住まいの雑学
野村和幸/企画・エフェクト
野村和幸/企画・エフェクト
2015年3月17日 (火)

リサイクルショップだけじゃない! 不要な家電の上手な処分方法

リサイクルショップだけじゃない!不要な家電の上手な処分方法(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

入学や入社、異動に伴う転勤など、春は何かと生活に変化がある季節。そこで困るのが、不要になった家電製品の処分だ。

単純に引越しならそのまま持っていくこともできるが、1人暮らしから実家に戻る場合や、パートナーと同棲をはじめるなどの場合はどうしても家電の処分が必要になってくるはず。粗大ごみとして処分するのは何かと面倒だ。

比較的新しい製品であればリサイクルショップで買い取ってもらうという手もある。しかし、型番や使用年数によっては逆に処分費用を取られてしまうことも。ということで、少しでもお得かつ簡単に家電を処分する方法を調べてみたので、ご紹介したい。

■SNSで欲しい人がいないか聞いてみる
TwitterやFacebookなどのSNSを利用して、欲しい人がいないか探してみる。

自分にとっては不要品でも、必要としている人は結構いるもの。送料のみ負担してもらうか、引き取りに来てもらえれば費用もかからない。

■不要品譲渡コミュニティサイトを利用する
サイト利用者同士が不要品を譲渡しあう「あげます・ください」といったサイトで、欲しい人を探してみる方法。

家電のほかにも衣類や雑貨などさまざまなアイテムが掲載されているのが特徴。出品を頻繁にチェックしている利用者も多く、送料も欲しい人が負担する場合がほとんど。

■マンションの掲示板に貼り紙をする
原始的な方法ではあるが、同じマンションの入居者や近所の人に欲しい人がいないか探してみる。
(掲示板に貼り紙をしてよいかは管理者などに確認を)

他の方法に比べると対象者が限られてくる分難しいが、もし欲しい人が見つかればラッキー。運搬も楽で、もちろん費用もかからない。

■引越し業者に相談する
サービスで処分してくれる業者もあるので、問い合わせてみる。

家電リサイクル料金、運搬料金が無料になることも。もちろんその業者に引越しそのものを依頼した場合のみのサービスとなるので、注意が必要。

■フリマアプリを利用する
最近、利用者が激増しているフリマのアプリを利用して、家電を処分する。

フリマというと、衣料品や雑貨をイメージしがちだが、家電も多く出品されている。フリマアプリの活用術は、「福袋の“いらないモノ”をフリマアプリで上手に売るコツ」(https://suumo.jp/journal/2015/01/07/76020/)でも紹介している。

特に頭を悩ますのが、処分費用のかかるエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の家電4品目。行政に依頼した場合でも、処分するにあたりリサイクル料金と運搬料金が発生するため、トータルで1万円近い出費となることも珍しくない。

まだ使える家電は、必要な人に使ってもらったほうが捨てるよりも気持ちが良いはず。譲渡の過程でトラブルにならないように細心の注意をはらいながら、お得かつ賢く処分しよう。

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