「ダメおっぱいの原因は、遺伝や年齢、重力のせいとは限りません。いちばんは、肩や胸、背中のコリだと考えています」と話すのは、経絡整体師の朝井麗華さん。「気・Reika」を主宰し、バストを中心とした施術に定評があることから“おっぱい番長”の異名を持つ。テレビや雑誌、講演会などでも活躍中。主な著作に『おっぱい番長の「乳トレ」』(講談社)などがある。おっぱい界の第一人者だ。
なぜ、首や肩、胸まわりの筋肉がこると、おっぱいの形が悪くなるのだろうか。
「おっぱいの土台となる大胸筋が硬くなると、縮んでバストを下方向に引っ張り、垂れ乳にしてしまいますし、肋骨にある肋間筋が縮むと、横方向に引っ張られ、離れ乳の原因に」(朝井さん)
さらに、胸まわりの筋肉が硬いと呼吸が浅くなり、肌もくすむという。おっぱいの劣化は健康への危険信号!
「乳トレは、筋肉をほぐしてやわらかくし、血行をよくするトレーニングです。そもそも、肩コリなど上半身のコリをほぐすトレーニングで、おっぱい専用ではありませんでした。施術を行ううちに、“おっぱいが上がった”“張りが出た”などのお客様が増え、私自身もサイズが2カップアップ! 老廃物も排出されやすくなるので、肌のくすみもとれ、全身のバランスも整えられて一石二鳥です」(朝井さん)
※女性セブン2015年2月5日号