By yukahatter

[日程変更しました]11月23-25日の三宅島床張り

床張り協会では、遠方の床張りもわりとありますが、今回は東京の離島の三宅島での床張りです。

11月23-25日の開催に変更です。

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このような平屋の二部屋を床張りします。

まずは和室を板張りに

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畳を剥がすとこのようなところです。

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これを羊毛の断熱材を入れつつ、板間にします。

さらにカーペットが薄い板の上に貼ってあった部屋。

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こちらはこのままでも使えないことはないのですが、カーペットのためか板が薄いので、今ある板を外して新しい床板を張ります。

板の外し方もレクチャーします。

[三宅島床張り合宿概要]
●開催日:2023年11月23-25日
●時間:初日2日目:9:00開始17:00終了 3日目:9:00開始12:00終了予定
※22日夜東京発で23日朝到着のフェリーがあります。
25日昼過ぎに東京行きのフェリーがあります。
●定員:各日7名まで
●講師:床張り協会 伊藤洋志
●内容:離島での空き家改修は通常の床張りと異なり、材料の確保などで少々手強い面があります。

応用が効くような床張りの方法をお知らせしていければと思っている次第です。初日の最初は講師(床張り協会伊藤)から床張りの基本的な考え方の説明や中古物件の見方などの話をしつつ実習します。

●場所:東京都三宅島※エントリー後に住所お知らせします
●持ち物:水筒、マイコップなど飲み物道具。
以下は、あればお持ちください。上履き、玄能、裁ちばさみ、差しがね定規や、タッカー、鉛筆、のこぎり
※数名でしたら玄能、差しがねを無料で貸し出せます。
●服装:汚れても良い動きやすい格好
●参加費:3日間16000円(2千円お得) 2日間11000円(千円お得) 1日のみ6000円 
※学割は1日あたり1000円割引です。

●アクセス:三宅島への移動手段は東海汽船フェリーと飛行機のみになります。
フェリー)2等7530円※学割ネット割あり
往:夜22:30東京港出発 翌5:00三宅島到着
復:13:35三宅島出発 夜19:40東京港到着
詳細は東海汽船

飛行機)
所要時間50分 往復31900 円 片道17500円
行き:1日3便 8時台発9時台に到着など
帰り:1日3便 最終15時台発
詳細は航空会社公式サイト

●宿泊希望者:希望者は寝袋持参で現場宿泊可能です。テント泊も可能ではあります。民宿も紹介もできます。

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【日程変更】京都市中京区床張り7月6-8日開催

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速報かつ日程変更です。6月にやった木造家屋の床張りの第二弾7月7月6日(木)から8日(土)までの三日間で実施する予定です。

今度は[捨て張り12mm]+15mm檜フローリングの組み合わせで床張りをします。また捨て張りに使う合板の継ぎ目に気密テープを貼ることで隙間風を防ぐ工夫を実践します。

極寒の冬が名物の京都ではかなり有用な技術になるのではないかと思う次第です。木金土と三日間平日と土曜開催になります。平日だけだと休みが休みが取れないというお声をいただきまして変更しました。

今回は2階の部屋で、羊毛断熱材は一階の天井に施すことで2階床下の断熱にする予定です。このあたりも現地で解説したいと思います。

依頼主さんからのメッセージです。
”世界に大きく遅れをとっている日本の住環境。新築でしか省エネ住宅ができないわけではありません。今ある家をごみにしない。活かして快適にする方法を一緒に体験しましょう!”
相変わらずそこかしこで住宅をどんどん壊していますが、家庭での少々のゴミ削減活動も吹き飛ぶぐらいの物量で廃棄物を出すのが建築物です。可能な限り今あるものを生かして住処をつくれるようになるといいと思います。

そこで床張り技術ということです。

[今回の現場の特徴]

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現在は資材搬入のため床が空いています。これは閉じられさらに根太が打たれた状態からスタート。

1.根太にベニア板を打ちその上から少し高級な檜のフローリング板をフロア釘で打ち付け固定します。接着剤は使いません。
…30mmの厚さの檜の板は高いので、合板を張ってその上に現実的な価格の厚さ15mmの檜のフローリング板を釘で止めます。現代は省力化のためエアー釘打ち機仮止め釘(虫ピンみたいなやつ))と接着剤を使うことがほとんどですが、ケミカルですし板の再利用が難しくなりますんで釘で止めます。

2.羊毛断熱材を知る。
断熱材をどこに使うかはそれぞれ狙いがあります。今回は2階なので、一階の天井を断熱することで効果を狙う作戦です。今回はやりませんが、もう一つは床下に断熱材を充填する方法もあります。そちらも解説します。

[京都市中京区床張り概要]
●開催日:2023年7月6日(木)-8日(土)
●時間:6日:10:30開始17:00終了 7.8日:9:30開始17:00終了
●定員:各日10名
●内容:今回は、床下の骨組みである根太(ねだ)がある状態からスタートします。これは普段は床板に隠れて見えません。自分で根太からやる時にも大いに参考になるかと思います。
初日の最初は講師(床張り協会伊藤)から床張りの基本的な考え方の説明や中古物件の見方などの話をしつつ実習します。
●場所:京都市中京区壬生エリア※エントリー後に住所お知らせします
●持ち物:水筒、マイコップなど飲み物道具。以下は、あればお持ちください。上履き、玄能、裁ちばさみ、差しがね定規や、タッカー、鉛筆、のこぎり
※数名でしたら玄能、差しがねを無料で貸し出せます。
※道具には名前を書いてください。現地でテープも貸し出します。
●服装:汚れても良い動きやすい格好
●参加費:3日間15000円(3千円お得)  2日間11000円(千円お得) 1日のみ6000円 ※保険付き
※学割は1日あたり2000円割引です。
●アクセス:最寄りのバス停は四条中新道、最寄りの駅は、JR二条駅、地下鉄二条駅、徒歩8分。阪急大宮、西院からだと各徒歩15分
駐輪可能、駐車不可。
●宿泊希望者:宿泊を希望される方は寝袋持参で現場宿泊可能です。ほか紹介もできます。

By yukahatter

【日程変更】7月6-8日京都市中京区床張り

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速報かつ日程変更です。6月にやった木造家屋の床張りの第二弾7月7月6日(木)から8日(土)までの三日間で実施する予定です。

今度は[捨て張り12mm]+15mm檜フローリングの組み合わせで床張りをします。また捨て張りに使う合板の継ぎ目に気密テープを貼ることで隙間風を防ぐ工夫を実践します。

極寒の冬が名物の京都ではかなり有用な技術になるのではないかと思う次第です。木金土と三日間平日と土曜開催になります。平日だけだと休みが休みが取れないというお声をいただきまして変更しました。

今回は2階の部屋で、羊毛断熱材は一階の天井に施すことで2階床下の断熱にする予定です。このあたりも現地で解説したいと思います。

依頼主さんからのメッセージです。
”世界に大きく遅れをとっている日本の住環境。新築でしか省エネ住宅ができないわけではありません。今ある家をごみにしない。活かして快適にする方法を一緒に体験しましょう!”
相変わらずそこかしこで住宅をどんどん壊していますが、家庭での少々のゴミ削減活動も吹き飛ぶぐらいの物量で廃棄物を出すのが建築物です。可能な限り今あるものを生かして住処をつくれるようになるといいと思います。

そこで床張り技術ということです。

[今回の現場の特徴]

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現在は資材搬入のため床が空いています。これは閉じられさらに根太が打たれた状態からスタート。

1.根太にベニア板を打ちその上から少し高級な檜のフローリング板をフロア釘で打ち付け固定します。接着剤は使いません。
…30mmの厚さの檜の板は高いので、合板を張ってその上に現実的な価格の厚さ15mmの檜のフローリング板を釘で止めます。現代は省力化のためエアー釘打ち機仮止め釘(虫ピンみたいなやつ))と接着剤を使うことがほとんどですが、ケミカルですし板の再利用が難しくなりますんで釘で止めます。

2.羊毛断熱材を知る。
断熱材をどこに使うかはそれぞれ狙いがあります。今回は2階なので、一階の天井を断熱することで効果を狙う作戦です。今回はやりませんが、もう一つは床下に断熱材を充填する方法もあります。そちらも解説します。

[京都市中京区床張り概要]
●開催日:2023年7月3日(月)-5日(水)
●時間:3日:10:30開始17:00終了 4.5日:9:30開始17:00終了
●定員:各日10名
●内容:今回は、床下の骨組みである根太(ねだ)がある状態からスタートします。これは普段は床板に隠れて見えません。自分で根太からやる時にも大いに参考になるかと思います。
初日の最初は講師(床張り協会伊藤)から床張りの基本的な考え方の説明や中古物件の見方などの話をしつつ実習します。
●場所:京都市中京区壬生エリア※エントリー後に住所お知らせします
●持ち物:水筒、マイコップなど飲み物道具。以下は、あればお持ちください。上履き、玄能、裁ちばさみ、差しがね定規や、タッカー、鉛筆、のこぎり
※数名でしたら玄能、差しがねを無料で貸し出せます。
※道具には名前を書いてください。現地でテープも貸し出します。
●服装:汚れても良い動きやすい格好
●参加費:3日間15000円(3千円お得)  2日間11000円(千円お得) 1日のみ6000円 ※保険付き
※学割は1日あたり2000円割引です。
●アクセス:最寄りのバス停は四条中新道、最寄りの駅は、JR二条駅、地下鉄二条駅、徒歩8分。阪急大宮、西院からだと各徒歩15分
駐輪可能、駐車不可。
●宿泊希望者:宿泊を希望される方は寝袋持参で現場宿泊可能です。ほか紹介もできます。

  • 参加日程(参加多数の場合は全日程希望者を優先)
  • 移動手段(現段階の予定で可)
  • 滞在の有無をお知らせください(寝袋持参で滞在可能枠あり/寝袋持っていない方ご相談ください)

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[京都市中京区床張り特訓]6月12-13日

速報です!

きたる6月12日(月)と13日(火)の二日間、京都市は中京区の民家にて床張り特訓を開催します。

「床さえ張れれば家には困らない」が合い言葉の「全国床張り協会」ですが、最近は羊毛断熱材普及にも取り組んでいてモンゴルで製造された羊毛断熱材を断熱材に使うようになりました。

その縁で今回、エコライフを研究する団体から依頼がありまして、引っ越し先の床張りのワークショップの開催することになった次第です。

なんでも、底冷えがすごいと言われる京都市ですが、依頼主さんも分厚めの床材を使い断熱すればかなり快適に暮らせるようになったという経験が今回の企画のきっかけであるそうです。

依頼主さんからのメッセージです。
”世界に大きく遅れをとっている日本の住環境。新築でしか省エネ住宅ができないわけではありません。今ある家をごみにしない。活かして快適にする方法を一緒に体験しましょう!”

相変わらずそこかしこで住宅をどんどん壊していますが、家庭での少々のゴミ削減活動も吹き飛ぶぐらいの物量で廃棄物を出すのが建築物です。可能な限り今あるものを生かして住処をつくれるようになるといいと思います。

そこで床張り技術ということです。

[今回の特徴]

1.根太を省略して大引きだけで床板を支えます。
…普通にやるとたわみますので、分厚い床板を使います。固定は折れやすいビスではなく曲がりに強い釘を使います。

2.断熱材を床下に固定する施工を知る。
さらに床下を断熱するために、床板の下に断熱材を保持できないといけないので支える板を床下に設置して断熱材を固定できるようにします。これは大工さんがやっておいてくれますのでどうなっているのかを見て勉強します。完成すると見ることができなくなります。

[京都市中京区床張り概要]
●開催日:2023年6月12日(月)13日(火)
●時間:12日:10:30開始17:00終了 13日:9:30開始17:00終了
●定員:各日10名
●内容:中古物件の床は一度解体済みです。そこから新しい床を作ります。まず、床下に羊毛断熱を入れてから床材を張っていきます。全体の広さは約60m2となかなかの広さなので十分に実習ができるでしょう。
初日の最初は講師(床張り協会伊藤)から床張りの基本的な考え方の説明や中古物件の見方などの話をしつつ実習します。
●場所:京都市中京区壬生エリア※エントリー後に住所お知らせします
●持ち物:水筒、マイコップなど飲み物道具。以下は、あればお持ちください。上履き、玄能、裁ちばさみ、差しがね定規や、タッカー、鉛筆、のこぎり
※数名でしたら玄能、差しがねを無料で貸し出せます。
※道具には名前を書いてください。現地でテープも貸し出します。
●服装:汚れても良い動きやすい格好
●参加費:1日のみ6000円 2日間11000円(保険付き)
※学割は1日あたり2000円割引です。
●アクセス:最寄りのバス停は四条中新道、最寄りの駅は、JR二条駅、地下鉄二条駅、徒歩8分。阪急大宮、西院からだと各徒歩15分
駐輪可能、駐車不可。
●宿泊希望者:宿泊を希望される方は寝袋持参で現場宿泊可能です。1泊3000円のカンパで近所にご案内も可能です。

【床張り合宿申し込み】

床張り合宿エントリーフォーム
「人類は二種類に分けられる、床が張れる側と張れない側である」玄翁持って会いましょう! エントリーされた方に開催前に参加詳細メールが届きます。
全国床張り協会 伊藤洋志
  • <![if !IE | (gte IE 8)]> 参加日程(参加多数の場合は全日程希望者を優先) <![endif]>
  • <![if !IE | (gte IE 8)]> 移動手段(現段階の予定で可) <![endif]>
  • <![if !IE | (gte IE 8)]> 滞在の有無をお知らせください(寝袋持参で滞在可能枠あり/寝袋持っていない方ご相談ください) <![endif]>

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浜松市床張り12月23-25日

注)Braveなど一部のスマートフォンブラウザだと不具合で表示されない現象があります。お手数ですが、Chrome、Safari、FireFoxなどをご利用くださいませ。

12月23日から25日の三日間で静岡県県浜松市で床張り合宿を開催します。

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物件は、田園の真ん中に位置する憧れの平屋住宅です!高さを目指す不動産界ですが、暮らしが穏やかなのはやはり平屋でしょう。二階建てになるといきなり修繕難易度が高まります。

こちらの和室一部屋と合板板張りの部屋を無垢床板張りに変えます。

部屋の広さは以下の通り。

6畳(和室)+約9畳(合板床部屋)

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和室には羊毛断熱材ノマドウールを入れつつ、30mmの分厚い杉板フローリングを張ります。その隣にある化粧板仕上げの合板フローリングの部屋を「増し張り」します。

増し張りは既存の床の上に板を貼ることで補強するやりかたです。100年単位で見てしまうとやや応急処置ですが30年ぐらいなら問題なく持つと思われます。

今回の場合は隣の部屋との間の敷居の高さに合わせた厚みの板を貼ってついでに段差もなくしてしまうという作戦です。

ご依頼主は、デジタルファブリケーションがご専門ということもあり、お部屋も3Dスキャンしてつくった画像をもとに改修を検討してきました。

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だいたいの寸法がスマートフォンアプリで測れて、部屋の3D画像も作成できます。

毎度のことながら古民家、古家の状態を見る練習もやります、この空き家時代に中古物件の購入を検討している方もおられると思いますが、見るポイントもお伝えできればと思います。こればっかりは現物を見ないと分からないので実習の値打ちがあるでしょう。

[開催概要]

■日時:12月23日(金曜日)13:30集合…(平日しか来れない方やゆっくり覚えたい方むけに平日も開催)
12月24日(土曜)10:00集合…メイン実習日(1日目)
11月25日(日曜日)10:00集合……メイン実習日(2日目)
※応募者多数の場合は二日以上参加希望者を優先します。
※【寝袋持参で宿泊滞在可】ご自身で宿を確保するのも可です。
■参加費:3日参加:17500円 2日参加:13500円 1日参加:7000円
定員は8名の予定です。
※24歳以下割引あり(3日参加は5000円割引 2日参加は3000円割引)
■集合場所:JR東海道線 高塚駅(浜松駅の1駅隣)
※駅からは送迎します。自家用車の方も一旦は駅に集合。
■現地住所:浜松市(詳細住所はエントリー後にお知らせします)
■講師:伊藤洋志(全国床張り協会名誉会長)
■内容:畳部屋を板張りに変える方法と、既存の床を残したまま無垢板フローリングにする方法の二つをレクチャーしつつ実習します。

材料の選び方、木材の切り方、固定方法などをやりながら体得を目指します。また、これから古民家を借りたり購入しようと思っている方もいると思うので、古民家の痛み具合をチェックするポイントもお知らせできればと思います。

■特典:講習参加者には協会保有の床張り工具一式を実費相当にて借りられるようになります(千円/日)。

参考資料)
「季刊地域」(農文協)2015年7月4日発売 定価943円(税込)No.22 2015年夏号 特集にぎやかなむらに!空き家徹底活用ガイド
※講師出演号

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[速報] 11/18-19甲賀市床張り合宿

速報です。

11月18日から19日の二日間で滋賀県甲賀市の床張り合宿を開催します。

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このような古民家であります。


部屋の数は以下の通り。
8畳(1階)+4畳半(1階)+3畳(屋根裏部屋)

こちらに床板下に羊毛断熱材を入れつつ床を張ります。

[開催概要]
■日時:11月18日(金曜日)10:15集合…二日参加
11月19日(土曜日)10:15集合…1日参加の方
※二日参加を優先します。
※寝袋持参で宿泊できますし、ご自身で宿を確保するのも可。土曜日の夜から日曜朝も応相談。
■参加費:2日参加:13500円 1日参加:7000円
■集合場所:道の駅「あいの土山」
https://goo.gl/maps/tKCHq12trz3ctpDcA
(「田村神社バス停」至近)の入り口付近
移動ルートのおすすめ)…
JR草津線、信楽高原鐵道、近江鉄道「貴生川」駅から
バス「貴生川駅」9:35発 「田村神社」10:08着
※自家用車の方も一旦「あいの土山」で集合ください。
■現地住所:甲賀市土山町(山の方です)
■講師:伊藤洋志(全国床張り協会名誉会長)
■内容:畳部屋を板張りに変える方法をレクチャーしつつ実習します。材料の選び方、木材の切り方、固定方法などをやりながら体得を目指します。また、これから古民家を借りたり購入しようと思っている方もいると思うので、古民家の痛み具合をチェックするポイントもお知らせできればと思います。
■特典:講習参加者には協会保有の床張り工具一式を実費相当にて借りられるようになります(千円/日)。

参考資料)
「季刊地域」(農文協)2015年7月4日発売 定価943円(税込)No.22 2015年夏号 特集にぎやかなむらに!空き家徹底活用ガイド
※講師出演号

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【受付開始】長野冷泉小屋床張り6月17-19日

2022年6月17-19日日開催の床張り合宿の参加受付を開始いたしました。※末尾のエントリーフォームから申し込み受付中です。

2年前から準備しておりました。ついに開催となります初の山小屋床張りです。

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これまでカフェ、離島のゲストハウスと様々な物件の床張りをしてきましたがまさか山小屋とは驚きであります。とはいえ、道路が通っている山小屋なのでアクセスはしやすい(一般車は通行不可)。

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こちらの冷泉小屋は、しばらく休業していたところを新たに改装して運営することになったそうで弊協会にご依頼がきた次第です。

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スタート状況は、下地板があるところから仕上げの板を張っていく予定です。なんせ電線がきていないため発電機を使っての床張りになります。環境制約の中でいかに床張りをするか、というのも試される実習合宿となりそうです。

今回の技術的なポイント

  • 電気が通っていないところでの作業
  • 個室がたくさんある中での床張り
  • 電動工具の使い方
  • 玄能の振り方

などでしょうか。もちろんこちら以外の床だとどうすればいいか?など随時聞いてもらえるとお知らせできます。

今回は山小屋の改修の一環とのことで、床張りの技術に加えて山小屋を引き継いで運営することについてや、内装全体の改修プランについて色々話を伺うことができるやもしれません!

山小屋の床張りなどそうそうないでしょうからご興味ある方は奮ってご参加くださいませ!

下記エントリーフォームから参加申し込みください。

[開催概要】

■日時:6月17-19日(金土日)金曜日は12時開始、土日は9時開始予定
■現場:長野県松本市安曇4308番地(集合場所は「新島々駅」)
■集合場所:「乗鞍観光センター」バス停(「松本駅」や「新島々駅」よりバス)
■集合時刻:金曜日は「乗鞍観光センター」12時集合(松本駅10:02発新新島々駅10:50発)、土日は9時10分集合(松本駅7:07:02発新新島々駅8:05発)
■参加費:16000円(3日参加)12500円(2日参加)6500円(1日参加)
■講師:全国床張り協会・伊藤洋志
■使う予定の材料:無垢材(ヒノキ、スギなど検討中)
■定員:8名程度
■滞在:山麓の旅館もしくは希望があれば寝袋で山小屋も可能
■〆切:6月10日(定員超過した場合早期に締め切る場合があります)
■備考:発熱がある方は参加できません。昼食は弁当予定(実費負担)。持ち物等はエントリー後メールでお知らせします。

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ひばりヶ丘床張り左官ミニ実習1/29-30

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現在キャンセル待ちとなっております

全国床張り協会後援の床張り&左官の実習が開催されます。

メイン講師は、伝説の淡路島元社員寮丸ごと床張り合宿の参加者の保坂さんです。保坂さんはご自身のアトリエを床張りするなど十分にマスターされております。

今回は、保坂さんのスタジオの床張り実習です。

【ひばりヶ丘床張り左官ミニ実習1/29-30概要】
日時:2022年1月29日(土) 10:00-18:00 (床張り)
   2022年1月30日(日) 10:00−15:00ごろ (左官)
定員:6名程度
住所:東京都西東京市泉町某所
最寄駅:西武池袋線 ひばりヶ丘駅から徒歩20分
はなバス利用の場合(「消費者センター・商工会前」 下車徒歩1分)
参加費:1日目5500円(床張り) 2日目3500円(左官壁塗り)
講師:保坂(床張り協会員)+※伊藤洋志(床張り協会会長)
※伊藤は初日前半のみ予定

使用予定の床材:パイン材のB級品(白塗装)
床張り協会がよく使う国産材ではないのですが、在庫処分と思われる廉価なものが入手できたのでこちらを使用する予定です。

ただし、いい面もありまして隣の既に床張り済みの作業場6畳は無垢の杉板です。つまり、2種類の床材でどんなかんじで印象が変わるかを体感できます。素材の選定眼、これは実際に現場を見て雰囲気を掴まないと鍛えられません。経験値として貴重かと思います。

こちらが和室時代の様子です。

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和室が悪いわけではないですが、スタジオには向かないので板張りに変えようということです。かつては畳も全面敷き詰めばかりではなく板間の一部に置くような使い方だったりもしたそうです。

私、伊藤も定員満員になったら半日ほど講師助手として技術指導に伺えればと思っております。

以下、保坂さんよりメッセージ

倉庫利用の部屋の床張り&壁塗り特訓となりますので、DIY初心者の方でも大歓迎です!

初日は一般的な6畳和室を無垢フローリングへ捨て貼り工法(根太の上に合板を貼り、その上から床材を施工)で貼り替えます。
基本的な道具の使い方として、釘の打ち方、インパクトドライバーやスライド丸ノコ等の電動工具の使い方などを練習できる機会にしたいと思います。
二日目参加の方は壁紙の上から内装用天然塗り壁材「ひとりで塗れるもん」を塗っていきます。
https://onthewall.co.jp/nurerumon/hitoridenurerumon/
壁の補修やローラーの使い方など塗装に必要な基礎知識の学習と、鏝を使った左官作業を体験できます。壁も消耗品です、基本を抑えておけば何度でも復活します。
床張りと左官、どちらか一方の参加でも構いませんが、定員を超えるお申し込みがあった場合は両日参加の方を優先させていただきます。

申し込み開始しました!(全国床張り協会伊藤)

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 nariwaibook

【発売予告】羊毛断熱材ノマドウール

nariwaibook:

長らく準備をしてきましたモンゴル製造の羊毛断熱材「ノマドウール」©がようやく公開できるようになりました。モンゴルの遊牧民の羊を手刈りした羊毛からモンゴル国内で製造されている製品です。
現在、広告などは打たずに日本での本格展開の準備段階のため割引頒布を予定しております。施工風景の写真や感想などご協力いただけると嬉しいです。

ノマドウールリッチ

厚さ 100mm 幅 435mm 長さ10,500mm

熱伝導率 0.041 W/(m・K)

面積 9.135m2=約3.0坪分(1梱包=2ロール)

重量 2ロール約15kg 内訳)羊毛80% ポリエステル20% ※ポリエステルはツナギとして使用

価格:25000円(一梱包3坪分=6畳分)※ただし、半分に割いて使うなら面積は倍になります。

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床下断熱の場合は根太の間に敷き詰めます。高さ30mmの根太なら厚さ100mの断熱材を半分から1/3に割いて詰めます。隙間が発生しないようにするのが大事です。

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こちらは外壁に使用したものです。外側は透湿性防水シートで覆います。

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少しだけモンゴルでの羊毛断熱材の製造についてお話ししますと、これまでモンゴルでは遊牧民が毎年刈り取る羊毛は原料のまま輸出されていることが多かったのです。

しかしそれだと買取価格が安定しないし、モンゴルに仕事が育ちません。モンゴル側のパートナーが長らく奮闘した結果、なんとかモンゴル国内で製造することができるようになりました。

素材の流れはこんなかんじです。

1)遊牧民が羊毛を手刈りする

2)羊毛断熱材メーカーが直接買い取る

3)モンゴルの工場で洗浄

4)ほぐしつつ塊になるように加工

5)シート状の断熱材

6)ロールにして圧縮梱包

7)船便で日本へ到着

8)日本で各種断熱に使われる

モンゴルは標高1300m以上の内陸で冬は実に厳しくマイナス30度は超える寒さです。その寒さに耐えている羊たちの毛です。特性として難燃性であること、吸湿性があることがあげられます。

日本は湿気が多いので断熱材に隙間ができると結露してカビが生えたり断熱効率が激減するリスクがありますが、そのリスクはガラス繊維系断熱材や石油由来の発泡系断熱材に比べるとかなり下がるのが良い点でしょうか。

ちなみに、ホウ酸処理をしているので虫食いの心配は極めて小さいです。

私がこのプロジェクトに取り組むのは羊毛断熱材の中でも遊牧民の生業から生まれるもので薬品など使わずハサミで手刈りで毛刈りしているところに意義を感じていることが大きいです。単なる輸出用製品ではなく、冬が寒いモンゴル国内でも使用されつつあります。

EUのSwitch-Asiaという持続可能性を推進する企業を支援するプログラムで表彰されたのですが、その紹介動画が分かりやすいのでご興味のある方は下記ご覧ください。

発売の予告です。

By yukahatter

11月13-14日:京都市北山町床張り合宿開催

秋は床張りの季節です。

今回の舞台は、数寄屋建築の素材で有名な京都市の北山の民家の床張りです。

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私事ですが、講師の伊藤は大学院時代に北山杉にゆかりのある研究室に所属しておりました。ほぼ20年ぶりの再訪となります。

現場は床をほぼゼロから再構築している部屋です。

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掘り炬燵が石積みで構築されているのも面白いところです。これを残しながら床張りをするかどうか検討中です。

今回は、最初の大引き(写真の角材)と根太(細い角材)を打ったところからスタートします。

今のところの予定では次のような手順の予定です。

1)羊毛断熱材を受けるための荒板を張り
2)根太を打ち
3)根太の間に羊毛断熱材を入れ
4)厚めの床板を張る(「捨て張り」省略)

初心者の方は、文字では分からんと思いますので現場でやりながら図解もしつつ解説します。

林業地なので、いい木材が使えそうで楽しみです!奮ってご参加くださいませ。

ちなみに、家主さんは、建築の保存に関わる活動をされていてその中で今回の民家を回収されております。その辺のお話も聞けるかもしれません。

北山舎
https://kitayamasha.themedia.jp/

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屋根も直されておる様子。

[開催概要】

■日時:11月13-14日 9:30集合18:00頃まで (8.8h)
■現場:京都府京都市北区中川北山町(参加者に詳細お知らせします)
■集合:バス停「中川学校前」※二条駅午前8:46発JRバス乗車※自家用車でおいでの方はお知らせください。
■参加費:12000円(2日参加)6500円(1日参加)
■講師:全国床張り協会・伊藤洋志
■使う予定の材料:無垢材(ヒノキ、スギなど検討中)
■定員:8名程度
■〆切:11月8日(定員超過した場合早期に締め切る場合があります)
■備考:発熱がある方は参加できません。マスク着用必須で行います。昼食は弁当などで距離を取って食べる予定(実費負担)。持ち物等はエントリー後メールでお知らせします。

By yukahatter

5月1日藤沢市床張り特訓

開催予告です。待望かもしれない首都圏での開催です。

床張り協会会長の伊藤洋志の新著「イドコロをつくる」(東京書籍)が出版されましたので、合わせて販売会も行います。

開催場所は藤沢市の一戸建ての和室です。

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引越しの合間の床張りで荷物があるので写真が撮れておりません。木質ボードの下地から根太(ねだ)工法で板張にします。

依頼主さんは自力で解体をしながら、改修に挑んでおられます。

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今回の舞台となる和室は広さは8畳ほどです。床断熱も行います。断熱は羊毛断熱材を使用します。

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羊毛断熱材は、吸湿性があるので結露しにくく断熱性が保持しやすいのが特徴です。昨年の国府津床張りで床張り協会では初採用しまして、施工のしやすさにも感動いたしました。伸び縮みする素材は微調整が利くので素晴らしいですね。

今回の実習内容は以下の通りです。

ー床張りの材料の選び方
ー羊毛断熱材の使い方
ー釘打ち技術、スライド丸鋸の使い方や床張りの段取り
ー下地の傷み具合を見極める方法

元和室の板張への変更は基礎的な床張り技術なので、一通りやり方を学べるかと思います。1日で終わる予定ですのでこの機会に奮ってご参加くださいませ。

(全国床張り協会・伊藤)

[開催概要】

■日時:5月1日 9:30集合18:30頃まで (実習8h 休憩1h)
■現場:神奈川県藤沢市鵠沼(参加者に詳細お知らせします)
■集合:現地集合 本鵠沼駅から徒歩10分 鵠沼駅から徒歩15分
■参加費:5000円(1日のみ)
■見学費:2500円(本「イドコロをつくる」とセット)
■講師:全国床張り協会・伊藤洋志
■使う予定の材料:無垢材(ヒノキナラなど検討中)
■定員:8名程度
■〆切:4月25日
■備考:発熱がある方は参加できません。マスク着用必須で行います。昼食は弁当などで距離を取りましてとる予定(実費負担)。

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参加受付スタートしました。開催前に参加詳細メールが届きます。 全国床張り協会 伊藤洋志

By yukahatter

[延期中]南会津床張り

参加受付開始しました!

2021年2月19-21日に、南会津の元宿屋をオフィスに改装する物件の床張り合宿を開催いたします。

今回の物件は元宿屋です。見事な構えでございます。

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屋根の先端がキッと沿っているのに雪国の美学を感じる次第であります。トタン屋根がピカピカであります。

さて中身はこちらです。今回は、おおむね下地張りまではしております。が、予定では一部は残してあるので、下地板張りも練習できます。

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宿は奥が蔵だったのか、今回床張りする手前の部屋と奥の部屋は蔵仕様の扉。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、下の写真右上の梁がめちゃくちゃ太いですね。

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なんという堂々たる構えの家屋でありましょうか。今から楽しみです!

大まかなスケジュールは以下の通り。

金曜始まり、2月19日午後13時スタート
土曜日と日曜日で仕上げます。
2月21日午後17時解散予定

今回も古い民家(宿屋)の床張りですので、古い家の改修の段取りとか材料の選び方なども合わせてレクチャーできればと思っております。

・床の仕組み
・床張りの道具の紹介と使い方
・床張りの手順とコツ
・材料選びのポイント

などをマスターして帰っていただきたいと考えています。

家に帰ったら自宅の床張りはできることが目標です。

ちなみに、現場のある集落はスキー場があるところなので、お好きな方は床張り後に滑ってもいいかもしれません。おそらく空いていると思われます。

開催時期には緊急事態宣言が終了しているであろうという見込みで告知します。建設現場はずっと動いております。昼間の現場作業はおしゃべりもできませんし、換気して行います。

ちなみに今回の設計事務所では、縦ログという工法を編み出して各地で再利用可能な仮設住宅を設計されておりまして、そのへんも大変に興味深いかと思います。

[開催概要】

■日時:2月19-21日(19日13:30開始4h、土日9:30-17:30頃まで8h)
■現場:福島県南会津郡南会津町
■集合:会津鉄道会津線「会津田島」駅改札出口
■参加費:18000円(3日参加)13500円(2日参加)7000円(1日参加)
■講師:全国床張り協会・伊藤洋志
■使う予定の材料:無垢材(杉ヒノキナラなど検討中)
■定員:7名程度
■〆切:2月10日
■備考:発熱がある方は参加できません。マスク着用必須で行います。遠方より参加の方は滞在できる場所を紹介します。昼食は弁当などで距離を取りましてとる予定(実費負担)。

参加エントリーは以下のフォームから受け付けております。定員定員超過したら早期に締め切るかもしれません。

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秋のSAGYO北千住販売会

nariwaibook:

ナリワイ伊藤がディレクターを務める野良着メーカーSAGYOの販売会が少しずつ各所で再開しはじめました。

秋の新作ができたので、真冬の防寒の切り札「マグロ漁船の靴下」も合わせて北千住のKiKiさんで開催中であります。今日火曜日は休みで、今週日曜日25日までであります。

KiKi千住東の家は、平家をDIY改装してつくられたスペースで、日本茶喫茶も営業しておる、素晴らしき現代の草庵であります。しかし、半地下収納室をなんと手堀りで掘ってつくったというパワフルな改装です。信じられますか?4畳半分の土を腰の高さまで掘り下げるというすさまじい改装です(掘った後コンクリで部屋をつくっている)。DIY愛好者の皆様はそちらも是非見ていただきたいと思います。

<秋の衣替え SAGYOの野良着販売会2020>
■詳細
日程:2020/10/10(土)~10/25(日)
時間:月水木金 14:00~17:00/19:00~22:00
土日 11:00~18:00
定休日:火曜
・営業時間が変更になる場合もございますので、詳しくはKiKi千住東の家公式サイト(www.kiki-senjuazuma.site)をご確認ください。
会場:KiKi千住東の家 〒120-0025 東京都足立区千住東1-16-2
https://goo.gl/maps/gwDVeqmDM42qE4gMA
・北千住駅より徒歩約7分
■おねがい
・会場は日本茶喫茶を併設
https://www.kiki-senjuazuma.site/post/sagyo2020

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床張り同志にお知らせです!

床張りの最適な作業着でもあるSAGYOの販売会のお知らせです。床張り協会の伊藤がディレクターをつとめる野良着メーカーSAGYOは、野袴やもんぺ、鉛筆ポケットがある羽織りなどをつくっておりまして、これはDIY作業にもうってつけでして、ぜひ床張りの興味ある方にご紹介したい次第です。普段はお店に卸していないので、今回は東京圏で珍しく実物を見て試着できる機会です。 

これまたDIYで改装された北千住のスペースKiKi千住東の家で、10月25日まで販売会を開催中ですので是非ともご覧いただければ!

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