偏差値って一体何なの?わかりやすく説明します!【ミニコラム】
模試や受験を経験する方なら誰もが知っている偏差値ですが、「偏差値って結局何なのだろう?」と疑問に思っている方も多いと思います。そこで偏差値について、分かりやすく説明していきます!
偏差値はどうやって計算するの?
偏差値とは50を平均として、自分の成績が母集団(所属する学校や受けた模試の学生)の中でどのぐらいの順位にいるのかを表した統計的な数字です。母集団のレベルに大きく左右されるため、例えばテストの点数は60点だったけど試験自体が難しく、他の学生の点数も低かった場合、自分の偏差値が高く出たりします。
大学の偏差値を見るときの注意点
大学の偏差値は公式に発表されているものではなく、大手予備校がそれぞれ実施している模擬試験のデータをもとに算出しているものです。当然模試を受けている学生のレベルに左右されるので、駿台模試では65~70くらいの早稲田の偏差値も、進研模試だと80近くになったりします。集計の出し方も予備校ごとに差があります。
絶対的なものとして考えずあくまで参考程度に!
偏差値は模試を受けた学生の出来によっていくらでも変動しうるものですので、一喜一憂せずにあくまで参考程度に考えておきましょう!特に大学の偏差値も、絶対的な数字というものはなく、少しでも高い方が絶対に凄いというわけでもありません。あくまで自分が入りたい大学に入るための「尺度」としてとらえ、それが「目的」になってしまわないように気を付けてくださいね!