住まいの雑学
ISHIYA /企画・エフェクト
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2015年4月30日 (木)

専門家に聞く、観葉植物の植え替えポイント5つ

専門家に聞く、観葉植物の植え替えポイント5つ(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

5月4日はみどりの日。「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としている。

お部屋のインテリアとして人気の観葉植物。もちろん生きものなので成長する根や幹に合わせて、鉢を大きなものに替えてあげる必要がある。ところが、この植え替えをどうやったら良いか分からないという方も多いのでは?

そこで、東京都江戸川区北小岩にある「世界の観葉植物専門店 グリーンインテリア」さんに、植え替えにつての注意点などを伺った。

そもそも、植え替えをしなかったらどうなるのだろうか?

「根詰まりをおこし植物の生育が悪くなります。葉先が枯れてきたり、土が湿っていても葉が萎びれてきたり、生育期なのに新芽が伸びてこなかったりします。また土自体の栄養分も抜け、水やりをしても吸収しにくくなってきます」

植え替えは植物の生育にとってかなり重要なことのようだ。では、植え替えをするときのポイントをあげてもらったのでご紹介したい。

●植え替え5つのポイント
・植え替えに適した時期におこなう
・植物に適した土を選ぶ
・植物に合った鉢を選ぶ
・植え替え後の植物の置き場に気をつけること
・植え替え後2週間は肥料等を与えない

「まず、植え替えに適した時期とは、最低気温が15度以上ある5月から9月あたりまでです。寒さに強い植物は4月でもおこなえますが、基本的にはこの時期がよいでしょう。なかでも5月から6月がベストと言われています。ちなみに、7月後半から8月は暑さに弱い植物もあるためなるべく避けたほうが良いかもしれません」

なるほど。では植物に合った鉢とは、いったいどれくらいの大きさなのだろうか?

「現状のものより、ひと回り大きい鉢が良いでしょう。また植え替え後は、強い風の当たらない比較的明るい日陰に置くようにします」

さらに植え替えには、植物が病気にかかっていたり、根が十分に育っていない場合と避けたほうが良いケースもあり注意が必要のようだ。

「病気の場合は、植物が弱っているのでNGです。また根が十分に育っていないと、植物を鉢から抜いた際に根の周りの土が崩れ、細い根が切れるなどして大きなダメージを受けてしまうんです。すると、植え替え後に逆に弱ってしまう可能性があります」

以上の点に注意しながら、最適なこの季節に植え替えをしてみてはいかがだろうか? もし分からないことなどがあれば、専門店に問い合わせるのもひとつの手だ。

●取材協力
世界の観葉植物専門店 グリーンインテリア
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