JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」。その先行開発区域である「グランフロント大阪」が4月26日に開業します。「グランフロント大阪」のまちびらきに合わせオープンする「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」や「ナレッジキャピタル」には魅力的でユニークな店舗や施設が集結。梅田は新しい「まち」の誕生でどう変わるのでしょうか。
都心部のターミナル立地では日本最大級の店舗面積を誇る「グランフロント大阪 ショップ&レストラン」はJR大阪駅直結。駅の2階から商業施設が位置する南館へデッキで移動できます。「グランフロント大阪」の敷地内には「うめきた広場」「屋上庭園」「けやき並木」など緑も多く、都会の中のオアシスといった雰囲気。風や光を感じながら買い物できる、「お散歩ショッピング」がひとつのキーワードだそうです。
もちろん気になるのは、どんなショップが出店しているか。「梅田初」「梅田発」「梅田最大」をキーワードに集まった266店舗の内、ファッション関連店舗は119店舗。その内77店が「関西初」「大阪初」「新業態」のショップというから驚きです。
ファッションやインテリアだけでなく、77店舗もの「食」に関する多彩なショップも魅力。イートインスペースを数多く設けた食物販ゾーンの「うめきたセラー」、国内外の選りすぐりのレストランが集まった「うめきたダイニング」、深夜4時までの営業がうれしい「UMEKITA FLOOR」の3つのゾーンに加え、世界中のビール・ワインを集めた「世界のビール博物館&世界のワイン博物館」がなんと600席を超える広さで展開。世代、性別を問わず、胃袋をがっちりつかまれてしまいそうです。
「グランフロント大阪」の中核施設である「ナレッジキャピタル」は「感性」と「技術」の融合により「新しい価値」の創出を目指す複合施設。分野を超えた研究者、クリエイター、企業人などが協業してプロジェクトを起こし、大勢の一般生活者の声を反映させながら洗練させていくという試みです。何か面白いものをみんなでつくろう!という知的創造の「場」が提供されています。
北館に点在する「ナレッジキャピタル」のさまざまな施設の中でも、注目は「The Lab.みんなで世界一研究所」。企業や研究機関、大学などが参画し、開発中の技術やプロダクトを提示。来場者はその最先端技術と直に触れ合える、楽しい交流施設です。
「うめきた」の新しいお散歩スポット「グランフロント大阪」の魅力を知れば知るほど、近くに住みたいと思うのは人の常。そこでJR大阪環状線大阪駅のマンション家賃相場を調べてみると、1K・1DKの平均賃料6.33万円。意外にも、お隣の福島駅(6.15万円)や天満駅(6.01万円)と比べても大差のない金額。ちなみに家賃8万円以下の駅徒歩10分以内の賃貸物件を検索すると160件がヒット(4月23日時点)。都心のど真ん中にも、思いのほか「住む」という選択肢は豊富にあるようです。
大阪の新しい玄関口にふさわしい、最前線のまち、「グランフロント大阪」。この「まち」の誕生で、梅田は今以上に新しいわくわくとたくさん出会える場所になりそうな予感がします。百聞は一見にしかず!ぜひ進化を遂げた「うめきた」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。