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2015.12.11

去年より人気の県はどこ?年末年始に人気な観光県トップ10【2015〜2016】

もうすぐ年末年始。年末年始の計画を、忙しくてまだたてていない人に朗報です!

旅行サイト『じゃらんnet』は、年末年始の期間(2015年12月23日(水)~2016年1月3日(日))の宿泊予約状況より、昨年と比べて予約数がアップした県をランキングでご紹介。

ランクインした人気急上昇県は、なるほど納得のあの地方が多数。さっそく、結果をcheck!

※宿泊予約(人泊数):『じゃらんnet』データよりレジャー予約のみ算出(1室利用人数1名予約は除く)

【1位】石川県 50%UP

 北陸新幹線開業後、各メディアがこぞって特集を組むなど注目度の高かった石川県が納得の第1位。日本三名園の一つ「兼六園」に代表される古都金沢の魅力はもちろん、「加賀温泉郷」や開湯1300年を迎える「粟津温泉」などポテンシャルの高い温泉地が数多くあることも年末年始の旅行先として選ばれる要因に。

兼六園
幻想的な五箇山合掌造りのライトアップ
■イベント ピックアップ!
金沢香林坊地区の国道157号沿いがイルミネーションで飾られる「ツリーファンタジー」。詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_174363/

【2位】富山県 48%UP

 富山、新高岡、黒部宇奈月温泉の三駅を北陸新幹線が停まる富山県が堂々の2位。富山湾には新鮮な魚介類が集まり、ブランド魚として知られる氷見の寒ブリはまさに今が旬。散策が楽しい「富岩運河環水公園」、世界遺産登録20周年を迎えた「五箇山合掌造り集落」、厳かな雰囲気が漂う「国宝・瑞龍寺」など、見どころも尽きない。

五箇山合掌造り集落
五箇山合掌造り集落
■イベント ピックアップ!
日本有数の豪雪地帯にある集落がやわらかな灯りで照らし出される「世界遺産 菅沼合掌造り集落 ライトアップ」。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_175908/

【3位】福井県 40%UP

 冬の味覚の王者と言われる越前ガニのシーズンとあって、例年福井の冬の温泉地にはたくさんの人が訪れるが、北陸新幹線がさらに人気を後押しした結果の3位。カニのほかとらふぐ産地の北限といわれる若狭ふぐもおすすめ。大波が激しく打ち付けられる東尋坊は冬の日本海ならではの光景で、寒いが見ごたえ抜群だ。迫力満点の「福井県立恐竜博物館」は大人も子供も楽しめる。

福井県立恐竜博物館

巨大な恐竜が出迎えてくれる「福井県立恐竜博物館」

■イベント ピックアップ!
一般の参拝客も鐘をつくことができる、「永平寺の除夜の鐘」。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_176410/

【4位】茨城県 38%UP

 こちらも開業効果というべきか、上野東京ラインの開業で首都圏からのアクセスが便利になった茨城県。外国人観光客にも人気上昇中の「国営ひたち海浜公園」では1月~2月にロウバイや寒咲きナノハナが見ごろを迎える。茨城を代表する冬の味覚・あんこうは、12~2月が肝が肥大し、美味しい時期と言われている。厳冬期には氷瀑になる「袋田の滝」も必見。

袋田の滝

迫力満点の「袋田の滝」

■イベント ピックアップ!
太平洋で初日の出を拝むなら、大洗磯前神社の「初日の出奉拝式」へ。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_177938/

【5位】山形県 36%UP

 火山情報が引き下げられた蔵王を有する山形県が人気を持ち直す格好に。スキー場の基地となる蔵王温泉、大正ロマンを感じさせる銀山温泉など、冬にうれしい魅力的な温泉地が県内に点在する。

冬ならではの「蔵王の樹氷」は、スキー客ならずとも一度は見ておきたい。「鶴岡市立加茂水族館」には世界最大級のクラゲ大水槽がある。

鶴岡市立加茂水族館
幻想的な展示の「鶴岡市立加茂水族館」
■イベント ピックアップ!
蔵王の地蔵山西斜面に成長するアイスモンスター「樹氷」のライトアップ。夜間運行される「蔵王ロープウェイ」から観賞できる。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_175874/

【6位】福島県 35%UP

 震災以降、落ち込んだ旅行者数が回復しつつある東北地方から福島県がランクイン。東北の玄関口で首都圏からのアクセスもよく、歴史深い観光地や温泉地が点在する。

難攻不落の城と言われた「鶴ヶ城」、寄棟造りの建物が整然と並ぶ「大内宿」等、雪景色の中で見る風景は格別だ。

鶴ヶ城

会津若松市のシンボル「鶴ヶ城」

■イベント ピックアップ!
大晦日の夜から新宮熊野神社で行われる「絵ろうそく祭り」。108本の絵ろうそくが、参拝客の足元を幻想的に照らす。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_176703/

【7位】群馬県 29%UP

 草津温泉、伊香保温泉はじめ無数の温泉地を有する群馬県。アクセスのよいスキー場も多く、ウィンタースポーツ派にも◎。温泉&冬の王道レジャーである雪遊びをまとめて楽しむにはぴったりの県だ。

観光を楽しむなら、2014年に世界遺産登録された「富岡製糸場」も見逃せない。

草津温泉
草津温泉のシンボル湯畑
■イベント ピックアップ!
榛名湖畔にあるビジターセンター付近の遊歩道や木々、湖面の一部が約55万球のイルミネーションで飾られる「榛名湖イルミネーションフェスタ」。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_175881/

【8位】青森県 27%UP

 寒い冬を冬らしく過ごすなら、本州最北端の青森へ。日本海のパノラマが開ける「黄金崎不老ふ死温泉」、名物のヒバ千人風呂がある「酸ヶ湯温泉」など名湯・秘湯の宝庫だ。

新鮮な魚介類を買ってその場で食べられる八戸の「八食センター」も、外せないスポット。アート派には「十和田市現代美術館」がおすすめだ。

十和田市現代美術館

多様な作品に触れられる「十和田市現代美術館」

■イベント ピックアップ!
大晦日は、メモリアルシップ八甲田丸で行われる「八甲田丸カウントダウンイベント」に出かけてみては?
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_176432/

【9位】埼玉県 26%UP

 蔵の街並みが残る川越、自然豊かな秩父等、都心から好アクセスながらバラエティ豊かな観光地に恵まれている埼玉県。鉄道好きならずとも楽しめる「鉄道博物館」、北欧をイメージしたあけぼの子どもの森公園など、ほかにはないスポットも多い。みそポテト、行田ゼリーフライなどご当地グルメの宝庫で食べ比べも楽しい。

鉄道博物館

体験型の施設が充実した「鉄道博物館」

■イベント ピックアップ!
けやき150本が20万球のイルミネーションで彩られる「さいたま新都心けやきひろばイルミネーション Dance with Twinkle Lights」
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_174040/

【同率10位】秋田県 25%UP

 水深日本一と言われる田沢湖がある秋田県。雪景色の中で見る、るり色の湖面は実に神秘的だ。「乳頭温泉郷」、「玉川温泉」など名湯も多い。稲庭うどん、冬にうれしいきりたんぽ鍋など有名グルメも揃う。

大晦日の晩には、鬼のような装束に扮した町内の若者たちが各家々を巡る。「男鹿のナマハゲ」が男鹿半島一円で行われる。

ナマハゲ

秋田を代表する伝統行事「男鹿のナマハゲ」

■イベント ピックアップ!
新年を祝う花火が田沢湖金色大観音で打ち上げられる「田沢湖金色大観音 除夜の花火奉納」。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_176684/

【同率10位】長野県 25%UP

 北信州を中心に良質なスキー場が点在し、ウィンタースポーツが盛んな長野県。国宝松本城や善光寺など有名な歴史スポット、サルが目の前を行き来する地獄谷野猿公苑など、様々な楽しみ方ができる懐の深い県だ。

山岳県だけに魅力的な温泉も数多くあり、共同温泉が13ある野沢温泉では外湯巡りが人気。

地獄谷野猿公苑
湯浴みするおサルに会える「地獄谷野猿公苑」
■イベント ピックアップ!
ゲレンデでカウントダウンをするなら、「白馬コルチナスキー場」へ。年越しカウントダウン・たいまつ滑走・NEW YEAR花火と、イベントがいっぱい!
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_176753/

【同率10位】岡山県 25%UP

 瀬戸内海と中国山地が美しい景観を作る岡山県。運河が流れ、古い町並みが両側に続く「倉敷美観地区」は穏やかな時間が流れる人気観光スポットだ。日本三名園のひとつ「岡山後楽園」も風情がある。

温泉好きなら野趣あふれる「砂場露天風呂」は必須。ひるぜん焼きそば、デミカツ丼、ホルモンうどんなど人気のご当地グルメも多数ある。

砂場露天風呂

湯原温泉郷にある「砂湯露天風呂」

■イベント ピックアップ!
湯郷温泉の吉野川河川公園では大晦日から年始にかけて「ハッピーニューイヤー花火」を開催。
詳細はコチラ→https://www.jalan.net/event/evt_176807/

まとめ

今年注目されたエリアが多数ランクインしていた人気急上昇県ランキング。行ってみたい場所、新たに興味が出てきた場所はありましたか?予定が決まっている人もまだの人も楽しい年末年始になりますように★

※この記事は2015年12月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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