男子に人気なナポリタン
ちまたにはナポリタンを売りにするお店が案外多くてびっくりしちゃいます。
自分のためにはあまり作らないのだけれど、
リクエストがあればせっせと作ります。
山でも、海でも、キャンプでも。
どこへいってもナポリタンは人気者です。
私のポイントは2つ
●ケチャップとトマトソースを使うこと
●最後にバターを加えること
今のところ好評なので、お試しください。
約20年前、アウトドアでの料理は残念な物ばかりだった。
カレー、シチューが悪ものではないけれど、
良いプログラムを考えるのと同じように食べものを考えてほしい!と思っていた。
鳥の名前、虫の取り方、アイスブレーキングのトレーニングはやっても
料理のトレーニングはしない。
料理がおいしければこそ・・・・のことが沢山有るわけです。
でもこの秋、
そんなことをお伝えする機会をいただき,講師で自然体験の実習生にフードデザインについて講義&実習をしました。
その宿題で、1ヶ月後ランチで提供していただいたのがこれ!
涙が出る程うれしいごはん。
相手の好み、思いやり、季節感、想像力があつまり、創造できている。
講師をさせていただいたかいがありました。
彼ら、彼女らは、自分の足で自然と人をつなげる仕事に携わったとき、
1回1回の食を大切にしてくれるだろうな!
ちなみに実習で作ってくれたものの1つはこれ
器とあわせて、クロスや生地の材など選ぶのがとても好きです。
着物でいうとことの色合わせ。
メインとなる料理を決め、料理をおいしく見せる器を選び、それを引き立てるクロス類をあわせるのは、
さながら、着物を決め、帯を選び、帯締めや帯留めをあわせるよう。
鉄板の組み合わせもよいが、大胆な色合わせが、斬新にもなり野暮にもなるのも同じ。
同じ色や生地に見えても細部のステクチャーもとても大事。
素材、1mmの厚みや,太さにこだわるから、
ワタクシ「めんどくさい奴」になることが多いわけです。
それはそうと、じゃんじゃん増えてしまったクロス達。
先日のアウトドアの撮影が終わり、天日干しできた!
あ、ついでに海苔もでした。
器も、クロスも、着物も、帯も、アウトドアウエアも
私もライフワークはお金がかかる物ばかりだなぁと改めて思うのでした。
facebookでアップしていた紫と黄色のボール状のものは、
こんな感じに飾りました。
黒をベースに色合い豊かなの食べものを飾り、
目にも美味しく&味もおいしく&会話の弾むものを心がけました。
これは、こういうケータリングでも、アウトドアのまかない料理でも
何でも一緒。
食でファシリテーションする が私の1つの目標です。
今回は、20代前半の男前な若者からのオーダーで
とにかくオシャレで、カッコよく、食はエンターテイメントだというテーマで
というオーダーでした。
ハードルが高めで楽しいお仕事でした!
ケータリングも、アウトドアフードも、狩猟も、やってみたいことが沢山。
自分へのハードルをいつもあげつつ・・・楽しんでいく。
お仕事はそうありたいものです。
でも、やりたいこと多すぎるので、秋の夜長、少し整理しなくては。
まだ、HP(http://atelierstory.jp/)との連動が上手くいかず・・・ブログでご報告でした。
幼少時より大好物な食べもの「どぜう」(読み方はどじょう)
幼き頃、家長の祖父の好みで決まっていた我が家の外食
選べるのは
①どぜう@浅草
②天丼@浅草
③ステーキ@銀座
のいずれか、やや大きくなって
④寿司&そば@池袋が加わりましたが、あくまで新参者。
王道は①~③でした。
そんなわけで慣れ親しんだ味がどぜうなのでございます。
初めての方には少々グロテスクかもしれませんが、
やはりどぜうは、まるに限ります。骨抜きにされた“さき“はどぜうに失礼。
まるのどぜうに、しこたまごぼうとねぎをのせて、グツグツと。
全てがくたっとなったら
山椒をタップリかけて、食べるわけです。
これに、日本酒かビールを合わせます。
今回伺ったのは、私が大好きな浅草飯田屋。(夏の打ち上げでした)
どぜうの他、漬物も、卵焼きも、そして仕上げのうな茶も美味。
江戸の風情の味わえるどぜう屋さん、
未経験のかたは、ぜひ一度はいってみてください。
食べもの以外も楽しみがいっぱいです。
どぜうの絞め方は、また今度。
湯治宿といえば炊事場。
料理も出してくれますが、自分で作って食べる。
そのための共有の台所。はじめての風景にテンションが上がりまくり。
なんたって10円ガスですよ。
10円をちゃりーん、取手をひねると5分ガスが使えます。
色々な人々がここに訪れて、何を作ってたべたのかしら?
膨らむ想像は、おいておきます。
湯治をする人達のために売店もとっても充実。
ここでしばらく暮らす人にとって、ちゃんとコンビニエンスになっている訳です。
もちろんこのばあ様の会話付きで!
ワタクシの母が東北出身で、幼少の頃から田舎のばあ様と話していたおかげで、
こちらのばあ様の話も大体理解できました。
(嵐が来るので川の氾濫にはきをつけなくちゃね!とのことでした。)
こちらは湯治部(鉛温泉には旅館部もある)の内部の様子
古くて簡素、でもちゃんとお掃除してあってキレイ。
朝ごはんは、シンプルだけと、ちゃんと作った味のするものばかり。
見た目じゃないところの、愛情の込め方が素敵です。
このベーコンエッグ、実はバター入りで風味がよい。
けしてマーガリンじゃない。
経費とか考えたらバターはやめちゃうばず。
でも、ここに、こだわり=愛情があるのですよ。
当然お米は炊きたて。
鉛温泉一押しの立ち湯(立って入る温泉)は撮れませんでしたが、
川沿いの温泉の様子はこちた
これで癒されないわけがない。
是非皆さんも、一度は湯治宿におとずれてみてください。
旅館に泊まる以上のワクワクの旅気分が味わえますよ。
秋の八戸は、サバが旬。
お腹はパンパンに張って、脂がノリノリ。
私の気分もノリノリになってしまいます!
先週開催されたbe-pal芝生食堂でご提供させていただいた一皿でございます。
旬のサバと地元パン屋のバケットは直前に炭火で丁寧に焼いて温かいうちサンドサンドサンド!
レモンをキューと絞り、お好みでクミン、コリアンダーなどをかけて、
かぶりつきます。
サバの脂がパンにジュワーとしみ込んで最高の味わいに相成りました。
今回は世界を旅した長谷部氏のプレゼンツで、中近東でのサバの食べ方でした。
そして、こちらはスープに入ったカニたち。甲羅を外し縦に半分にカットし、
カニ味噌がしっかり出るように!
このカニちゃんと比較的安かったきんきん(キチジ)でトマトクリームスープにしました。
うまみがスープに溶けこんで最高。
参加者にも、編集部関係にも、八戸の方にも、ゲストにも総勢100名近くの皆さんに
沢山食べていただきました!
パンやサバは熱々に!
野菜は、直前まで冷や冷やに!
暑かった日なので、スープの塩分は濃いめに!
とあれやこれや頑張ったかいがありました!
そして八戸の食材は、つくづく美味しい。
この街に1週間位放浪していたいと思いました。