2015.10.02

お台場でビール祭り！お台場オクトーバーフェストが10月2日から開催！

日々涼しくなっていくなか、全国各地で開催されてきた屋外でのビールイベントもいよいよ終盤戦を迎えようとしています。今回は、老若男女すべての方がそれぞれの楽しみ方で参加できる「お台場オクトーバーフェスト」をご紹介します。

飲んで、しゃべって、歌って、踊って、オクトーバーフェストの醍醐味は、人それぞれです。明るく陽気に、皆さんなりの楽しみ方をぜひともご堪能ください。

そもそも「オクトーバーフェスト」って何？

なんと、はじまりは結婚式だった！

ひとことで言ってしまうと、ドイツのミュンヘンで毎年行われているビールのお祭りです。2014年には、16日間の開催期間で約640万人が訪れ、700万リットルのビールが消費されたと発表されています。

とは言いましても、そもそもは1810年に行われた当時のバイエルン王国王太子の結婚式がその始まりです。当初はビールはあまり関係なく、競馬やスポーツ大会がメインだったようです。その後、戦争や疫病などによって開催されない年もありましたが、19世紀後半よりビールイベントとしての色合いが強くなり、現在の形へと発展してきました。

現在でも、オクトーバーフェストの見どころのひとつとして、初日には結婚式を模したパレードがミュンヘン市内を会場まで練り歩き、その開催を華麗に演出します。

会場は東京ドーム9個分もある広い敷地で、地元ミュンヘンの6大醸造所はそこに1万人前後を収容できる巨大なテントを14個も設置・運営。もちろんその他にも多くの屋台が立ち並び、移動遊園地まで楽しめてしまいます。

「お台場オクトーバーフェスト」ここがポイント

昼と夜は違う顔！特に夜のテント内ステージは必見！

「お台場オクトーバーフェスト」は、昼と夜、それぞれでまったく違う表情を魅せてくれることが大きなポイントです。

昼は言うまでもなく、広々とした大空の下で開放的な気分でビールを飲む時間が何物にも代えがたい安らぎを与えてくれます。また家族連れも多く、お酒が飲めない方や、苦手な方でもドイツ料理、仲間との会話を楽しみながら、穏やかな時間を過ごせます。

しかし、最も注目すべきは夜のテント内かもしれません。ドイツ楽団の演奏と共に、来場者も活気づき、テント内全体で歌って踊ってと、大盛り上がりのステージが繰り広げられます。気が付けば、見ず知らずの人とも仲良く飲んでいる、ということも。
その時々の気分に応じて、お台場オクトーバーフェストの色々な表情をお楽しみください。

そして、オクトーバーフェストを楽しむために最も重要なポイントをひとつ。席に着くとき、飲み始めるとき、隣りにいる人に笑顔で「プロースト！（Prost＝乾杯）」と声をかけましょう。

もちろん、声をかけられたら笑顔で「プロースト！」と応えましょう。ほんの些細なことです。ぜひ実践し、皆で笑顔を増やしていきましょう。

さぁ！ビールを飲もう！乾杯だ！

種類が豊富！違いを味わい、好みを探そう！

「ビールの種類が多すぎて何が何だかわからない」。オクトーバーフェストに限らず、ビールイベントに参加された方からよく聞く声です。

せっかく本場ドイツから直送された樽生ビールを何種類もまとめて飲める機会ですから、より好みに合ったビールを飲んでいただくために、ドイツビールのスタイルを簡単にではありますがご説明いたします。

「メルツェン」：その年の3月に仕込みを始めたオクトーバーフェストのために作られた長期熟成ビール。トーストのような香りをもったまろやかな味わいです。

「ヴァイス」：いわゆる白ビールと日本で呼ばれるビール。小麦麦芽を多く使っているため、きめ細かな泡とバナナのような甘い香りが特徴です。

「ピルスナー」「ラガー」：日本の大手ビールのほとんどがこのスタイル。上品なホップの香りと苦味、のどごし爽やかな味わいで、さまざまなフードとの相性も抜群です。

「デュンケル」「シュバルツ」：濃い茶色から黒といった濃色のビール。濃い色合いと甘い香りはうってかわり、すっきりとしたシャープな味わいです。

「ボック」：麦芽の香りが強い、ハイアルコールビール。麦芽特有の甘みがしっかりとしていて、ゆっくりと飲むのに最適です。

「ラオホ」：燻製の香りがするどっしりとしたビール。燻製好きにはたまらない、かなり特徴的な香りと味わいです。

また、国内の醸造所ではありますが富士桜高原麦酒の提供するビールもぜひ飲んでいただきたいと思います。「World Beer Award」や「International Beer Cup」などで毎年のように受賞している、本格的なドイツスタイルのビールを作る世界的に認められた醸造所です。いずれのビールも醸造家さんの想いが感じられるすばらしいビールです。

ドイツミュージックも楽しもう！

本場の音楽を、本格的な演奏で楽しめるのが魅力！

オクトーバーフェストと言ったら、絶対に欠かせないのがドイツ楽団による演奏。特に「お台場オクトーバーフェスト」は、日本国内のオクトーバーフェストでもトップクラスの盛り上がりに定評があります。

本場ミュンヘンからやってくるバンドが、会場の雰囲気を盛り上げるため、伝統的な民族音楽からドイツロックや懐メロ、そして当然「乾杯の歌」と、さまざまな曲を演奏してくれます。

なかでも、「むかでの行進」や「チキンダンス」は、会場にいる人皆で踊れますので、ぜひ一緒に踊って楽しんでください。

お約束の「乾杯の歌」は日に何度も演奏されますので、皆で声を張って歌い、周りにいる人たちや、バンドメンバーとも気軽に「プロースト！」してください。

※この記事は2015年9月時点での情報です