そろそろ暦のうえでは、お彼岸が近づいてきた。このお彼岸、日本に古くから伝わる仏教の行事で、春分の日をはさんで前後3日合計7日間をさし、一般的な家庭ではお仏壇や仏具の掃除をして先祖を供養する期間とされている。
ところでお彼岸に限らず、お仏壇に関して普段みなさんはどれほどの意識を向けているだろうか。何をしたらご先祖様は喜ぶのか、何をしてはいけないのかご存じだろうか。
そこで、お仏壇にまつわる素朴な疑問を株式会社はせがわ営業企画部安藤さんに伺ってみた。
お仏壇を置く際に、位置や方角で注意すべき点はありますか?
仏壇を並べて置いたり、神棚と仏壇を同じ部屋に置いたりしても構わないのでしょうか?
なるほど。どこの世界でもお尻を向けるのは失礼な行動のようだ。では宗派の違う位牌を、同じ仏壇に入れても良いのでしょうか?
お彼岸のときに仏壇に特別にすることなどはありますか?
宗派によって若干の違いがあるようだ。では最後に、生前にお仏壇を買うのは失礼にならないのでしょうか?
仏壇を新しくしたときには、ご本尊様の開眼供養(仏壇開き)をお寺にしてもらえば問題ないようだ。もしお仏壇で困ったことがあれば宗派を明確に伝え、仏具店やお寺へ相談してみると良いだろう。