ワイヤレス機能を活かした最新ライフスタイルに触れられるショー

本日5月30日より、東京ビッグサイトにて「ワイヤレスジャパン2012」が開催される。このイベントは“ワイヤレス”をテーマとして1995年よりスタート。18年目を迎える今年は、スマートフォンやタブレット端末を中心にさまざまなワイヤレス機器が展示されている。

ワイヤレスといえば、まず思い浮かべるのが携帯電話や無線LANといった通信機器。最近ではパソコンのキーボードやマウス、そしてヘッドフォンなどにも導入されるようになってきたが、ここ最近のめざましい技術進歩により、さまざまなワイヤレスの“カタチ”が提案されているのをご存知だろうか。「ワイヤレスジャパン2012」の中から注目の展示をご紹介しよう。

【NTT DOCOMO 遠くにいる人と空間を共有できる新サービス】
NTT DOCOMOが展示するのは、近未来的な通信サービス「3Dライブコミュニケーションシステム」。同イベントの紹介ページによると「今回の展示では、会話中に話題となったものが映像化されたり、離れた場所にいる相手と本来なら行けないような場所への訪問、例えばバーチャル宇宙旅行を体感できる、新感覚のコミュニケーションを実現するデモンストレーションを行います」とのこと。まるでSF映画に登場するような夢のあるサービスは、会場でも多くの人を集めそうだ。

【NTT 東日本 自由が丘で展開する独自のWi-Fiサービス】
NTTと自由が丘商店街が進めているプロジェクト「自由が丘 光Wi-Fiシティー計画」についての展示。この計画は5月3日からスタートしたもので、駅前から商店街、そしてショップの中まで、広範囲に渡ってWi-Fiルーターを設置し、インターネット接続をどこでも可能としたもの。これによりスマートフォンなどで、クーポン情報やイベント情報を簡単に取得できるようになったという。街の来訪者と店舗とをスムーズに繋ぐサービスとして今話題を呼んでいる。

【アラトーリ 無音で音楽ライブを楽しむ新提案】
ミュージシャン・Aratori氏が提案する無音ライブ。演奏は電子ピアノを使って行われるが、実際の音量はミュートのまま。しかしBluetoothを使って電波として音を飛ばしているので、ワイヤレスヘッドフォンをつければ演奏が聞こえる、というユニークな試みだ。防音施設がいらない新しいライブ形態として注目を集めている。

ここで挙げた3つ以外にも注目の展示は盛りだくさん。一歩進んだライフスタイルに触れることができるので、ぜひ足を運んでいただきたい。