和歌山に「ラピュタ」の世界がある、そう聞きつけて友ヶ島まで足を運び、いざ砲台跡を目指していよいよ目的の場所にたどり着きました。
第3砲台の将校宿舎がある奥に見えるトンネルをくぐると思わず息をのみました。まさにラピュタ、遺構にあの背の高いロボットが置いてありそうな、歩いていそうな雰囲気が漂っていたのです。

この場所、正確には『棲息掩蔽部(せいそくえんぺいぶ) 』といって、ラピュタのように財宝・・・ではなく「弾薬」が置いてあった場所だったそうです。しかし、第二次世界大戦後に放置されてからもとても保存状態がいい。
アーチ状の入り口から中に入ることもできますが、電灯などは当然ありません。下に降りる階段もいくつかありましたが先は真っ暗、本格的な懐中電灯がないと昼間でもかなりの恐怖を味わいそうです。(実際に1人で降りる勇気がありませんでした、申し訳ありません)

どんどん先に進むと『砲座』がありました。大砲を据え置いていた場所で、第3砲台に8門もあります。直径3.5mの砲座はとても大きいものの残念ながら雨水が溜まっていました。
ここも赤レンガに緑が生い茂ってなんとなくラピュタっぽい。

さて、ここ以外の砲台もラピュタの雰囲気ありです。
海のそばにある第2砲台も風格タップリ。海岸線に位置することで敵艦に発見されやすく頑丈に作られたのでしょうか。ただ、終戦後に米軍に爆破されたらしく、主要部は立ち入り禁止。友ヶ島には、合計5
の砲台をはじめ、海軍聴音所や照明所などもあって1日ではとても全部は回れません。

実はこれらの砲台跡、最近、若者たちに密かに人気を集めているようです。というのも「廃墟マニア」をはじめ、アニメ好きたちが訪れて“コスプレ”の写真撮影までしているとのこと。
私が行ったのが平日だったので船の乗客すら少なかったものの、第3砲台でその廃墟を撮影する若い女の子に遭遇したほどですから、休日はもっと多いはず。「ラピュタの実写版を撮影するなら絶対にここ!」と言われているのも、ある意味行ってみて納得です。

しかし、友ヶ島は砲台跡だけではありません。釣りやハイキング、キャンプもでき、山道では野生のシカやリスなどにも遭遇し、海を望む絶景はすばらしかったです。こんなに自然にあふれる場所がまだ日本にあり、しかも大阪から日帰り圏内で行けるのでとてもおすすめ。あなたも「ラピュタ」の世界、味わってみませんか?

和歌山市加太観光協会


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