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SUUMOジャーナル 編集部
2014年2月19日 (水)

@cosmeメンバー1000人大調査 「約7割の女子が『ながら美容』」その実態は?

女子のながら美容の実態とは?(写真:写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

スキンケアやメイクアップの時間は女子力をキープするための大切な日課。では世の女子たちは家の中でどのような美容時間を過ごしているのでしょうか?リクルート住まいカンパニーは美容クチコミサイト@cosmeと共同で、@cosmeメンバー1,000名に美容と住まいに関する調査を実施。ここでは、おうち美容の実態と部屋に関する不満点、美容女子が理想とする家の設備・仕様、そして理想の部屋を見つけるためのポイントを紹介します。

おうち美容の実態は、「ながら美容」をしている人が約7割

みんなが平日に美容・健康のための行動にかける時間は合計78.1分。具体的にみると、朝のスキンケアが6.9分とメイクアップが12.1分、夜のスキンケア10.2分、入浴30.6分、エクササイズ・ストレッチ8.3分という結果に。平日の朝というと、通勤や通学の準備で忙しい時間帯ですが、スキンケアとメイクアップの合計だけでも19分と、しっかり時間をかけているのが分かります。

ただし、実態としては全体の約7割が「ながら美容」を行っているということが明らかに。フリーコメントを見てみると、「テレビを見ながら美顔ローラーを使っている」「パソコンをしながらスキンケアやストレッチ」といったことをしているようです。美容・健康のためにしっかり時間をかけつつも、「ながら美容」で効率的に乗り切っている、また「すきあらば美容してしまおう」という美容への積極性が垣間見れる結果となりました。

不満点は「収納」「照明」「採光」「温度湿度」に関するもの。みんなが美容・健康のために工夫していることは?

また、調査結果からは美容女子ならではの不満ポイントも見受けられました。「ご自宅でスキンケアやメイクアップをするうえで場所、設備のどのような点に不満を感じていますか。(複数回答)」という問いに対して、洗面所の収納(32.8%)や居室の収納(23.7%)、洗面所の照明(20.6%)や居室の照明(20.1%)、居室への採光(自然光がほしい等)(19.0%)や洗面所への採光(自然光がほしい等)(18.1%)、居室の温度(断熱性など)(18.6%)といった「収納」、「照明」、「採光」「温度・湿度」に対する不満が、全32項目中10項目が15位以内を占め、高い傾向にあることが分かりました。

さらに、美容・健康のために自宅での意識や行動としてあてはまるものをたずねたところ、1位「部屋の中でも紫外線にあたらないようにしている」(31.7%)2位「UVケアのために、カーテンや窓に何か工夫をしている」(31.2%)3位「暖房や冷房は肌のためになるべく乾燥しないものを選ぶ」(25.4%)4位「肌のために、一年を通じて加湿器などを使って加湿している」(16.1%)と、紫外線対策が1位,2位を占め、乾燥対策が3位4位と続く結果となりました。

実際に、「美容のために、ご自宅のインテリアや家具、内装、雑貨など、何か工夫やアレンジをしていることはございますか。(自由回答)」という問いに対しては、「カーテンを全て遮光に変えた」「乾燥はしないよう、加湿器を使い、洗濯物を干す」という回答が見られました。このように、おうち美容のうえで不満点はあるものの、自分で工夫して解消しようとしている人が見受けられました。

美容女子が理想とする家の設備・仕様のキーワードは「美容・健康配慮の共用施設」「UV対策」「採光(自然光)確保」「乾燥対策」「代謝促進」

では、おうち美容をする際に理想的な家の設備・仕様というのは具体的にどのようなものなのでしょうか?

@cosmeメンバー1000人大調査 「約7割の女子が『ながら美容』」その実態は?

※住まいについての新しいアイデアがあります。お読みになり、それぞれについてあなたにとってどの程度魅力的だと思いますか。*アイデア20項目それぞれについて「家賃が上がってもほしい」「家賃が変わらないならほしい」「家賃に関係なく不要」の選択肢を用意し、いずれか一つを回答。「家賃が上がってもほしい」のみを集計

表1をみると、「美容・健康配慮の共用施設」のほか「UV対策」「採光(自然光)確保」「乾燥対策」「代謝促進」と、上記で紹介した現在の部屋に対する不満や美容健康のために工夫している行動を反映した結果になりました。

理想の部屋を見つけるには、「間取り」「築年数」などで選択肢を広げつつ「こだわり」を貫くこと

このように、おうち美容を行ううえでは、「収納」だけでなく「乾燥対策」「UV対策」など、美容女子ならではの理想は尽きないことが分かりました。すべての理想を叶えるのは金銭的な事情があるものの、少しでもキレイになれる部屋に住みたいのが美容女子のホンネと言えそうです。予算内に収めつつも、理想の部屋を見つけるためにはどんな方法があるのでしょうか。ここではインターネット検索を想定した部屋探しの方法を紹介します。

【ポイント1】間取りは1LDKに加え1DK、2DKにもチェック
DKタイプはLDKタイプより家賃が総じて割安。ダイニングやキッチンが居室と引き戸等でつながっていればLDKのようにして使えることも。
【ポイント2】こだわり条件は理想追求
「風呂・トイレ別」「化粧洗面台あり」ほか「ウォークインクローゼット」「浴室乾燥機」)など大切にしたいポイントは諦めずにチェックしてみよう。
【ポイント3】ねらい目は、築年数が古くリフォーム済みの物件
設備や内装が新築並みで、賃料がお手ごろなことが多いので築年数を古くしてみよう。
【ポイント4】人気駅ずらし
人気駅の隣駅などにずらすことで家賃が下がり、希望の部屋が見つかる可能性が広がります。

該当する物件にたどりつけない場合はまずは築年数を古くしてみる、次に駅からの距離を長くしてみる、エリアを広げるなど試してみると理想の部屋にたどりつけるかもしれません。
理想の部屋を見つけてより美しくなれるかも?

「美容と住まいに関する意識調査」調査概要
調査目的:・美容への意識が高いと思われる@cosmeメンバーの美容や住まいに対
する実態、不満、要望を聞くこと
     ・美容と健康に配慮したお部屋の条件を探ること
調査期間:2013年12月17日(火)~12月19日(木)
調査方法:インターネット調査
調査対象:・18~49歳の@cosmeメンバーの女性(集計対象数1000)
     ・住まいやインテリアに何らかの興味がある(Qインテリアに対する興味5段階尺度でBottom1まったく興味・関心はない」の回答者は対象外)
     ・美容、健康に興味がある(Q美容・健康に対する興味度5段階尺度でBottom1「まったく 興味・関心はない」の回答者は対象外)
     ・一人暮らし、二人暮らしの賃貸住宅居住者(家賃の「全額もしくは一部」を「自身または配偶者」が払っている)
「美容グッズの収納場所は?」など、調査結果をさらに詳しく紹介しています。
 “コスメ美女子”のための理想のキレイ部屋をつくろう計画Vol.1
 みんなの“おうち美容”の実態 大調査(@cosme掲載)

HP: http://www.cosme.net/html/ad_spc/1402_beautyroom
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