来のバレリーナ”だの“10年に一人の天才バイオリニスト”と、触れまわる親がごろごろいるんだから、まあ、平和っちゃ平和よね~。
※女性セブン2013年10月24・31日号