住まいの雑学
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SUUMOジャーナル ピックアップ
2012年5月30日 (水)

掃除機はもはや家族の一員!? 家庭用ロボット掃除機ルンバに迫る

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Photo: iStockphoto / thinkstock

5月30日は掃除機の日だ。5月30日=ごみゼロということで、日本電機工業会が1986年に“お掃除の日”を制定。1997年には“掃除機の日”と、呼び名が改められた。

掃除機の歴史を振り返ってみると、ウィキペディアによれば、世界最初の真空掃除機誕生は1868年のシカゴ。しかし値段が高すぎ、操作も大変だったことから、すぐに市場からは消えてしまったのだそう。その後、研究が重ねられ、1901年にはイギリスで最初の電気式真空掃除機が登場。当時、掃除機はまだまだ贅沢品であったが、戦後、真空掃除機が開発され、一般家庭にも広がっていった。

1990年代に入るとサイクロン式が普及してイギリスの掃除機ダイソンが人気に。1997年にはミノルタがロボット型掃除機の「ロボサニタン」を発表した。

歴史を振り返ると、数々のヒット商品がお目見えする掃除機だが、いまいちばん注目を集めているのが家庭用ロボット掃除機のルンバだ。このルンバの注目ポイントはなんといってもそのまるっこいデザインと部屋中をくまなく掃除してまわるユニークな動き。その存在感はまるで生き物のようで、さまざまな家庭で“家族の一員”のようにかわいがられているようなのだ。

ブログ「きょうの感動!&more blog」によれば、

「“なんかかわいい!”のです。部屋のすみずみまで自分で動いて、掃除している姿は、なんとも“健気”。しかし、その動きは少しばかり頼りなく、同じところばかり掃除したり、ほかの家電のコードにからまって動けなくなったりもします。“ああ~そっち行っちゃだめだよ!”、“お~い、ルンバ君!”と、ついつい声をかけてしまうのです。」

なんて記述が。

また、youtubeでルンバを検索してみると、「ルンバがうちにやってきた」「ルンバかわいいよルンバ」「ルンバ570 しゃべった!!!」「ルンバに襲われる」など、ルンバを擬人化したかのようなタイトルがちらほら。ルンバに乗って移動する「ルンバねこ」の動画も人気を集めている。

そのうち、掃除機だけじゃなく、冷蔵庫や洗濯機もまるで家族のように思える日がくるのかも。そうなったらそうなったで、毎日の暮らしは楽しくなりそうだ。

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