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NVIDIA、GeForce GTX 780を499ドル/GTX 770を329ドルに価格改定

~新たに699ドルの「GeForce GTX 780 Ti」を追加

GeForce GTX 780 Ti

 NVIDIAは10月29日、ハイエンドビデオカード「GeForce GTX 780」と「GTX 770」の価格改定を行なった。新価格はそれぞれ499ドル、329ドル。前者は150ドル、後者は70ドルの値下げ。新価格は10月29日の朝6時(米国時間)より、オンラインショップ購入時に適用される。

 また、新たに「GeForce GTX 780 Ti」を11月7日に発売すると発表した。価格は699ドル。GeForce GTX 780 Tiについての詳細はまだ不明だが、GeForce GTX 780とGTX TITANの間を埋めるラインナップになると見られる。

 キャンペーンとして、GeForce GTX 780 Ti/780/770の購入で、「Batman: Arkham Origins」、「Splinter Cell: Blacklist」、「Assassin’s Creed IV: Black Flag」の3本のゲームが無料で付属。さらにNVIDIA SHIELDを同時購入すると100ドルの割引が適用される(日本はSHIELD未発売のため、対象外と思われる)。

 GeForce GTX 760と660の購入では、「Splinter Cell: Blacklist」、「Assassin’s Creed IV: Black Flag」の2本のゲームが無料で付属。こちらもNVIDIA SHIELDを同時購入すると50ドル割引される(こちらも日本は対象外と思われる)。

 ライバルのAMDは549ドルのハイエンドGPU「Radeon R9 290X」をリリースしているほか、旧Radeon HD 7970 GHz Editionに相当する「Radeon R9 280X」を299ドル、Radeon HD 7870 GHz Editionに相当する「Radeon R9 270X」を199ドルでリリース。また、Radeon HD 7000シリーズには多くのゲームをバンドルしていた。今回の値下げと新規ラインナップ追加、ゲームバンドルはそれらに対する対抗と見られる。

 このほか、GeForce Experience 1.7によるゲーム画面のバックグラウンド録画「ShadowPlay」ベータ版もリリースした。

 NVIDIA SHIELDは、10月29日にアップデートを行ない、OSがAndroid 4.3 Jelly Beanとなった。Bluetoothコントローラによる操作ができる「コンソール・モード」、ストリーミングでPCのゲームをプレイできる「GameStream」正式版、ゲームにコントロールを割り当てるプロファイル「Gamepad Mapper」などが利用できるようになった。

(劉 尭)