仲良しカップルで、一緒に住みはじめて日が浅いから荷物も少ない。なので寝室は1部屋、面積も狭めでOK。 だけど、ふたりは共通のこだわりが…。それは「たくさん友達を呼びたい」ということ。
今回は、そんな「友達を家に招きたい」カップルにぴったりな、約50㎡（1LDK）の間取りを、カップルのタイプ別にご紹介します。
■オープンで気軽さ重視のカップルには”玄関開けたらすぐにリビング”
誰に対してもオープンに接するふたり。「今から行ってもいい？」という友達からの連絡には、いつでも「いいよ！」の返事。そんなふたりの部屋には、近所に住む友達や、近くに来たからと寄っていく友達、その友達の友達…と、いつでも誰かがいて、好き勝手にくつろいでいるはず。お茶やコーヒーもみんな好き勝手に入れて、飲んでおしゃべりをしている。そんな気楽な時間がふたりにとっては幸せです。
そんな二人にオススメする間取りのポイントは、玄関を入るとすぐにリビングという配置。ドアを開けっ放しにしていても、来た人の顔がすぐに見られるし、遊びに来る友達も気軽に中に入ることができます。トイレは玄関からすぐなので…案内不要ですね。
キッチンと個室には引き戸がついているので、普段は開けておいて、料理に集中するときや、どちらかが疲れて寝ているときは閉めるなど、必要に応じて仕切ることができるので便利です。
■友達を招いて食事するのが大好きなカップルには”プライベートスペース別”
ふたりそろって家が大好き。特に料理をふたりでつくっているときが一番楽しいというふたり。せっかく腕によりをかけた料理は、友達にも振る舞って喜んでもらいたいので、「今日ごはん食べにこない？」と友達を招いて一緒に食事をすることもしばしば。自然と週末になると誰かを招いて食事をするのが習慣に。
そんな二人にオススメする間取りは、使いやすそうなキッチンのあるLDKはもちろんですが、ポイントはLDKから独立したベッドルームがあること。料理をする機会が多いと、気になるのはキッチンからの煙やニオイ。プライベートスペースが分かれていれば、煙やニオイを気にせずに、料理が楽しめます。LDKもなるべく生活感は出さず、料理をより美味しく味わってもらうよう、レストランのように演出するのもいいですね。
■大人数でのホームパーティが大好きなら”間仕切りはずして広々リビング”
大勢がくるホームパーティーを企画するのが好きなふたり。「○○ちゃんたちが遊びに来るって言っていたよ」「そういや大学のときの仲間が集まろうって話してたな～」「この際だから、みんな一緒に呼んじゃおう！」…といった具合なので、毎回ちょっとした交流会のようになってしまいます。たくさん人が来るからには、日程と時間もきっちり計画を立ててご招待。料理や飲み物は持ち寄ってもらって、会話のきっかけに。知らない人同士が楽しそうに盛り上がっている様子を見るのがふたりの幸せ。
そんな二人にオススメする間取りのポイントは、もちろん「広く使える」こと。この間取りは個室とLDKの仕切りを開けば、約22畳の広い空間になります。普段は散らかっていたり、私物があったりしても、人が来るときには”計画的に”収納スペースにおさめてしまいます。
寝具も、ソファベッドなどコンパクトなタイプを選んで、お洒落な布をかけておけば、たくさん人が来ても座る場所に困りません。
■1LDKでも間取りを工夫すれば、友達が集まる部屋になる
ふたりで住めば、遊びに来る友達も倍になります。若いふたりで借りられる間取りで人を招くのは、難しいように感じるかもしれませんが、自分たちのタイプを知り、それにあった間取りを選べば、限られた空間でも楽しい時間を過ごすことができるはずです。
お気に入りの部屋で一緒に時間を過ごした友達は、一生の宝物になりそうですね。
