住まいの雑学
池谷梢 /企画・エフェクト
池谷梢 /企画・エフェクト
2014年11月15日 (土)

ブーム到来?『saunner』編集長に聞く最新サウナ事情

女性も注目! サウナ専門誌編集長に聞く、最新サウナ事情(写真: Fuse / thinkstock)
写真: Fuse / thinkstock

近ごろ、サウナがブームらしい。サウナと聞くと、仕事に疲れた中年男性が集まる、失礼ながらむさくるしい場所……という勝手なイメージ。最近はシステムバスルームにもミストサウナ機能がついていたりと、そのイメージも変わってきているが、『saunner(サウナー)』というサウナ専門誌はご存じだろうか? 今年3月に発売し、従来のサウナのイメージを一新させた立役者、小学館の小林編集長に最新サウナ事情について伺った。

日本初のサウナ専門誌『saunner』を発売された経緯は?

「以前は男臭いイメージがあったサウナですが、最近はバーがあったり、若い人や女性も楽しめるような施設も増えているのです。そういう背景がありながら、サウナの専門誌というのはこれまで発売されていませんでした。そのため、進化しているサウナを知ってもらいたいという思いがあり、発売に至りました」

そもそも“サウナー”、“プロサウナー”などの名称は、いつできた言葉なのだろうか?

「“サウナー”というのは誰かが意図的につくったというものではなく、サウナ好きの間から自然発生して使われていた言葉のようです。ちなみに“プロサウナー”というのは、サウナを仕事にしている人ではなく、サウナのヘビーユーザーのこと。1日に複数のサウナをはしごしたり、1週間に10カ所くらいサウナを利用するような人のことです。私もこの本をつくったことでさまざまなサウナに通うようになり、だんだんとプロサウナーに近づいているかもしれません(笑)」

では、小林編集長おすすめのサウナは?

「名古屋にある『ウェルビー』は、本格的なフィンランドサウナがある施設。熱せられたサウナストーンに水をかけて発生させる“ロウリュ”も楽しめます。料理がとてもおいしく、その辺のレストランに負けないくらいです。また女性におすすめなのは、川崎市の宮前平にある『湯けむりの庄』。バーやレストラン、クレンジングや化粧水などのアメニティもあり、手ぶらで行っても楽しめます。大人気で土日には行列ができ、入場制限をすることもあるほどなんです」

小林編集長によると、サウナの醍醐味は“水風呂”だそう。サウナの後の水風呂を楽しめてこそサウナの良さが分かるそうだ。また、初心者がサウナを楽しむコツは“無理をしないこと”。たまには家の近くのサウナへ足を運んで、リフレッシュするのはいかがだろうか。

●取材協力
小学館『saunner』編集長・小林慎一郎さん
HP:http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784091046567
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