県産品の消費拡大へ 県が民間事業者を支援


社会
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 県産食材や県産品の消費拡大を目的に県は、県産品のPR活動や県産品フェアなどを実施する民間事業者を支援する取り組みを始めた。県から認定を受けた7つの事業者らは県産品食材を使ったレシピ集やパンフレットの作製、久米島産車エビフェア、グルメグランプリへの出場などを通じて、県産品の知名度向上を目指す。

 今回の取り組みは2013年度から始まった「旬」県産品消費拡大構築事業の一環で、事業費は1千万円。PRの対象となる県産品は、沖縄産マンゴー、黒糖、南城市産ハーブ、久米島産車エビ、沖縄そば、勝連産もずく、県産青果品、海ぶどうなど。商工会や観光協会、漁協、民間企業が一体となって県産品のPR活動を展開する。
 事業の実施主体は、ロイヤルエンターテイメント、南城市観光協会、久米島商工会、沖縄そば発展継承の会、勝連漁協、県中央卸売市場売買参加者協同組合、日本バイオテックの7社。
 【琉球新報電子版】

県から支援を受け、県産品のPR活動に取り組む観光協会、漁協、民間企業のメンバーら=20日、県庁