住まいの雑学
池谷梢 /企画・エフェクト
池谷梢 /企画・エフェクト
2015年5月11日 (月)

母の日にもらったカーネーション。長持ちさせるには?

母の日にもらったカーネーション。長持ちさせるには?(画像提供:パーク・コーポレーション)
画像提供:パーク・コーポレーション

母の日の定番プレゼント、カーネーション。日ごろの感謝が込められたせっかくの贈り物だけに、できるだけ長く楽しみたいと思う女性も多いことだろう。

そこで今回は、青山フラワーマーケットを運営するパーク・コーポレーションに、カーネーションを長持ちさせるコツについて伺った。

切り花のカーネーションを長持ちさせるにはどうしたら良いのだろうか?

「カーネーションは、ハサミで切るよりも節の部分でぽきっと折ると良いですね。カーネーションは元々丈夫で長持ちする花。普通に活けても2週間くらいは楽しめます。より長持ちさせるには、他の花と同様、切花栄養剤を使うことをおすすめします。また、水が濁ってきたらこまめに替えましょう」

カーネーションが長持ちする花だというのは知らなかった。うれしい驚きだ。活け方のコツも伺ってみた。

「活け方のポイントとしては、短く切って花瓶の縁に花を沿わせるようにするとかわいく決まります」

次に、切り花ではなく、鉢植えのカーネーションを長持ちさせるコツを聞いてみた。

「カーネーションは日当たりの良い場所を好みます。風通しの良い、明るい場所で管理してください。ただし、真夏の直射日光や西日が当たるような場所、朝夕に冷え込むような場所は避けてください」

なるほど。ちなみにカーネーションは、残念ながらドライフラワーなどには向いていないそう。最後に、水やりのコツを教えていただいた。

「土の表面が乾いたら、根元からたっぷりと水をあげてください。カーネーションは高温多湿が苦手ですので、水やりの際に、花や葉に水がかからないように気をつけましょう」

さらに注意点を教えていただいた。

「根腐れの原因になるので、受け皿には水を溜めないようにしてください。鉢と受け皿が一体化している底面給水型の鉢の場合は、皿部分の水がなくなったら、鉢横の穴から水を注ぎ足すようにするとよいですね」

長持ちさせるコツは、カーネーションの特性をしっかり理解することが大切。愛情を注いできちんと管理すれば、切り花でも5月いっぱい楽しむことが出来そうだ。

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