スキンケアやメイクアップの時間は女子力をキープするための大切な日課。では世の女子たちは家の中でどのような美容時間を過ごしているのでしょうか?リクルート住まいカンパニーは美容クチコミサイト@cosmeと共同で、@cosmeメンバー1,000名に美容と住まいに関する調査を実施。ここでは、おうち美容の実態と部屋に関する不満点、美容女子が理想とする家の設備・仕様、そして理想の部屋を見つけるためのポイントを紹介します。
みんなが平日に美容・健康のための行動にかける時間は合計78.1分。具体的にみると、朝のスキンケアが6.9分とメイクアップが12.1分、夜のスキンケア10.2分、入浴30.6分、エクササイズ・ストレッチ8.3分という結果に。平日の朝というと、通勤や通学の準備で忙しい時間帯ですが、スキンケアとメイクアップの合計だけでも19分と、しっかり時間をかけているのが分かります。
ただし、実態としては全体の約7割が「ながら美容」を行っているということが明らかに。フリーコメントを見てみると、「テレビを見ながら美顔ローラーを使っている」「パソコンをしながらスキンケアやストレッチ」といったことをしているようです。美容・健康のためにしっかり時間をかけつつも、「ながら美容」で効率的に乗り切っている、また「すきあらば美容してしまおう」という美容への積極性が垣間見れる結果となりました。
また、調査結果からは美容女子ならではの不満ポイントも見受けられました。「ご自宅でスキンケアやメイクアップをするうえで場所、設備のどのような点に不満を感じていますか。(複数回答)」という問いに対して、洗面所の収納(32.8%)や居室の収納(23.7%)、洗面所の照明(20.6%)や居室の照明(20.1%)、居室への採光(自然光がほしい等)(19.0%)や洗面所への採光(自然光がほしい等)(18.1%)、居室の温度(断熱性など)(18.6%)といった「収納」、「照明」、「採光」「温度・湿度」に対する不満が、全32項目中10項目が15位以内を占め、高い傾向にあることが分かりました。
さらに、美容・健康のために自宅での意識や行動としてあてはまるものをたずねたところ、1位「部屋の中でも紫外線にあたらないようにしている」(31.7%)2位「UVケアのために、カーテンや窓に何か工夫をしている」(31.2%)3位「暖房や冷房は肌のためになるべく乾燥しないものを選ぶ」(25.4%)4位「肌のために、一年を通じて加湿器などを使って加湿している」(16.1%)と、紫外線対策が1位,2位を占め、乾燥対策が3位4位と続く結果となりました。
実際に、「美容のために、ご自宅のインテリアや家具、内装、雑貨など、何か工夫やアレンジをしていることはございますか。(自由回答)」という問いに対しては、「カーテンを全て遮光に変えた」「乾燥はしないよう、加湿器を使い、洗濯物を干す」という回答が見られました。このように、おうち美容のうえで不満点はあるものの、自分で工夫して解消しようとしている人が見受けられました。
では、おうち美容をする際に理想的な家の設備・仕様というのは具体的にどのようなものなのでしょうか?
表1をみると、「美容・健康配慮の共用施設」のほか「UV対策」「採光(自然光)確保」「乾燥対策」「代謝促進」と、上記で紹介した現在の部屋に対する不満や美容健康のために工夫している行動を反映した結果になりました。
このように、おうち美容を行ううえでは、「収納」だけでなく「乾燥対策」「UV対策」など、美容女子ならではの理想は尽きないことが分かりました。すべての理想を叶えるのは金銭的な事情があるものの、少しでもキレイになれる部屋に住みたいのが美容女子のホンネと言えそうです。予算内に収めつつも、理想の部屋を見つけるためにはどんな方法があるのでしょうか。ここではインターネット検索を想定した部屋探しの方法を紹介します。
該当する物件にたどりつけない場合はまずは築年数を古くしてみる、次に駅からの距離を長くしてみる、エリアを広げるなど試してみると理想の部屋にたどりつけるかもしれません。
理想の部屋を見つけてより美しくなれるかも?