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井上和香好き夫に苛立つ胸小さい妻 夕食に白米だけ出す理由

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、家電メーカー勤務のご主人(37歳)。奥様(37歳)に内緒にしていることがあったそうです。

 * * *
 井上和香さんのファンで、4畳半の部屋の壁には、和香パイのポスターを貼っていました。女房はどちらかというと貧乳で、「これって私に対する当て付けなの?」とオカンムリでした。

 その和香さんも結婚。「他の男の人の奥さんになってしまったし、ポスターは捨てるよ」女房にそう宣言しました。それからの女房って、僕へのサービスが急によくなり、おかずの品数も増え、毎月のお小遣いもアップ。これには微かな罪悪感が。実はポスターを捨て切れず、その上にSLのポスターを貼って、ごまかしているんです。

「いつか、キミとSLの旅をしたいと思ってさ」女房にはそういって、留守の時を見計らい、SLポスターを剥がして、和香パイとご対面。見終わると、また、その上にSLポスターを貼り直し。ところが梅雨の湿気で、貼っていたテープの粘着力が弱くなり、SLポスターが剥がれ落ち、和香パイポスターがムキ出しに。

「夕食? ご飯ならあるわよ。ポスターをオカズにして食べなさいよ!」って、ああ、テープじゃなく、画鋲だったらよかったかな。

※週刊ポスト2013年6月14日号

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