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ISHIYA /企画・エフェクト
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2015年5月2日 (土)

家事を手伝ってくれる人も!?「タイムチケット」って一体何

家事を手伝ってくれる人も!?「タイムチケット」って一体何(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

いまアメリカで人気のサービスに、一時的な用事をやって欲しい人と、それを助けてくれる人をネットを介して繋げるタスクラビットというものがある。日本にも“私の30分、売りはじめます”というサービス、『タイムチケット』があるのをご存じだろうか?

そこで、タイムチケットを展開する株式会社レレレ代表取締役の山本大策さんにタイムチケットについて色々お話を伺った。

まず、タイムチケットとはそもそもどんなサービスですか?

「タイムチケットは、空いている時間をチケットにしてシェアできるサービスです。ホストが発行したチケットは、承認されたゲストが購入できます」

ホストやゲストになると、どんなことができるのでしょう?

「ホストは購入されたチケットの売上を受け取れて、売上の一部を寄付することもできます。ゲストとしてチケットを購入すれば、気になるスキルを持つホストと一緒に時間を過ごすことができるんです」

なるほど。各個人が持つスキルを、空いた時間に他の人にシェアするサービスのようだ。どうしてタイムチケットを始めようと思ったのでしょう?

「『コーヒーミーティング』という“1対1で会ってお茶でも飲んでみましょう”というサービスもやっていて、そのお客様には会っている時間にアドバイスをしたり、相談にのる方が沢山いました。そういった時間を有料サービスに出来るのではないか、と思いタイムチケットを始めました」

具体的にはどんなサービスがあるのですか? 例えば、掃除や洗濯などの家事もやってくれる人が居るのでしょうか?

「中にはそういった方もいらっしゃいますが、家事などの個人的部分にネットで知り合っただけの人間が入って来るというのは抵抗があると思うので、それほど多くは居ません」

サイトを見てみると、「犬の散歩を手伝います」や「家事やります」といったチケットも発売されていた。それでは、どういったサービスが人気なのでしょう?

「約7000種類のサービスがあるなか、会社名を考えたり、ネーミングや広告のキャッチコピーなどクリエイティブ職の方がやられているサービスが人気です」

ほかには起業しようと考えてる人や、これから何かをやりたいと考えている人が試験的にタイムチケットを使いシミュレーションする事もあるようだ。

お金が介在する事により、「余計な気を使わずに会いやすい」というリピーターも沢山いるとのこと。まだビジネス面でのサービスが多そうだが、暮らしの悩みにも紐づくチケットが増えることがあるかもしれない。自分のスキルを時間に困っている人のために、使ってみてはいかがだろうか。

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