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2016.01.05

仕事疲れにゆったり。あえて行きたい!東京・千葉のおすすめ銭湯6選

約700軒以上の銭湯が存在している東京は、全国屈指の「銭湯天国」です。銭湯と言えば、ケロリン桶に、湯上りの牛乳、そして、壁に描かれた「銭湯富士」。

銭湯に富士山のペンキ絵が登場したのは、1912年に東京都千代田区猿楽町にあった「キカイ湯」に静岡県出身の画家・川越広四郎が富士山を描いたことがきっかけとなり、多くの銭湯へと広がりました。仕事帰りに疲れを癒せる、東京と、お隣千葉のオススメ銭湯をご紹介します。

1.戸越銀座温泉

現代の「銭湯富士」に出会える、戸越銀座の銭湯。

戸越銀座温泉
こちらは、今では数少ない伝統ペンキ絵師中嶋盛夫氏が手掛けた富士山のペンキ絵だ。
戸越銀座温泉3

もう一方の絵画は、遊びゴコロ溢れる現代アートに仕上がっている!

戸越銀座温泉2

銭湯富士をモダンな雰囲気で味わえる温泉銭湯。館内には「月の湯」と「陽の湯」の2つの浴場があり、男女日替わりで利用できる

2007年4月にグランドオープンした温泉銭湯「戸越銀座温泉」。壁面を飾るのは、現代美術家の遊びゴコロ溢れる現代アートに仕上がっている富士と、伝統ペンキ絵師中嶋盛夫氏が手掛けた富士山のペンキ絵の二種類の富士です。

天然の黒湯温泉に身を浸しながら、伝統と革新が共存する富士を楽しめます。館内には「月の湯」と「陽の湯」の2つの浴場があり、男女日替わりで利用できます。仕事帰りに立ち寄れる、深夜1時までの営業も嬉しいですね。

戸越銀座温泉
TEL/03-3782-7400
住所/東京都品川区戸越2-1-6
営業時間/15時~翌1時(日祝は8時~12時。15時~翌1時)
定休日/金
料金/大人460円、小学生180円、小学生未満2名まで無料
アクセス/都営浅草線戸越駅より徒歩3分
「戸越銀座温泉」の詳細はこちら

2.大田黒湯温泉

蒲田名物・黒湯の温泉から「これぞ銭湯富士」を望む。

大田黒湯温泉

1955年創業の現在で4代目となる老舗銭湯、大田黒湯温泉。東京都内の銭湯ながら、木々に囲まれた露天風呂や、たっぷりと黒湯で満たされた内湯を楽しめる老舗銭湯です。レトロな浴場に描かれた堂々たる富士山のぺンキ絵が湯面に反射して良く見えるのも、蒲田名物の真っ黒なお湯ならではです。

大田黒湯温泉

銭湯なのに露天風呂!露天風呂はひとつなので、月の前半と後半で男女が交替

大田黒湯温泉

ペンキ絵が湯面に反射して良く見えるのも、蒲田名物の真っ黒なお湯ならではだ

創業は1955年、現在で4代目となる大田区の老舗銭湯「大田黒湯温泉」。蒲田名物の黒湯でたっぷりと黒湯で満たされた内湯と、東京都内の銭湯ながら木々に囲まれた露天風呂が人気です。レトロな浴場に描かれた堂々たる富士山の姿も必見です。

ペンキ絵が湯面に反射して良く見えるのも、蒲田名物の真っ黒なお湯ならではです。露天風呂はひとつなので、月の前半と後半で男女が交替となっています。老舗銭湯ならではのどこか懐かしく、ホッとする雰囲気も楽しめます。

大田黒湯温泉
TEL/03-3731-7761
住所/東京都大田区西蒲田6-5-17
営業時間/15時~翌0時30分 ※1月より15時30分~23時30分
定休日/水
料金/大人460円、小学生180円、小学生未満80円
アクセス/JR蒲田駅より徒歩10分
「大田黒湯温泉」の詳細はこちら

3.押上温泉 大黒湯

金色に輝く富士山が待つ下町の人気銭湯。

大黒湯
浴場の背景画は中島氏が2~3年おきに書き換えるという。銭湯のシャッターには東京スカイツリー(R)の絵が!
大黒湯

1949年創業の老舗銭湯が、2014年4月にリニューアル。新しさと懐かしさが共存する空間

大黒湯

男女日替わり(奇数日:男性、偶数日:女性)の大露天風呂からは東京スカイツリー(R)を一望!

東京スカイツリー(R)や浅草に近く、外国人や観光客も多く訪れる温泉銭湯「押上温泉 大黒湯」。1949年創業の老舗銭湯が、2014年4月にリニューアルして新しさと懐かしさが共存する空間に変身しました。

ペンキ絵師の中嶋氏が手掛けた金色の富士山はもちろん、東京スカイツリー(R)を望む贅沢な露天風呂やウッドデッキと魅力が満載です。東京スカイツリー(R)を望む大露天風呂は、男女日替わり(奇数日:男性、偶数日:女性)となっています。

押上温泉 大黒湯
TEL/03-3622-6698
住所/東京都墨田区横川3-12-14
営業時間/15時~24時(土は14時~、日祝は13時~)
定休日/月(月曜祝日の場合翌日休み)
料金/大人460円、小学生180円、小学生未満80円
アクセス/JR錦糸町駅より徒歩10分、東京メトロ押上駅より徒歩6分
「押上温泉 大黒湯」の詳細はこちら

4.松の湯

気取らず、飾らず。これぞ漁師町の銭湯!

松の湯

松の湯

JR銚子駅からも歩けるが、銚子電鉄の仲ノ町駅や観音駅も近い

例年、全国屈指の水揚げ高を誇る千葉県の銚子漁港。かつて、漁師たちに愛された銭湯が何軒も点在したこの街には、現在2軒を残すのみとなってしまいました。そのひとつが「松の湯」です。年季の入ったタイルや、洗い場のケロリン桶、熱々のお湯など、昔ながらの雰囲気が魅力です。地元の常連さんが多く、気さくにふれあいを楽しめるのもポイントです。

12時30分と比較的早くから営業するのも、漁師町ならでは。こぢんまりしたサイズの浴槽に熱々のお湯、海に出てハードワークをこなした漁師さんに愛される銭湯です。

松の湯
TEL/0479-22-5475
住所/千葉県銚子市新生町2-12-24
営業時間/12時30分~22時30分
定休日/不定
料金/大人370円、小学生160円、小学生未満60円
アクセス/JR銚子駅より徒歩12分

5.浅間湯

地元で愛される銭湯。どこにでもありそうでここにしかない空間。

浅間湯
入浴剤を入れた薬湯。この日は綺麗なエメラルドグリーン色。ひとつの浴槽をふたつに仕切っており、左側が激熱!

浅間湯

銭湯好きにはたまらない、幻の白ケロリン

浅間湯

広々とした洗い場にカランが整然と並ぶ。天井が高く開放的なのも◎

浅間湯
昭和のまま時間が止まっているかのような脱衣所。レトロなベンチがキュート

ドキッとするほど熱々の湯が特徴の「浅間湯」。それでも地元の人は涼しい顔で入っているので驚きます。入浴剤が入れられた鮮やかな色の薬湯に満たされたタイル貼りの湯船は、2つに分かれており、そのうちのひとつが激熱です。

脱衣所には、昭和のまま時間が止まっているようなレトロなベンチが設置されていたり、また洗い場には幻の白けろりん桶があるなど、銭湯好きにはたまらない空間となっています。銚子に根付いた銭湯カルチャーを体験してみましょう。

浅間湯
TEL/0479-22-4888
住所/千葉県銚子市愛宕町3702
営業時間/16時~22時
定休日/第2・3日、8月のみなし
料金/大人370円、小学生160円、小学生未満60円
アクセス/銚子電鉄本銚子駅より徒歩2分

6.あづま寿司

銭湯帰りの一杯はここ!

あづま寿司

銚子つりきんめを使った「金目の釜飯」が名物メニューだ

漁師町を訪れたらやっぱり海鮮です。銚子産の魚介を使った逸を楽しめる「あづま寿司」は、湯上りの一杯を楽しむのにぴったりです。名物メニューの「金目の釜飯」もいただきましょう。

あづま寿司
TEL/0479-22-5961
住所/千葉県銚子市三軒町8-21
営業時間/ランチ11時30分~14時(LO13時30分)、ディナー17時~21時(LO20時30分)
定休日/火
料金/金目の釜飯1700円
アクセス/JR銚子駅より徒歩7分

まとめ

いかがですか。仕事帰りに立ち寄って疲れを癒すのにもぴったりの銭湯、新さと懐かしさが共存する銭湯、地元に根付く銭湯と、それぞれの魅力がいっぱいです。銭湯ならではの人との触れ合いも楽しんでみてはいかがでしょうか。

※この記事は2015年12月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

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