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西風新都のこころ皮ふ科クリニックです。皮ふ科一般の治療と皮ふ外科、レーザー治療を行っています。

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ハイドロキノンクリームhydroquinone

ハイドロキノンクリームとは?



イチゴやブルーベリー、コーヒーなどにも含まれる物質で、皮ふを紫外線などによる損傷からまもる作用を持っています。米国では医薬品としてその美白効果が認められ、多くの患者さんに皮ふの漂白目的で治療薬として使用されてきました。
日本では2%までの配合が厚生労働省により許可されているため、市販の化粧品にも含有されたものが販売されています。それ以上の濃度のハイドロキノンは病院での処方が必要となります。
ただし、5%の濃度のハイドロキノンは動物実験で発がん性が指摘されており、現在ヨーロッパでは使用が禁止されている国もあります。そのため、当院では効果と副作用のバランスを考えて、4%ハイドロキノンクリームを処方しています。

ハイドロキノンクリームの効果について

ハイドロキノンはメラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害剤であり、さらにメラニン色素を作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。すなわち、しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。  




大多数のシミは、表皮の一番深い層(基底層)周辺にメラニン色素が沈着しています。この層にはメラノサイトと呼ばれるメラニンを作る細胞があります。 このメラノサイトの活性を抑制し、メラニンの産生を抑制することとがハイドロキノンの働きの一つです。また、メラノサイトの中でチロシンという物質からメラニンが作られる過程をブロックすることでメラニン自体を減少させる働きがあります。
ハイドロキノンは強い漂白作用を持ちますが臨床効果は可逆性であり安全性は高いです。一般的に濃度や投与量が多くなると刺激性皮ふ炎を生じやすくなり赤みやかゆみを伴うことがあります。

ハイドロキノンクリームの使い方

  1. 1日2回連日でシミや小じわに外用します。トレチノインクリームを併用するときは同時に外用します。
  2. 刺激の少ない石けんをたっぷり泡立てて優しくなでるように洗います。また、洗い流すときにはシャワーをかけるか、皮膚をこすらずにパシャパシャとぬるま湯をかけてすすいでください。皮膚を強くこすらないことが大切です。
  3. 洗顔直後は角質層が水分を多く含んでいるため薬剤の浸透性がよくなり、効き過ぎることがあります。そのため、洗顔後20分程度待ってから塗ることをお薦めします。しかし、事情により20分以上待てない場合は、洗顔後化粧水、乳液等を塗った上からハイドロキノンクリームを重ね塗りしてください。
  4. ハイドロキノンクリームを塗る部分は顔全体ではありません。症状により塗り方は異なりますが、例えば老人性のシミの場合は綿棒にごく少量(マッチ棒の先端の部分程度)をとり、シミの部分に塗ります。
  5. レーザー治療後は必ずハイドロキノンクリームを使用していただきます。
  6. 効果が認められた後も、外用剤を継続していただいて結構です。一旦中止して再開しても効きが悪くなることはありません。

ハイドロキノンクリームの注意点

  1. 人によってはかぶれたり、刺激があります。 赤みや刺激が強い場合は使用を中止し、医師に相談してください。
  2. 強い紫外線を浴びると、シミが濃くなる場合があります。 短時間でも日中外出の際は、SPF20以上のサンスクリーンを使用してください。

ハイドロキノンクリームの料金

ハイドロキノンクリームの処方のみの目的で受診されたときは、別途初診料が2,000円あるいは再診料が1,000円必要です。
4%ハイドロキノンクリーム 5g 1,850円



Q&A よくある質問

治療期間は?

通常は3ヶ月です。しかし、臨床効果は可逆性ですので、中止すれば元に戻ります。効果があり副作用がないときには長期間継続していただいても問題ありませんが、まれに外用部が白斑になることがあります。

誰でも使えますか?

ハイドロキノンクリームの反応が強い方の使用はお勧めできません。

レーザー治療とどちらがよいですか?

レーザー治療を行ったときにもハイドロキノンクリームを必ず併用してもらいます。ですから、どちらがよいということはありません。むしろ、ハイドロキノンクリームとレーザー治療を併用することが一番効果的です。

レーザー治療ができない肝斑(かんぱん)や炎症後の色素沈着に対しても、ハイドロキノンクリームは使用できますので、症例を限ればレーザー治療よりも適当なことがあります。

レーザー治療と併用できますか??

必ず併用します。

トレチノインクリームと併用できますか?

トレチノインクリームと併用していただくとより効果的です。ただし、このときにはレーザー治療は併用できません。

トレチノインクリームですでに作られているメラニンの排出を促進し、ハイドロキノンで新たなメラニンの産生を抑制することが治療の柱となります。。

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