住まいの雑学
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SUUMOジャーナル ピックアップ
2013年10月13日 (日)

衣替え、捨てる前にやってみて! アイデア勝負のお手軽リメイク術

ママの着ていたスウェット素材のカットソーを、子ども服二着にリメイク!

10月に入ってから、夏がもどってきたような暑い日が続いたが、そろそろ本格的に衣替えが必要な時期になってきた。衣替えはクローゼットの整理も兼ねているから、時には不要な洋服に気付くこともある。それらの洋服をリサイクルショップやネットオークションで売ることもできるが、最終的に捨ててしまわなければいけない洋服も出てくるはず。そんなときにぜひチャレンジしてみたいのが「リメイク」だ。

そこで今回は、アパレル企業に勤務経験があり、現在2歳11カ月の男の子のママでもある柴田さやかさんに、不要な洋服のリメイク術について伺った。テーマは“大人服を子ども服に”。ママさんらしいアイデアで2つのリメイク服を披露していただいた。

「私の着ていたスウェット素材のカットソーを、子ども服二着にリメイクします。一着のカットソーから、子ども用のズボン(90cmサイズ)とポンチョをつくってみます」(柴田さん)

写真A

【写真A】リメイクの元となるカットソー

【子ども用ズボン】
■準備するもの
・大人用カットソー1枚
・好きな柄の布(12cm×60cm)
・ウエスト用ゴム(44cm)
・ポンチョ用の飾り(なくても可)

■つくり方
1.胴体部分を上下半分にカットする(上はズボン、下はポンチョの材料に)
2.カットソーを裏返し、襟ぐりがズボンのウエストに、袖がズボンの足になるようにイメージして前と後ろの身頃をつまんでいく。ズボンの形になったら前と後ろの中心をミシンで縫う
3.つまんだ部分の余分な生地を切り落とす。股ぐり部分(上半分のカットした裾部分)を中表で縫う
4.好きな布をズボンのウエストと縫い合わせ、ウエストゴムを入れる

写真B

【写真B】ウエスト部分に使った布が可愛らしい雰囲気。柔らかスウェット素材なので動きやすそうだ

【子ども用ポンチョ】
1.カットソーの下半分を用意
2.胴体横の上半分の縫い目を解く(ここがポンチョの袖になる)
3.上の部分を首まわりを残して縫い合わせる
4.袖や首まわりをチロリアンテープやボンボンなどで飾り付ける

写真C

【写真C】簡単な工程でここまでの完成度。ワッペンなどをつけても可愛いかも

「写真のポンチョは、首まわりと袖にブランケットステッチをしていますが、切りっぱなしでも大丈夫。クルンとなって、かわいいと思います。無地でも柄物でも可愛く仕上がるのでぜひ試してみてください」(柴田さん)

今回教えていただいた中で特に秀逸なのは、袖をリメイクしたズボン! いちからつくるときと比べて、縫い合わせる箇所が3分の1以下になるアイデアリメイクだ。着なくなった服でも、パーツとしてならまだまだ現役。組み合わせのアイデアを思いついたなら、思い切ってリメイクにチャレンジしてみては。

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