住まいの雑学
ISHIYA /企画・エフェクト
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2015年1月3日 (土)

自宅に執事を呼んで、ホームパーティーは出来るのか?

自宅に執事を呼んで、ホームパーティーは出来るのか?(写真: Stockbyte / thinkstock)
写真: Stockbyte / thinkstock

近年日本でも、ホームパーティを開催する人が多くなっている。もし自宅でホームパーティーをやる場合、自分や家族などはホスト役としても主催としても多忙になるだろう。そんなとき、映画に登場するような執事をホームパーティーなどに呼ぶことができれば、自宅パーティーで自身も寛げ、さらにクオリティの高いパーティーになるのでは?

そこで映画『謎解きはディナーのあとで』、『黒執事』の執事監修・所作指導を担当した、日本で唯一の執事によるオーダーメイドサービスを提供する、日本バトラー&コンシェルジュ株式会社代表取締役社長の新井さんに執事についてお話を伺った。

まず、執事とはどんなお仕事をするのでしょう?

「お茶や食事の用意から、スケジュール管理・家の資産管理、運転手など、お客様のご要望であればあらゆるサーヴィスをさせていただきます。しかし、法律の制限があるものには対応いたしません。例えば裁判に代わりに出るなど、弁護業務のようなものと、医療行為・犯罪に関わる行為はできません」

執事とはなかなか多忙な職業のようだ。ほかにもコンシェルジュサービスとして、海外赴任中に日本に滞在する家族へのケアや、結婚式の代理出席などまでサービス内容にある。

では、そんな執事をホームパーティーに呼ぶ事は出来るのだろうか?

「はい、大丈夫です。場所の選定から招待者への案内状の作成、受付業務や上着を預かったり、パーティーが始まってからの食事の配膳や特定のお客さまのフォロー。さらにはパーティーで退屈そうにしていらっしゃる方のお話し相手、また終わった後の片付け、参加者の車の管理まで色々な事に対応しています」

実際にはホームパーティーと言っても、ウエディングパーティーの延長を自宅でやるなどの特別なときに、執事を頼む人が多いようだ。

「パーティーの参加者に『素晴らしいパーティーだった』と言っていただけるような、行き届いたフォローによりパーティーを成功させる事が、執事のサーヴィスの基本です」

と新井さんは教えてくれた。

記念になる特別なパーティーに、行き届いたフォローをしてくれる執事が居れば参加者みんなの心に残るパーティーになるだろう。

●取材協力
日本バトラー&コンシェルジュ株式会社
HP:http://www.butler-concierge.com
今回お話を伺った日本バトラー&コンシェルジュ株式会社 代表取締役社長
新井直之さん著作『執事だけが知っている世界の大富豪58の習慣』<幻冬舎刊>が発売中
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