日清の『出前一丁』といえば、岡持を持つ少年“出前坊や”の商品パッケージでおなじみの即席めん。全国共通で販売されている出前一丁は現在、しょうゆ味のみですが、香港や中国、台湾などのスーパーマーケットに行くと、いろいろな出前一丁がズラリと並ぶそのラインナップに思わずビックリ!
 

出前一丁は、1968年に発売されたインスタントラーメン。しょうゆ味のスープに香り高いゴマラー油を付けるスタイルで食べるのでおなじみ。2012年10月現在、日清のホームページによると、袋めんとカップめん、煮込みめんの3種類、合わせて8商品が日本で販売されています。中四国・九州限定のゴマとんこつ味、西日本限定のトマト味の煮込みめん、というのもなかなか気になりますね。

一方、香港では、出前一丁を広東語で“チョッチンヤッテン”と読みます。たとえば、日本には見られない牛肉味、ローストビーフ味、神戸てりやきビーフ味、九州とんこつ味、鳥肉味、XO醤海鮮味、スパイシー味、激辛とんこつ・・・・・など。2006年の読売新聞の報道によると、香港の即席めん市場の約5割ものシェアを占めているのだとか。袋めんだけでなく、カップめんの種類も多かったです。

試しに、海鮮味のカップめんを買いました。本当は激辛系に興味あったのですが、辛い味が苦手だったので、一番あっさりしてそうな味をチョイス。ホテルの自分の部屋で、カップめんにお湯を注いで食べてみると・・・・・スープが海鮮のような味、めんは日本と同じ縮れためん。日本で売られている出前一丁のしょうゆ味が海鮮味になった、という印象でした。

ちなみに、香港での出前一丁の値段は、1袋40円程度。正直、日本より安い。お土産にまとめ買いして、ちょっと珍しい“ネタ”にすると、もしかして喜ばれるかも?


日清食品網站 Nissin Foods 即食麵包裝麵杯麵碗麵

(Written by AS)


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