9年来の仲で、ひとたび話し合いを始めると白熱バトルに発展するという、作家の中村うさぎさん（52）とマツコ・デラックスさん（38）が、本音トークを展開。話題は2010年、ブームになった「美魔女」。美魔女とは「まるで魔法を使っているかのように、年齢を感じさせない美しさを保っている女性」のことで、40代、50代女性が中心だ。
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マツコ：「もちろん“きれいでいたい”って全員がどこかで持っている願望ではあると思うのよ。でも、そんなに万人に認められなくちゃいけないの？ みんな“若くてきれいになろう”っていっても誰にどう見てほしくてやってるのかわからないのよ。
私はほんと図々しいけど、自分を醜いと思ったことはないのよ。自分の顔で過不足ないと思ってるし、不満がないの。でも、いまの女たちはみんな同じ方向を向いていることが安心感なの？」
うさぎ：「私個人の経験で考えるとね、40代前半のとき、若く美しくみたいなことに飛びつく気持ちはすごくわかるのね。自分が女の賞味期限を迎えて相手にされなくなる。自分はまだまだやる気満々で恋もしたいしセックスもしたいのに、そんなこというと男性からプフッと笑われながら後ずさりされる画が怖くて…そういう気分のときがあったし」
※女性セブン2011年1月6・13日号
