若者世代の地方移住希望者が増えている。NPO法人ふるさと回帰支援センターが運営する「ふるさと暮らし情報センター」の来場者を対象に行ったアンケート(※)によると、若者世代(20~40代)の相談は過半数に達していて、特に30代の増加が目立つ。ICTインフラ(情報通信技術)の充実にともない、地方で就業したい若者、安全安心を重視する子育て世代の相談が増加しているそうだ。
そこで今回は、“うどん県”として一般の注目度も上がった香川県の移住促進事業『かがわ暮らし応援隊』に注目し、香川県政策部政策課地域づくり推進室の吉井さんにお話を伺った。
『応援隊』の面々は、会社員や農業従事者、会社経営者、レストランのオーナーシェフ、ライター、画家など多種多様だ。新設された事業者部門の事業者は、香川県の魅力のPRに加え、就農相談や研修、賃貸に関する相談や、下見の際のレンタカー基本料金の割引、引越し基本料金の割引などのサポートを行っている。では『応援隊』は、具体的にどのような活動を行っているのだろうか。
セミナーや体験ツアーに参加された方々からは「実際に移住された方のお話が聞けて非常に参考になった」、「香川県やかがわ暮らしの魅力がよく分かった」など、『応援隊』の方々のお話が高い評価を受けているそう。イメージをふくらませば、一気に移住への道が開けるかもしれない。
※ふるさと暮らし情報センターアンケート
http://www.furusatokaiki.net/18670/