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進化するシェアハウス
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岡本温子 (short cut)
2015年2月27日 (金)

街行く人に聞いてみました! シェアハウスって興味ある?

街行く人に聞いてみました! シェアハウスって興味ある?(写真:iStock / thinkstock)
写真:iStock / thinkstock

男女6人がシェアハウスで共同生活をするリアリティ番組『テラスハウス』。その劇場版が、2月14日より公開中だ。

番組の影響もあり、注目されるようになった“シェアハウス”だけど、みんな実際はどのぐらい興味があるんだろう? そこで、18歳~29歳の男女349人に「シェアハウスに興味はありますか?」と、アンケート調査を実施!

約7割のひとはシェアハウスに「興味がない」

すると、全体の70.5%が「興味がない」と回答。その理由を聞いてみると、

・「共同生活は気を遣って疲れそう。一人のほうが気楽に過ごせる」(22歳男性)
・「プライバシーが守られなさそう」(22歳女性)
・「住人間のトラブルが発生しそうでこわい」(24歳女性)

など、共同生活ゆえのストレスやトラブルを気にする意見が多く挙がった。

しかし、残りの「興味がある」と答えた3割の人は、

・「安い家賃で広々としたキッチンやリビングを使える」(24歳女子)
・「『テラスハウス』みたいに建物がキレイでオシャレなイメージ」(22歳女子)
・「人当たりの良い人が集まりそう」(24歳男性)

と、ポジティブな理由でシェアハウスに興味を示す人が多く見られた。シェアハウスといえば、昔は安さ重視で住む場所と考えている人もいたが、『テラスハウス』の影響からか、「オシャレな生活ができる場所」というイメージを持つ人も増え始めているみたい。

最近増えてきたコンセプトシェアハウスについては好印象

では実際は…? というと、最近はオシャレさだけでなく独自のコンセプトを持った面白いシェアハウスも登場している! そんな最新のシェアハウスを、表参道の街角の意見とともに紹介しよう(表参道にて男女30人に街頭アンケートを実施)。

■もとから猫は入居済み! 猫付きシェアハウス

https://suumo.jp/journal/2014/11/19/73213/
※賃料:3万3000円(管理費:2万円) 戸数:3戸

コンセプトは“住める猫カフェ”。ここには、保護団体に保護された猫たちが住んでいる。共有スペースにキャットウォークがあったり、ニオイ・騒音対策がされていたりと、猫と暮らすための設備は万全!

【街頭の声】
・「一人暮らしでペット可の物件を見つけるのは大変なので、もとから猫が住んでいるのはうれしい」(18歳女性)
・「猫好きが集まるから、コミュニケーションが取りやすそう」(19歳女性)
・「一人暮らしで猫を飼うと旅行に行けなくなっちゃうけど、シェアハウスならみんなで協力し合える」(24歳女性)

猫を飼いたくても飼えない人にとっては絶好のシェアハウスみたい。また、「これが猫じゃなくて犬付きだったら住みたい」という犬派の意見も。

■大家族のように暮らせる!? 多世代型シェアハウス

https://suumo.jp/journal/2014/05/02/62336/
※賃料:6万5000円~(共益費:1万円) 戸数:10戸

“子育て”をコンセプトにしたシェアハウス。子育て世代だけでなく、シングルマザー・ファザー、カップル、シニア世代が大家族のように暮らすことを想定して建てられており、43畳(!)のリビングにはヒノキやスギの無垢材を使用。

【街頭の声】
・「子どもがいるシェアハウスって新鮮!」(18歳女性)
・「いろいろな世代の人と交流できて、社会勉強になる」(23歳女性)
・「ヒノキやスギを使った温かみのあるリビングがステキ!」(21歳女性)

“子どもがいる”“家族で住む”という今までのシェアハウスにはなかったコンセプトに興味を持つ人が多かった。世代が違う人同士で住むがゆえの気遣いや大変さもありそうだけど、それがまたリアルな家族っぽい!?

■本気で痩せたい人必見! ダイエットプログラム付きシェアハウス

https://suumo.jp/journal/2012/10/23/30912/
※賃料:5万5800円~7万9800円(共益費:1万4800円) 戸数:51戸

ダイエットをしたい人に向けたフィットネススペースがあるシェアハウス。入居者に対しては、3カ月間のダイエットプログラムが用意されており、専属トレーナーが食事からトレーニングまで徹底サポート!

【街頭の声】
・「一緒に住んでいる人たちと励まし合えるから、ダイエットが続きそう!」(18歳女性)
・「スポーツジムに通うより安上がりかも」(40歳女性)
・「自分では難しい食事の管理を専属トレーナーがしてくれるのはうれしい」(21歳女性)

一人では挫折しがちなダイエットをサポートしてくれるシステムに魅力を感じる人が多数! ストイックな生活を強いられるイメージからか、「短期間なら住んでみたい!」という声も多かった。

今後も、さらに個人のニーズに特化した物件が増えそうなシェアハウス。次の引越しでは、シェアハウスを視野に入れてみるのもアリかも?

[SUUMO賃貸一人暮らし調査]
・調査期間:2015年2月3日~2015年2月4日
・調査方法:インターネット調査
・対象:18~29歳、首都圏で賃貸一人暮らしをしている349名
https://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2015/05/bc10ac9bafd9d682d732341c54161f31.jpg
進化するシェアハウス 首都圏を中心に定着してきたシェアハウス。子育て世帯、ゴルフ好きなどが集まる特徴的なシェアハウスが続々登場。
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