JAグループがすすめる『みんなのよい食プロジェクト』をご存じだろうか? 心と体を支える食の大切さ、国産・地元産農畜産物の豊かさ、それを生み出す農業の価値を伝え、国産・地元産農畜産物と日本の農業のファンになっていただこうという運動のことだ。今回は、そのプロジェクトの一環として行われいる「バケツ稲づくり」という取り組みに迫ってみた。
このバケツ稲とは、バケツを使ってベランダや庭で気軽に稲作ができるという、ユニークなものなのだそう。さらに詳しく知るため、バケツ稲づくり事務局の小林さんにバケツ稲についていろいろお話を伺ってみた。
まず、バケツ稲づくりの概要について。
場所を選ばず手軽に稲作体験ができるとは驚きだ。ところで、その目的はどこにあるのだろうか?
お米がどうやってつくられるのかを体験できることは、子どもの食育においてとても重要なこと。それを手軽に出来るキットがこの『バケツ稲づくりセット』というわけだ。
育て方はマニュアルや指導書がダウンロードできるようだが、ほかに注意点などはあるのだろうか?
実際の稲づくりほどの苦労はないが、それなりの苦労はあるようだ。
この『バケツ稲づくりセット』には、イネの開花が見られたり、収穫してごはんになるまでを体験できたりと、子どもたちにとって米づくりを学べる機会がたくさんある。実際に米づくりをした人からは「子どもがごはんを残さなくなった」、「お米づくりの大変さが実感できた」などの声が寄せられているそうだ。自分で育てたお米を、食卓で味わってみてはいかがだろうか?