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ほうれい線解消のための4つのツボ 痛気持ちいい程度がコツ

 綿棒で顔のツボを押すだけでほうれい線が解消する! 一体どういうことか? 「綿棒ツボ押し」を考案した医学博士の劉勇氏が説明する。

「ほうれい線の原因は、頬の筋肉のたるみに加え、東洋医学では胃の働きの低下とみられています。

 加齢とともに胃の働きは低下します。たくさん消化できなくなるため食事量は減り、噛む回数が少なくなります。すると、口の周りの筋肉が充分に使われなくなる。その結果として、ほうれい線が目立ってくるのです。

 口周りや頬の筋肉のツボを刺激してあげることでほうれい線は解消します。ツボは面積が小さいから、ピンポイントで刺激するには、どこの家庭にもある綿棒が最適です」(劉氏)

 今回、劉氏がほうれい線対策として教えてくれたのは、顔にある4つのツボだ。

<ほうれい線を解消する4つのツボ>
1.【顴リョウ(けんリョウ)】
 左右の目じりの下の頬骨の下縁。「頬骨のへこんだ部分が目印です」。

2.【承漿(しょうしょう)】
 下唇の真ん中からあごにかけての真ん中。「下唇から1.5cm下が目安です」。

3.【地倉(ちそう)】
 口角の端から指1本分(約1cm)外側。

4.【迎香(げいこう)】
 左右の鼻の真横。「鼻から0.5cmほどのところです」。

「頬や口の周りの筋肉に刺激を与えるツボなどです。1~4のツボを順番に押していってください。手鏡を見ながら市販の綿棒でツボを押していきましょう。力加減は、痛気持ちいい程度を目安にしてください。各10秒×4つの、40秒1セットです。直接皮膚を押すと血の流れがよくなります。1日の目安は3~4セットです」(劉氏)

 綿棒ツボ押しの仕上げは、ホットタオルを使う。

「洗面器に約40度のお湯をはって、それにタオルを浸してください。軽く絞って、ほうれい線や口を覆うように口の上にタオルをのせましょう。そしてタオルの上から、左右の指をほうれい線の外側に置いて、横に引っ張ってのばしてください。血流がよくなり、ツボ押し効果を促進させます」(劉氏)

※女性セブン2015年4月16日号

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