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男性は妻の髪形の変化は気づかずシャンプー変更に敏感なもの

 首や手足につける“香り”の市場が頭打ちの日本で、今人気が急上昇しているのが「ヘア(髪)フレグランス」。

 香りとともに、髪にうるおいを与えるミストタイプ。最近は、髪にも肌にも使えるタイプも充実。

 香水をつけるよりさりげなく香りが楽しめる「ヘアフレグランス」は、ドラッグストアに行けば、コーナーができているほどの充実ぶり。海外ブランドのシャネルやディオールも、人気の香水(パフューム)の香りを使ったヘアフレグランスを次々出しているほどだ。

「髪をかきあげたときやすれ違いざまに、フワッと漂う髪の香りは、とても印象に残るものです。よい香りは、その人がおしゃれに気を配っている人だという、いい印象も与えます」

 そう話すのは、日仏フレグランス文化財団の代表理事の地引由美さん(以下、「」内コメントは地引さん)。さらに、

「日本人に好きな香りを聞くと、“ほんのり”“さりげない”“シャンプーのような香り”という答えが大半です。日本人にとって香りは清潔感の表れなんですね」とも。

 特に主婦の場合、料理する食材に香りがつくのが嫌と、ハンドクリームさえ香りがあるものを避ける傾向がある。その点、髪であれば、好きな香りを楽しむことができる。

「男性も香りには敏感で、妻の髪形の変化には気づかないのに、シャンプーを替えると気がつくといいます(笑い)」

 つける時に注意する点は?

「頭皮に直接つけるのではなく、耳の下から指を入れて髪を上にかきあげ、髪の内側につけて。また、強い香りの南国フルーツやベリー系は40代には甘すぎますので、つけるならフローラル系と組み合わせるといいでしょう。洋服に香り付きの柔軟剤を使っている人も“フローラル系”で合わせれば香りがケンカしません」

 あなたにぴったりの“ヘアフレグランス”を探してみて。

※女性セブン2013年4月25日号

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