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2015年3月8日 (日)

敷金、戻ってきて! 原状回復のプロに聞く“お掃除ポイント”

敷金、戻ってきて! 原状回復のプロに聞く“お掃除ポイント”(写真: iStock / thinkstock)
写真: iStock / thinkstock

新年度を前に、引越しを控えている方も多いだろう。それまで住んでいた部屋の壁や床の傷・汚れを補修して、なるべく敷金が返って来るようにしたいとは誰もが考えること。そんなとき、素人でも手軽にできる修復方法は無いものだろうか?

そこで、賃貸物件の原状回復に特化したリフォーム会社「原状回復ドットコム」に、素人でもできる補修や部屋をきれいにするポイントを聞いてみた。

部屋を引き払う際に、床や壁などの傷や穴を補修するにはどうすれば良い?

「ホームセンターなどで補修材などが売っているので、ビスや釘程度の穴ならそういった補修材で何とかなると思います」

【画像1】市販のものを使ってこんな風に傷を補修できる(画像提供:エイチエフユナイテッド株式会社)

【画像1】市販のものを使ってこんな風に傷を補修できる((画像提供:エイチエフユナイテッド株式会社)

市販のもので対応が可能なようだが、こんな注意点も教えてくれた。

「ただし、とくに大きな傷を補修する場合などに、ついやり過ぎて、かえってそこが目立ってしまうことが多いので気をつけてください」

大きな傷や穴の場合は、やはり素人に補修するのは難しいよう。それでは、ほかにどんなことをすると良いのだろう?

「第一印象を綺麗に見せることが大事なので、まずは丹念に掃除をすることが大切です。ポイントとしては水回りですね。キッチンもそうですが、トイレやお風呂場をきれいにしておくと良いと思います」

具体的に、どんな場所をきれいにすると印象が良くなるのだろうか?

「お風呂場は鏡、コーキング部分(目地部分など)やネジのカビ、床や壁もきれいにしておくと印象が良いです。便器まわりも当然、便器の中もきれいにしておきましょう」

つい、床や壁の傷・汚れに目が行きがちだが、細かい部分をきれいにする視点はプロならでは。

とにかくパッと見たときに“きれいに使っているな”という印象を与えられるよう、丹念に掃除することが重要なようだ。この春引越しをする人は、このようなポイントを頭に入れておくといいかもしれない。

●取材協力
原状回復ドットコム
HP:http://www.genjoukaihuku.com/index.html
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