月見の風習は中国から日本に伝わり、平安時代から始まったとされている。一般的に行われるようになったのは江戸時代からで、各地方によって風習も異なり、作法もまちまちながらも月見の宴を催し、各々自由に楽しむのが最近では一般的なようだ。
そこで今回は、愛知県豊田市足助町にある香嵐渓(こうらんけい)で100人が集まり月見の宴を楽しむ『香嵐渓月見の会』について、足助観光協会会長の鱸さんにお話を伺った。まず、香嵐渓月見の会を始めたいきさつを聞いてみた。
発足当時から1月には七草粥、2~3月にかけては中馬のおひなさんなどの、地域に根付いた観光イベントをAT21俱楽部では行っているようだ。では、この香嵐渓月見の会は、どのような内容の月見の会なのだろうか?
100人もの人が集まり行う月見の会とは驚きだ。料理も出されるようだが、どういった料理なのか気になるところ。
懐石料理風で、いろいろな素材を楽しめ、地元の鮎やイノシシなどもあるという、月見にはもってこいの宴のようだ。
毎年楽しく参加されているリピーターも多く、今年で19回目になるのもうなずける。今年は9月8日に行われ、定員が埋まり次第受付終了となるので、興味のある方は足助観光協会に問い合わせてみてはいかがだろう。