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勝川春章が浮世絵で描いた髑髏(ドクロ)のキャラが浮世絵っぽくなくてイイ!

勝川春章が浮世絵で描いた髑髏(ドクロ)のキャラが浮世絵っぽくなくてイイ!

江戸時代に描かれた浮世絵や日本画には髑髏(ドクロ)が描かれた作品が存在します。その数は多くはありませんが、浮世絵の題材として妖怪やお化けの類いの作品がとても人気があり、髑髏も浮世絵師によって描かれていました。

今回紹介するのは江戸時代中期に活躍した浮世絵師 勝川春章によるドクロが描かれた作品(肉筆画?)「岩井半四郎と市川団十郎」です。

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こちらのドクロ、当時の浮世絵に描かれるものとはどこか違う雰囲気がありますね。コワいと言われればそうですが可愛らしいまではいかなくともキャラが立っていると言っていいのか。一緒に描かれている女性のタッチとも少し違う描き方がされていますよね?

このドクロがTシャツなんかに描かれていたらそれはそれで格好いいかもしれませんよ。背景の黒と骨の白のコントラストがすごくいいんですよね。

1点疑問があって、ドクロの右腕に描かれた白い四角のボタン(絆創膏?)のようなもの、これっていったい何なのでしょうか?この作品の詳細を知っている方はぜひご連絡ください。

Japaaanでは以前にも「画力ハンパない!日本画や浮世絵に描かれた髑髏(ドクロ)たち20選」という記事を書いていますので、先人たちが描いてきたドクロをさらに楽しみたい方は是非チェックしてみてください。

via: Tumblr

 

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