暖かい季節が来たとはいえ、夜はまだまだ冷える日も。お風呂でしっかり体を温めてから、寝たいものである。そんなときに便利なのが、体を芯から温めてくれるバスソルトだ。このバスソルトは簡単に手づくりできるうえに、アロマをプラスして香りも楽しめるという優れもの。
そこで今回は、All About「アロマテラピー」ガイドである中野智美さんに、アロマ入りバスソルトのつくり方を指南していただいた。まず、バスソルトの効能について。
なるほど。さっそくつくり方を聞いてみた。
●バスソルト(1回分)
<材料>
・塩(岩塩や海塩など、精製されすぎていない自然塩)…大さじ1~2
・好みのエッセンシャルオイル…1バスタブにつき1~5滴
<つくり方>
1.清潔なガラス容器に塩を入れ、オイルを落として竹串などで混ぜる
2.ガラス瓶に入れてふたをし、日のあたらないところで保管する
ところで、“1バスタブ”とは聞き慣れない単位だが?
エッセンシャルオイルの合計量で考える、ということだそうだ。次にこのバスソルトに使う、春におすすめのエッセンシャルオイルとその香りの働きも聞いてみた。
●ローズマリー
新生活にも慣れてきて一息つきたい、ちょっと無気力気味かも? そんなときに。
●カモミールローマン、ゼラニウム、ラベンダー
〝とにかくリラックスしたい……”、そんなときに。
どの香りもフローラルトーンで癒やされる上、肌への刺激になりにくいという特長があるそう。柑橘系、スパイス系の香りは肌がピリピリしてしまう人もいるので、避けた方がいいかもしれない。
バスソルトはつくり置きすることは可能なのだろうか?
毎回ちがう香りを楽しむのがよさそうだ。最後に、バスソルトを使うときの注意を教えていただいた。
思いのほか簡単につくれるバスソルト。お好みの香りでぜひ試してみてはいかがだろうか。