キリスト教会の窓を飾る美術品として普及したステンドグラス。中世ヨーロッパで誕生し、文字の読み書きができない大衆に、キリストの教えを伝える役目もあり広まった。ステンドグラスの窓から差し込む美しい光は神の象徴でもあり、教会やゴシック建築と共に発展し、19世紀ごろから日本にも伝わったそうだ。
そんな歴史をもつステンドグラス。最近では簡単につくれる手づくりキットが販売されており、部屋のインテリアとして身近になってきている。そこで今回は、ステンドグラスを部屋で有効に活用する方法を、オーダーメードのステンドグラスを製作しているCoral planningのインテリアコーディネーター、楠元和子さんに聞いてみた。
目隠し効果と採光に優れたステンドグラスはパーテーションに向いているようだ。ほかにはどんな使い方があるのだろう?
ウエルカムボードにステンドグラスを用いる……。なかなか洒落ているではないか。ハンドメードでつくれるステンドグラスキットもあるので、用途に合わせてお好みのものをつくってみるのも良さそうだ。
中世ヨーロッパのゴシック風味をおしゃれに醸し出し、部屋のインテリアにひと味違ったアクセントをつけられるステンドグラス。ハンドメードで世界に一つのアートもつくれるので、いつものお部屋が個性ある素敵な空間になりそうだ。