「歴史認識と東アジアの平和」フォーラムが沖縄初開催


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第14回「歴史認識と東アジアの平和」フォーラム・沖縄会議で基調報告をする登壇者ら=31日午前11時半ごろ、宜野湾市の沖縄国際大学

 日中韓3国の学者らが集まり東アジア平和共同体実現の基礎を築くことを目的とした第14回「歴史認識と東アジアの平和」フォーラム・沖縄会議が31日、宜野湾市の沖縄国際大学で開会した。2002年から毎年、日中韓の持ち回りで開催しており、沖縄での開催は初めて。120人が来場している。

 基調報告で琉球大学の島袋純教授が、国連などに沖縄の現状を報告している島ぐるみ会議の活動などを紹介した。このほか中国から中国社会科学院近代史研究所の歩平研究員、韓国からは大林大学の李智媛教授が登壇した。
 午後は「アジアから見る沖縄戦70年と基地」などをテーマに沖縄大学の若林千代教授らが登壇する。
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